大阪で生まれ育つ。小さい頃から感受性豊かで、幼稚園は毎日がアートだった。
家が仏教徒だったからか、子供の頃から神様は自分の心の中にいると信じ、「人はなぜ生まれてきたのだろう?」「本当の優しさとは?」「強さとは?」と哲学的に考えるのが好きだった。
小説「星の王子さま」の「大切なことは目に見えないんだ」という言葉がとても好きで、「目に見えない世界」に惹かれていく。
エスモード・ジャポンを卒業後、オリジナルで洋服やバッグなどをオーダーメイドで制作していたが、ある日、突然ハサミが握れなくなった。
ちるはもっと自由に、何の縛りもない創作がしたいと思っていた。
2021年、衝動で画材屋さんに走る。初めてアクリル絵の具で描いた作品「the first painting」を描いた時、魂が喜んでいるかのようで、ボロボロ涙が出た。
ちるの描く絵は、表面的に優しい作品のベースにはダークな絵の具が使われていたり、力強い作品のベースはとても綺麗な色で埋め尽くされていたりする。
人の心も同じ。見た目だけでは何もわからない!心や想像の世界を抽象画で表現している。
これからはもっと大きな作品や表面に拘らず、立体的なアートにもどんどん挑戦していく。