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自らエネルギーをつくる

エネルギーを自らつくることは、これまで当たり前のように手にしてきた食、暮らし、インフラ、政治などに、自ずと目を向けるようになります。

誰かにお任せだった社会から、わたしたちが主役の社会へ――。


PV-Net 静岡地域交流会は、そんな地域社会の実現をめざして活動しています。

ごあいさつ

念願だった静岡地域交流会のホームページを立ち上げることができました。静岡県内の太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)会員をはじめ、多くの方に活用していただければ幸いです。

全国のPV-Net会員2,500余名のうち、静岡地域交流会の会員は現在220名。東京、神奈川に続く、三番目の規模となっています。また、静岡地域の活動を担う15名の世話人は、多様なメンバーがそろい、それぞれの得意分野を活かし、さまざまな取り組みを行っていますが、活動・人材ともに、より幅を広げていきたいと考えています。

当ネットワークは、メーカーや事業者とは関係なく、太陽光発電ユーザーの立場から、自然エネルギーの健全な普及を目指す団体です。わたしたち静岡地域交流会もその一員として、より質の高い社会貢献・地域貢献活動ができるよう努力する決意です。ぜひ、わたしたちと一緒に活動してください!

PV-Net 静岡地域交流会世話人一同

お知らせ

活動紹介


市民共同発電所の建設・運営
2012年に「合同会社静岡市民共同発電所」を設立し、今日までに7つの発電所の建設・運営を手がけています。

フォーラム・見学会
会員の交流や学びの機会として、学習会・見学会を開催。2017年は掛川市で、電気とお湯を同時につくるハイブリッド型太陽光パネルを体験するなど、最先端の再エネ技術に触れました。

イベント出展
地域の催しや環境イベントへの出展協力、太陽光発電による生グリーン電力のステージ供給などを行っています。

会員宅へのPV点検
I-Vカーブトレーサー、赤外線カメラなどの測定機器をそろえており、希望する会員宅へPV点検を実施しています。

電力のスイッチング支援
わたしたちの発電所から生まれた電気は、新電力会社のみんな電力へ供給を行っています。その電気を、地域や会員のみなさんに使っていただくべく、電力会社の切り替えサポートを進めています。

世話人会の開催
活動の展開、情報の共有を目的に、コアメンバー(世話人)による会議を年9回程度、実施しています。

イベント出展
地域の催しや環境イベントへの出展協力、太陽光発電による生グリーン電力のステージ供給などを行っています。

市民共同発電所プロジェクト

  • 休耕地や斜面など、使用用途のない土地を有効活用
  • 自然に負荷をかけない小規模分散型(10~20kW)
  • 地域とのつながりを重視
わたしたちはこれらのモットーを掲げ、市民共同発電所をつくってきました。市民共同発電はさまざまな事情で自宅に太陽光発電を設置できない人でも、「出資」という形を取ることで気軽に参加できる仕組みです。社会や地域に貢献できるなど、たくさんの可能性を持っています。

静岡市民共同発電所1号機
(伊豆の国電気の畑)

静岡地域交流会有志により合同会社を設立。疑似私募債による資金調達を行い、山中の牧場遊休地にボランティア方式で建設を行いました。本プロジェクトの成功により、市民共同発電所の建設が各地で進んでいます。

静岡市民共同発電所2号機

建設場所は元別荘地。発電所内には独立型のバッテリーを設置しており、地域住民はコンセントから電気を使用することができます。スマホの充電はもちろん、セニアカーやEVの充電も可能で、非常時の緊急電源としても期待されています。

静岡市民共同発電所3号機

伊豆の国市立花台の団地の一角にあり、落ち葉や雑草で住民を悩ませていた遊休地に建設。発電所の完成により、世話人メンバーや出資者が定期的に草刈りを行うようになったことで、地域から喜ばれるようになりました。

静岡市民共同発電所4号機

PV-Net会員所有の元ブルーベリー畑を転用し、建設を行いました。

静岡市民共同発電所5号機

休耕地を転用したソーラーシェアリング方式。発電所の下に10区画の市民農園をつくり、希望者に貸し出しています。完成式には町内会の方々も参加。無料コンセントも活用されており、地域に愛される発電所です。

静岡市民共同発電所6号機

売電収益のほぼすべてを、原発事故で被ばくした牛たちの保護・飼育を続ける福島県浪江町の「希望の牧場・ふくしま」の支援に充てています。発電所の周囲には清らかな桃沢川が流れるなど、自然に恵まれたロケーションです。

静岡市民共同発電所7号機

洋画家・中西繁氏が、伊豆の国市の旧奈古谷温泉を改装し、地元アーティストや市民団体の交流拠点となっている「伊豆の国アートビレッジ」。その裏山に建設された発電所は、同施設、日本オオカミ協会静岡支部、静岡地域交流会の三者で運営を行っています。

湖西市シンジョソーラー発電所

世話人の夏目和久氏と、その仲間の共同出資による地域発電所。浜名湖の西側湖岸にある元研修施設の屋根に設置を行いました。

コアメンバー紹介

ー前列左からー
山田 夕(三島市)、河口佐知子(伊豆の国市)、鮫島嗣視(磐田市)、森 純男(伊東市)、矢崎義烈(富士市)、鈴木秀利(富士市)、田中東紀男(沼津市)

ー後列左からー
植松克己(沼津市)、伊藤博文(函南町)

このほか、高嶋太郎(静岡市)、園田利朗(静岡市)、大庭満治(裾野市)、大庭正義(長泉町)、夏目和久(湖西市)、榑林陵(静岡市)

以上15名が世話人会を運営しています。

太陽光発電の故障やトラブルなど技術的な相談をメールで受け付けています。
JPEA(太陽光発電協会)が認定する「PVマスター保守点検技術者」がお答えします。会員以外の方もお気軽にご相談ください。
PV-Net静岡地域交流会へのお問い合わせ、イベント申し込み、取材依頼などはこちらからお願いいたします。
PV-Net 静岡地域交流会では、太陽光発電に関する最新情報やトラブル事例の共有や学習、会員相互の連携・交流を通じて、太陽光発電のすばらしさを多くの人たちに伝えています。ぜひ参加して、わたしたちと一緒に活動しませんか?