「健康のためには減塩」に
疑問を持った時に
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食事における健康指導で「血圧が上がるから塩を控えましょう」「健康のためにもっと減塩しましょう」といわれ、実行してはみるものの実際には血圧が思うように下がらなかったり、薄味になってしまって折角の食事が美味しく感じられなかったりして、「本当に減塩をすれば健康になれるの?」という疑問を持つ人が増えています。

このサイトはそんな疑問を持った人に、私たちの健康と塩の大切な関係を知ってもらうためのサイトです。

ぜひ今日からお役立ていただけると幸いです。

塩は本当に悪者でしょうか?


今の健康指導の風潮から、塩はあたかも悪者のように扱われていますが、果たして塩は本当に悪者なのでしょうか?身体検査の結果で血圧が高めだと、決まって言われるのが「塩分を控えて下さい」ですが、ほとんどの方は塩を減らしても血圧は下がりません。なぜならば、ほとんどの方は塩が原因での高血圧ではないからです。むしろ実は砂糖や油物の食べ過ぎの方が主原因だと言っても良いでしょう。但し、「塩化ナトリウム」がほとんどの精製塩を使っている方は注意が必要です。精製塩は体内のミネラルのバランスを崩し、やはり血圧を上げてしまう傾向があるからです。要するに塩で問題なのは「塩化ナトリウム」の過剰摂取なのです。

古代、食塩は貴重な存在だった
 

古代ローマ時代には、塩が給料でありました。サラリーマンの「サラリー」の語源は塩の事です。「サラダ」はもともと生野菜に塩をふりかけて食べたものを言いました。

日本でも「敵に塩を送る」と言う言葉が残っています。
当時、武田信玄が上杉謙信と戦う時「塩の補給路」を断たれた武田方が塩不足で戦意喪失し、弱っていることを知った上杉が「塩で勝ったとあっては武士の名折れだ」といい同じ条件で勝敗を決めようと武田に塩を送ったところから生まれた言葉で、「正々堂々」の意味で今でも使っている言葉です。

また、時の支配者は荒くれ者の武将たちを「塩の配合でコントロール」していたとも言われています。
戦いのときは塩を与え、平時は大人しくさせるために塩抜きを行い調整していたという話もあります。「塩抜きの刑」と言って一切塩を与えないという刑罰があったぐらいです。

勿論、当時の塩は「塩化ナトリウム」ばかりの精製塩などありませんでしたから、本物の海塩を作っていたはずです。製塩技術は財産とも言えたでしょう。
世間では、摂り過ぎの情報はいくらでもありますが、不足した場合の情報は意外と少ないようです。特に夏場の塩分不足は深刻です。汗と共に失われて行く「ナトリウム」は普段塩分を控えている人ほど不足しがちです。「体内のナトリウム」が不足してくると、めまい、ふらつき、脱力感、食欲不振、頭痛、などが起こり、重篤な場合は命に係わるくらいの危険な状態になる事さえあります。.

塩と私たちの生命との関係


さらに時代を遡りますが、古代生命は海の中で誕生し長い歴史の中で魚類から両生類へと進化しやがて陸に上がり哺乳類へと発展してきました。

それまでは、常に海の成分に触れていなければ生きることが出来なかった生命は、進化の過程で「血液」と言う海の成分を体内に取り込むことで陸に上がることが出来たと言われています。ですから、私たちの体液は海の成分に酷似しているのです。

つまり、常に塩と水は欠かせない存在と言うわけです。
水はなければ生きて行けないのは皆様もご存知ですよね。それと同時に塩も無ければ人間は生きては行けないものなのです。


ナトリウム不足が危険なことも!?

世間では、摂り過ぎの情報はいくらでもありますが、不足した場合の情報は意外と少ないようです。特に夏場の塩分不足は深刻です。汗と共に失われて行く「ナトリウム」は普段塩分を控えている人ほど不足しがちです。

「体内のナトリウム」が不足してくると、めまい、ふらつき、脱力感、食欲不振、頭痛、などが起こり、重篤な場合は命に係わるくらいの危険な状態になる事さえあります。


海の塩と食卓の塩

ご存知の通り、海水に含まれる成分は「塩化ナトリウム」ばかりではありません。

ミネラルのカルシウム、カリウム、マグネシウムを始め微量ミネラルの鉄、亜鉛、マンガン、銅、超微量ミネラルのセレン、モリブデン、クロム、コバルトと言った、微量ですが大切な成分が含まれているのに対して、精製塩はほぼ99%が「塩化ナトリウム」であります。

工業用としては精度が問われますが、食用としましては、前者が良いのは当然です。またお医者様は、塩とは「塩化ナトリウム」だという前提で「控えなさい」とおっしゃるため、本来の塩は必要不可欠な物なのです。

塩を摂らないとどうなるか?

塩分摂取量は人により或いは季節により変わって来ます。

例えば、一切の塩を抜いたと仮定しますと、低ナトリウム血症となる事が予想されます。
症状は、「倦怠感、頭痛、吐き気・嘔吐、浮腫、頻脈、喉の渇き」などがあり、重症化すると「脱力、傾民、意識障害、けいれん」などが起こってきます。

そんな時は、少し濃いめのみそ汁を飲んだり、塩をそのまま舐めてみると、すごく美味しく感じることが多いと思います。身体が自然と欲しているのです。

その体調不良は塩不足かも

世間一般では、「減塩」が当たり前になっている昨今、「塩分は毒だ」とさえ言われていますが、確かに摂り過ぎは良くないのですが、控えなくても良い方々が「減塩」をしていることが多々あります。

塩不足になると、身体は様々な注意信号を出し始めます。
①夜中に足がつる「こむら返り」
②体温が下がる「低体温」
③寒がり「冷え体質」
④慢性の頭痛「頭痛・頭重」
⑤立っているとくらくらする「めまい」
⑥風邪をひきやすくなる「免疫力低下」
など

現代人は、甘い物ばかり食べて塩を摂らない方が緩み体質となり、最近増えているのが「逆流性食道炎」です。
知り合いの薬剤師さんに言わせますと10年くらい前までは、「胸焼け」と言っていた症状だと言っておられました。

「減塩」ではなく「適塩」にしましょう。


では、適当な食塩摂取量とは?

厚生労働省では、2015年4月より男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満が適当と言われていますが、あくまでも目安でしかありません。
なぜなら、年中汗をかく環境なのか、そうではないのか、暑い夏なのか、寒い冬なのかによっても必要量は変わって来るからです。
これは、安静にしているときとマラソンをしているときの脈拍の違いと同じように、決して一律には決められないことです。

それでは、どうすればよいのかですが、塩を一口舐めてみて下さい。それで「美味しい」(不足)と感じるか「しょっぱい」(足りている)と感じるかで判断する(バロメーターならぬベロメーター)と言うのが現実的だということです。同じ量を舐めていても、その時により舌が感じる状態は変わって来るはずです。それが「適塩」を判断する方法です。

高血圧の原因=塩のウソ

1953年アメリカの高血圧専門医のメーネリー博士の実験が元で高血圧=塩の摂り過ぎと言う図式が出来上がっていますが、その実験と言うのが10匹のネズミに通常の20倍もの高塩分食を6ヶ月間食べさせ、そのうち4匹が高血圧になり、残りの6匹は正常のままだったということですが、血圧が上がった4匹を取り上げて高血圧の原因は塩だという結論を導いたという事です。

そして1960年には、同じくアメリカの高血圧専門医のダール博士は塩の摂取量と高血圧の関係を論文にして発表しました。その内容とは、日本の東北地方に高血圧患者が多いことに着目し、東北地方と九州地方との比較で、塩の摂取量の多い東北地方は、比較的少なめの九州地方より高血圧の発症率が高いという結果で、メーネリー博士の説の裏付けを行うこととなったのですが、寒い地方では家の内外の温度差が大きいことによる血圧の上昇は加味されておらず、そのまま「やはり塩が高血圧の原因だ」との結論に至ったという経緯があるのです。

しかし、確かに塩が原因で血圧が上がるのであれば、塩を摂らなければ下がらないとおかしいわけですが、実際に減塩をして血圧が下がる人はほんの一握り(100人に2~3人)だと言われています。
私個人といたしましては、塩よりも例えば砂糖や油物の摂り過ぎの方が血圧を上げる原因としてもっと危険ではないかと思っています。

塩の歴史(専売制)

明治38年に塩専売法は施行され、高度経済成長と共に、工業用の塩が大量に必要となり、それまでは塩田で作られていたところを全部つぶし、工場地帯へと姿を変えて行きました。それと同時に製造法も効率を上げるため、イオン交換式製塩法にとって代わり、「塩化ナトリウム」純度99%の塩が売られるようになって来ました。

それでも一部の自然派運動家が製塩を続けるために政府に働きかけ、一か所だけ「研究機関」と言う名の下、製塩を続けることを許されました。

それが大島の「海の精」と言う塩です。時代は移り変わり、自然運動の高まりもあり、平成9年には塩専売法は廃止となり、各種の塩が出回ってきて、今では輸入物(岩塩・天日塩)も含めて多くの種類の塩を選ぶことが出来るようになって来ました。有り難いことです。

日本人は減塩では元気が出ない!?



海に囲まれた島国の私たち日本人は、塩とは切っても切れない関係にあります。

昔から動物性食品は海の物から摂取していました。魚を始めとして「海老・イカ・タコ・あさり・しじみ」などの魚介類で補給していたのです。それは長い歴史から培われたもので、動かしようのない事実なのです。また、その食生活が日本人には一番合っているのです。
戦後にいわゆる欧米食「肉・卵・牛乳・乳製品」などの動物性食品を多く食べるようになってからは、病気も欧米化してきました。もともと「ごはん・味噌汁・ぬか漬け」などの和食には塩が欠かせない調味料だったのです。

野菜類に含まれる「カリウム」と塩の含まれる「ナトリウム」をうまく使いこなすことにより、バランスを取っていたのです。野菜は生で食べるよりも塩と一緒に食べた方が美味しく食べる事が出来ます。この「おいしく食べる」事こそが塩の適量を食べる事につながるということです。


食塩感受性の強い人・弱い人

塩を摂ることにより血圧が上がる人を食塩感受性の強い人と言いますが、実はその比率は100人の内2~3人くらいと言われています。残りのほとんどの人は食塩感受性の弱い人で、血圧と塩の関係性が弱い人ということになります。
ですから、一律に塩分を減らしてもほとんどの方は血圧が下がらないのです。

それどころか、血圧が正常の方まで「塩は血圧に良くない」といって摂らないようになってしまっている傾向にあり、「塩不足の人」が増えているように思います。

しかし、良質な塩(いわゆる自然海塩)を摂っている限り、身体に良くないということはありません。むしろ不足する事の害が増えているように思われてなりません。

一番気になるのが「低体温」です。体温が低め傾向ですと、免疫細胞の働きが低下することが分かっていますので、例えば「ガン」を患っている方に平熱を尋ねますと例外なく35度台前半が多いです。ですから、やたらに塩を控えすぎてしまうと弊害もあるのだと言うことも是非覚えておいて下さい。因みに理想の体温とは、36.5℃~36.8℃位が良いと言われています。結構高めです。


ナトリウムの単独摂取こそが問題

一般的には「塩」=「塩化ナトリウム」だと思われているようです。確かに塩の主成分は「塩化ナトリウム」ではありますが、あくまでも主成分であって「そのもの」ではありません。「塩の摂り過ぎは良くない」ではなくて「塩化ナトリウム」だけを偏って摂る事こそが問題なのです。ですから「塩」=「塩化ナトリウム+ミネラル+微量ミネラル等」と言うことになります。

このミネラルの中には、血圧を上げるのを抑える働きのあるものが含まれていますので、そのミネラルを取り除いた「精製塩」はあまりお勧めできません。

出来る限りいわゆる「自然塩」を選んでいただくことをお勧めいたします。


むしろ積極的に摂りたい塩

春後半から夏場にかけて、塩はますます重要な働きをし、無くてはならない存在となります。
よく天気予報で「今日はかなり気温が上昇するので、小まめな水分補給が必要です」などと言っているのをよく聞きますが、本当は「小まめな水分と塩分補給を忘れずに」が正しいのです。勿論その際は「精製塩」ではなく「天然塩」を使うのが良いのです。

一口に「塩」と言っても数多くの種類が存在しています。
その中でも、日本人にとっては「海水塩」がお勧めです。健康面から言いましても和食が良いのは当たり前ですので、しいて言えば「国産の物で海水から作った塩」と言うことになります。
大島の「海の精」、宮古島の「雪塩」、粟国島の「粟国の塩」、奥能登の「海水塩」などがありますが、どれも甲乙付け難い高レベルの塩たちです。

海の精

雪塩

粟国の塩

海水塩

ひとくち舐めてみて、美味しい塩は身体が欲しているのです。


最近では、天然塩以上に更に健康効果が期待できる「還元塩」が評判を集めています。「還元塩」の中では「竹塩」が有名です。元々は韓国産の物が有名ですが、今注目されるのが佐賀県の海塩と北九州の孟宗竹の竹炭を一緒に高温で焼き上げた「国産の竹塩」です。この塩は「還元塩」と言って、酸化して古くなったものを元に戻そうとする性質があり、水道水の残留塩素も消去するところから、食用としても浴用やスキンケアにも使う人もいます。

国産竹塩で注目されている

『超還元弥盛塩』

最後に

 ご紹介をした塩は、体が欲しているミネラルのバランスに富んだ塩ばかりですので、気になっていた高血圧もむしろ安定してきたり、体も気力も活力が戻って元気になったという声が多く聞かれる本物の塩です。

 「健康と美味しい食事は良い塩選びから」です。

 ぜひご自身にあった塩を選んで、日々の健康に役立てていきましょう。

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