2021年4月より日本体育・スポーツ・健康学会に新設されました「体育・スポーツ政策専門領域」の代表を務めることとなりました。本専門領域は、2018年4月2日に専門領域の申請を行い、同年10月14日に体育・スポーツ政策専門領域設立発起人会(代表 齋藤健司)が設立準備のために必要な申請書類を提出し、その後の審議を経て、2020年6月27日の日本体育学会総会において新設が承認されたものです。その後、日本体育学会会員である発起人らにより、2021年2月5日に第1回設立準備総会を開催し、「体育・スポーツ政策専門領域規約」及び「体育・スポーツ政策専門領域役員選出内規」を議決し、役員選挙を実施し、2月26日の第2回設立準備総会において選挙結果を確認し、専門領域の代表、副代表、運営委員、事務局長を承認しました。2021年4月より、運営委員会を開催し、新領域の組織体制の整備や日本体育・スポーツ・健康学会の各種委員の選任などの活動を行っています。また、2021年4月より新領域への会員の登録を随時受け付けているところです。
日本体育学会においては、これまでにも体育やスポーツに関する政策を研究のテーマとしている会員が多数存在していましたが、専門の領域がなく、各領域に分散して個別に研究が行われてきました。しかし、体育・スポーツ政策に関する問題・課題は現実の社会の中でも急激かつ多様に生じており、日本体育・スポーツ・健康学会においても現実の政策課題を解決したり、政策提言を行ったり、学際的な議論を深め、関連する研究の専門化を進めていく必要性が生じてきていると考えます。この体育・スポーツ政策専門領域では、政策研究に関心のある会員の皆様が一堂に会し、学際的、領域横断的に体育・スポーツに関する政策研究を自由に行っていただくために新設されました。本専門領域が政策に関心を寄せる多くの皆様が参画し、学際的で活発な研究交流を行い、有意義な研究の機会となり、研究成果を発信していく砦として発展していくことを祈念しております。
また、本専門領域は、日本体育・スポーツ・健康学会の中の会員の研究交流の場であるだけでなく、学会の外に広がりを見せて参りました体育・スポーツ政策に関係する様々な公的機関や国内外の関連学術団体とも連携を図り、体育・スポーツ政策の分野の中で1つのプラットフォームとして学術ネットワークを形成していきたいと考えております。本専門領域に入会いただくことで国内外の関連する実務や研究の動向が把握でき、グローバルで専門的な学術情報の共有が成し遂げられるようにしていきたいと考えております。
最後に、本専門領域を通じて、体育・スポーツに関する政策研究が益々進展し、会員の皆々様とともに、合理的で、科学的で、正しい体育・スポーツの未来を築くべく研究交流を紡いで参りたいと思います。皆様のご参画とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年6月25日
体育・スポーツ政策専門領域
代表 齋藤健司
2021年4月より日本体育・スポーツ・健康学会に新設されました「体育・スポーツ政策専門領域」の代表を務めることとなりました。本専門領域は、2018年4月2日に専門領域の申請を行い、同年10月14日に体育・スポーツ政策専門領域設立発起人会(代表 齋藤健司)が設立準備のために必要な申請書類を提出し、その後の審議を経て、2020年6月27日の日本体育学会総会において新設が承認されたものです。その後、日本体育学会会員である発起人らにより、2021年2月5日に第1回設立準備総会を開催し、「体育・スポーツ政策専門領域規約」及び「体育・スポーツ政策専門領域役員選出内規」を議決し、役員選挙を実施し、2月26日の第2回設立準備総会において選挙結果を確認し、専門領域の代表、副代表、運営委員、事務局長を承認しました。2021年4月より、運営委員会を開催し、新領域の組織体制の整備や日本体育・スポーツ・健康学会の各種委員の選任などの活動を行っています。また、2021年4月より新領域への会員の登録を随時受け付けているところです。
日本体育学会においては、これまでにも体育やスポーツに関する政策を研究のテーマとしている会員が多数存在していましたが、専門の領域がなく、各領域に分散して個別に研究が行われてきました。しかし、体育・スポーツ政策に関する問題・課題は現実の社会の中でも急激かつ多様に生じており、日本体育・スポーツ・健康学会においても現実の政策課題を解決したり、政策提言を行ったり、学際的な議論を深め、関連する研究の専門化を進めていく必要性が生じてきていると考えます。この体育・スポーツ政策専門領域では、政策研究に関心のある会員の皆様が一堂に会し、学際的、領域横断的に体育・スポーツに関する政策研究を自由に行っていただくために新設されました。本専門領域が政策に関心を寄せる多くの皆様が参画し、学際的で活発な研究交流を行い、有意義な研究の機会となり、研究成果を発信していく砦として発展していくことを祈念しております。
また、本専門領域は、日本体育・スポーツ・健康学会の中の会員の研究交流の場であるだけでなく、学会の外に広がりを見せて参りました体育・スポーツ政策に関係する様々な公的機関や国内外の関連学術団体とも連携を図り、体育・スポーツ政策の分野の中で1つのプラットフォームとして学術ネットワークを形成していきたいと考えております。本専門領域に入会いただくことで国内外の関連する実務や研究の動向が把握でき、グローバルで専門的な学術情報の共有が成し遂げられるようにしていきたいと考えております。
最後に、本専門領域を通じて、体育・スポーツに関する政策研究が益々進展し、会員の皆々様とともに、合理的で、科学的で、正しい体育・スポーツの未来を築くべく研究交流を紡いで参りたいと思います。皆様のご参画とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年6月25日
体育・スポーツ政策専門領域
代表 齋藤健司
「(2)体育・スポーツ・健康科学の発展に向けた貢献、領域の必要性
申請では、体育・スポーツ政策研究に対する研究者の関心、政策の検証および策定のための学際的・分野横断的研究の必要性とこれへの社会的要請が指摘されている。
本学会では、政策検討・諮問に関する委員会が特別委員会を経で常設委員会となった。この委員会では、国内外の体育・スポーツ・健康政策の策定や検証に寄与する科学的根拠を学会が提示することの必 要性と、その具体的方針が検討されてきた。申請における指摘は、こうした本学会の方針と合致するものである。この方針に合致する学術的艤論の場は、ここ数年、本部企画シンポジウムを中心に確保されてきた。
また、 専門領域を横断する学際的議論の場の必要性およびその実現方法に関しては、 現在、 理事会においても検討が進められている。 一方で、こうした学会全体に関わる議論の場の基盤形成には、多様な政策課題について、 会員が広く、恒常的に謡論する場が必要であると考えられる。
申請では、過去に専門領域が新設された後の研究動向を分析し、当該領域において研究が発展・促進されたことが明らかにされている。この前例を参照しつつ、上述の本学会の方向性に鑑みれば、 領域の 新設は、本学会の学術的発展にとって重要な役割を果たすことが期待できる。」
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