バックパッカーを始めた18歳の私。 行きの飛行機内からすでに、旅の出会いというものに感動した。
ネパールでは、一本のペンを願いながらも手にできない貧しさの中で、輝き潤う子供たちの瞳に価値観を変えられた。
オマーンでは、今時こんなのあるか?と憤りを越える男尊女卑の社会に、ただ驚いた。
インドでは、豪華絢爛な結婚式が出来るお金持ちのすぐ隣で、明日への希望すらなさそうなスラムを見て、想像を越える経済格差に絶望した。
ポーランドでは。人々の凛とした空気に、新しい刺激受けた。
チリでは、大きな国かと思ったけど、意外と田舎者やなと落胆する嫌なめにあった。
ボリビアでは、小さな国だけど、壮大な景色があることを知った。
ドイツでは、ソーセージとビール以外なんかあるの?という期待をいい意味で裏切られた。
メキシコでは、誘拐寸前で逃げ切り、やっぱり危ないことを学んだ。
台湾では、50年前の日本にタイムスリップした気分になった。
フランスでは、イメージしてるほど綺麗なものばかりでないことに気付かされた。。。。
まだまだありますが、全ては書ききれません。
いいことばかりではない、私の旅日記ですが、全て私の財産です。
あらゆるところで出会った人たち、文化や哲学が私に大きな影響を与え、
自分で何とか乗り気ってきた事実が、ある程度の自信を持たせ、
度胸と好奇心だけで突き進んできた私の旅は、一生の宝です。
こんな素晴らしい宝は、自分で一歩を踏み出したから。
それに尽きる、と思います。
ただ思っているだけでは、何も得られない。
夢があるなら、手を伸ばす。
得たいと思うなら、努力する。
出来るようになるまでやり続ければ、出来ないことなんて何もない。
そこまでの気持ちと覚悟があるか?だけです。
その気持ちと覚悟を少しでも感じるのなら、あとは一歩を踏み出すだけ。