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【「力を抜く“からだ”使い」の可能性】
「力を抜く“からだ”使い」は感性による“動き”
感性は年齢を積み重ねるにつれ研ぎすまされる
感性を磨き、重力に抗わない“動き”を選択する
「力を抜く」ことは――重力に身を任せる……等の「感性による“動き”」を基に、
効率よく“からだ”を使いこなす――ための必須条件
加齢による筋力・体力の衰えは必然
これに抗うことより、「感性を磨き、効率よく“からだ”を使いこなす」
伸ばせる要素を伸ばし、使える能力を使いきる…という発想によるアプローチ
他と比べ、競い合うという相対的な世界から離れ、自分自身の“からだ”の可能性を
拡げるという絶対的な価値観に生きる。
“自然体”を養い、効率の良い“からだ”の使い方を段階的に身につけるためには
頑張りや努力ではなく、道理に沿った緩やかな稽古習慣の継続が肝要。
日常に活かすことができる取り組みでなければ価値はない
力を抜く・効率よく“からだ”を動かす・氣を配る・対応する感性を育てる…
他との比較ではない自身の“からだ”への取り組みとして―
まず“自然体” を養うこと
精神論によらず、物理的にみる身体のまとめ方・整え方
“からだ”が心地よく動くこと・動かせること
「巧みに動く“からだ”」を磨いて維持すること
武道技術は「相手やモノを大切に、丁寧に扱う」というところに本質を見出すこと
ができるものであり、「争わざるの理」を謳い“対立しない”ことを旨とする「合気道」であるからこそ、その技法をとおして「“力を抜く”という発想に触れ、“力む”ことの効率の悪さを知り、リラックスした“動き”、丁寧な“からだ”使いを工夫する」という実技に焦点を合わせた稽古ができるものと考えます。
「対人稽古用――“養生剣”による剣技」
Fighting forms with “Yojo-ken”
年齢を重ねるほどに効率よく動く“からだ”――「力を抜く“からだ”使い」
The body that moves efficiently as getting older: “the way to use the body releasing the power”
「中心を確立した姿勢の力」と「感じて対応する感性」を備えた“からだ”――“自然体”
“Shizentai”
The“power of the posture fixing the center of body” and the “sensibility to sense and then to respond”: the “Natural Posture”.
“動き”を重視する(中心を保つ・重力に沿う・“からだ”や“道具”の扱いをコントロールする……)という稽古のあり方。
The method of Keiko (practice) to attach great importance to “movements” (to keep the center of body, to follow the gravitation, to control handling one’s body and tools…).
現実に「動く“からだ”」にとっては欺瞞の入る余地はない。
安定を頼るのではなく、不安定を使いこなす。
はやく動かす努力より、使い方を工夫する。
☒ 相対の関係性は「矛と盾」
対人の技そのものに優劣はない。
◇ 対人技への取り組みは、「技の優劣に焦点を当てるのではなく、関係性の構造を
掘り下げる」――そこを探求していくための稽古とする。
△ それを可能にするために自身の「“自然体”と“動き”そのもの」を洗練することが
必要条件となる。
「対敵の技術」より、「自身の“からだ”の自在さ」を求める。
当会の稽古はすべて「“心身”を使うための稽古」として取り組んでいます。そこで求めるのは「対敵の技が出来ること」より、「繊細に動く“からだ”」「感じて応じる感性」であり、形式や手順より、「中心の意識を保ち、対応することができる“自然体”」の獲得を目指しています。
Because all of our practice is “the practice for using body and mind”,we seek for “the body with delicate movements” and “the sensibility to sense and then answer” than “the ability of fighting techniques”. We aim to master the consciousness about fixing the center of the body and “the Natural Posture answering situations properly” than “patterns and orders”.武道稽古とは「“意識”と“動き”」を同時に練り上げるもの。
The Practice of Budo is for the refinement of “consciousness and movements” at the same time.
技よりも、気配り―肉体はおそく、氣ははやい。
Care rather than technique; the body is slow but the intention is fast.
型は「注意・集中の持続」―一貫して「氣を切らない」状態を維持する。
The form of fighting is of “the maintenance of attention and concentration” , in short, to keep extending “KI”.
「自分本位の“動き”をする」のではなく、「感じて対応する」――を実現するためには「力を抜く」以外にない
技で完結しない――技の形・手順より「動く“からだ”」
すべては「中心の整った姿勢」と「感じて対応する感性」
「集中する」ための唯一の手段とは「丁寧な“からだ”使い」
リアルに「重力」を感じている“からだ”のみが「中心を整えた“姿勢”の重要性」を知る
伝統・格式にとらわれず、精神論を介入させない。
“動き”・“姿勢の在りよう”等、具体的な実技・実際に“からだ”を動かすこと・思い通りに動く“からだ”の実感を増やすことをもって探求の手掛かりとする。
そのカギとなるのが「力を抜く」「中心を整える姿勢の力」「重力に沿う感覚」
「受動的――という相対の関係の仕方」等の要素を養うことにある。
「鍛錬」ではなく「動き・身のこなし」、「対立・抵抗」ではなく「自立・対応する感性」を磨き、「丁寧に“からだ”を使うということ・意識のおき方……」を工夫するというアプローチ。
ここで行う“動き”とは、体力強化を目的とした運動とは異なり、「丁寧な“からだ”使い」により意識と肉体運動を繋ぐこと。
その意味において、稽古は「全身を使う脳トレであり、マインドフルネス」と捉え、それを通して「中心を定め、感じて対応する感性を備えた“自然体”の獲得」を眼目とする。
「武道技術」そのものを敵対技術とは捉えず、「自身の“からだ”をコントロールすること」のためにこそ用いるという発想から――自己欺瞞を排するための剣・杖等の道具を扱う技法」を重視する。
対人の関係においても、相手を制御しようとする意識より、自分の“自然体”を保つ
ことに意識を向けることの方が役立つ。
『「体験稽古会」のお知らせ 』
Announcement for a practice for perience
≪ 月 日( ) ≫
13時30分~15時
参加費 二千円
「 稽古場所 」
京都市上京区 京都御所近くの「絹川道場」にて
※ 参加ご希望の方は 下記の
【 連絡先 】 までお申し込みください。
お申し込み後、開催場所の詳細・当日の連絡先等お伝えいたします
『個人稽古』の受講
『体験稽古会』への参加
『養生剣』の購入
ご希望の方は
【氏名・年齢・性別・電話番号】を明記のうえ
E-mail
yasu-k1@iris.eonet.ne.jp
(川勝)
まで
お問い合わせ・お申し込みください
※ 各稽古のお申し込み確定後、開催場所の詳細等お伝えいた
します
京都【合気道「力を抜く稽古会」】
代表 川勝 安政
※ 体験稽古会へのご参加に関しましては、各回の事前連絡を
お願いします。
※ メールの返信には時間がかかる場合があります。
ご了承ください。