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めっちゃ可愛い!織りの世界。
障害のある人のファッションショーを盛り上げたい!

◎ 2020年1月25(土) 11:00 〜 16:00
◎ 2020年1月26(日) 12:00 〜 16:00
  @愛知県芸術文化劇場小ホール

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東海ふくしミーティングとは?

東海ふくしミーティングは、ファッションショーをメインに、トークショーや、またテクノロジーと福祉との関係についての展示・報告会、ワークショップ、そして福祉施設で作られた商品の販売まで、様々な人と一緒に、これからの福祉について考える企画です。
「めっちゃ可愛い!」織りの世界。その裏側には、現代社会での生きづらさを抱えながらも、自由で自然な日常がダラリと広がっていることにあなたは気づくかも。

「可愛い〜」

 
一枚の生地を目の前に、ボランティアの女子大生が声をあげました。
そこに居合わせた支援員も「ね〜」とお互い目を合わせました。

カラフルな糸が絡まるように織られた生地は一見布なのに、どこも均一ではなく、どこまでも凸凹しています。端から糸がもじゃもじゃと出ているかと思ったら、カラフルなわたがポコポコ浮き出て表面に広がっている状態です。

隣では、20代の女性Hさんが機織り機に向かって、時々笑い声をあげながら、シャトルを動かしています。これは、完成した織り生地を囲んで、2020年開催東海ふくしミーティング「pichi-pichiコレクション(ファッションショー)」に向けての服の打ち合わせをしていた時のことです。

「可愛い〜!」が聞こえてくる、その場所は、デイセンターひょうたんカフェです。名古屋・中村公園駅の近くにあります。

「めっちゃ可愛い」を見て、触れて、知る

 
さて、福祉、障害、と聞くと自分から、遠くて関わりの少ないイメージを持つ方も見えるのではないでしょうか?

しかし、一枚の生地を目の前にして、「可愛い!」と感じた女子大学生のように、雑貨屋やマルシェなどで気に入った商品が、「実は障害者施設で作られたものだった!」という経験を何気にすることもありますよね。

「可愛い!」織り生地を発見して、織り手に出会いふれ合える場所。
そして、その「可愛い!」織り生地に触れて、様々な人の想いが生まれるシーンを作りたいと私たちは思っています。
 
 



日常がダラリと広がっている


一本の糸からはじまるように、大凡、手織りは、生産性の低い、手間、時間のかかる作業です。デイセンターひょうたんカフェで生まれる織り生地やその商品は、コスパ良く計算してつくられたものや、デザインされたものとは、全く逆の立ち位置と言えるでしょう。

しかも常識では考えられないような布の状態、同じ部分はどこにもない……。でも、「なんか可愛いもの、なんか面白いもの」と言われ、ふと人の心をあたたかくするような不思議な魅力を持っています。

このイベントをきっかけに「めっちゃ可愛い!」の織りの世界をのぞいてみたら、その裏側は、生きづらさを抱えながらも、窮屈な現代社会を飛び越えて、自然でユニークな日常がダラリと広がっていることにあなたは、気づくかもしれません。

私たちの思い

デイセンターひょうたんカフェでは、毎日障害のある方が織り機を操作し、一人一人の想いを手織りによってカタチにしています。作り上げられた織りは、商品として人前に出ていくことはあっても、それを作っている織り手は人前にでることは殆どありません。

その為に、自分の織り布を身に纏い人前に立ち、多くの人に日々の制作活動や個々の想いを知ってもらう機会を作りたいという思いのもと、このファッションショーを開催します。

開催概要

POINT
1

ズンドコ体操(披露する)


◆ pichipichiコレクション2020(@ステージ)


デイセンターひょうたんカフェ(生活介護)の織り手約20名が金城学院大学ファッション工房と環境デザイン学科の有志(ボランティア)学生20名と愛知学泉大学 家政学専攻の学生の共同制作による服を着てモデルとして出演いたします。 
 
◆ pichipichiコーナー(@両日ロビー)

デイセンターひょうたんカフェの衣装ファッションの下絵とこのプロジェクトが出来上がるまでの軌跡を映像とパネルで展示します。同時に織り機展示もあります。

◆ pichipichiトークショー(@ステージ)

ひょうたんカフェの織り手とスタッフ、金城学院大学学生や愛知学泉大学 家政学専攻の学生などがこのプロジェクトの軌跡と制作風景について映像を見ながら、座談会スタイルでトークします。

POINT
2

ドーナツ(食品製造・販売)


◆ pichipichiコレクション2020(@ステージ)


デイセンターひょうたんカフェ(生活介護)の織り手約20名が金城学院大学ファッション工房と環境デザイン学科の有志(ボランティア)学生20名と愛知学泉大学 家政学専攻の学生の共同制作による服を着てモデルとして出演いたします。 
 
◆ pichipichiコーナー(@両日ロビー)

デイセンターひょうたんカフェの衣装ファッションの下絵とこのプロジェクトが出来上がるまでの軌跡を映像とパネルで展示します。同時に織り機展示もあります。

POINT
3

ミサンガ(ワークショップ)


◆ pichipichiコレクション2020(@ステージ)


デイセンターひょうたんカフェ(生活介護)の織り手約20名が金城学院大学ファッション工房と環境デザイン学科の有志(ボランティア)学生20名と愛知学泉大学 家政学専攻の学生の共同制作による服を着てモデルとして出演いたします。 
 
◆ pichipichiコーナー(@両日ロビー)

デイセンターひょうたんカフェの衣装ファッションの下絵とこのプロジェクトが出来上がるまでの軌跡を映像とパネルで展示します。同時に織り機展示もあります。

POINT
4

おからビーム!(新技術)


◆ pichipichiコレクション2020(@ステージ)


デイセンターひょうたんカフェ(生活介護)の織り手約20名が金城学院大学ファッション工房と環境デザイン学科の有志(ボランティア)学生20名と愛知学泉大学 家政学専攻の学生の共同制作による服を着てモデルとして出演いたします。 
 
◆ pichipichiコーナー(@両日ロビー)

デイセンターひょうたんカフェの衣装ファッションの下絵とこのプロジェクトが出来上がるまでの軌跡を映像とパネルで展示します。同時に織り機展示もあります。

タイムテーブル

1日目
テクノロジーと福祉の関係員ついての報告会
11:00
 開場
13:00
「IoTとFabと福祉」の報告会
一般社団法人たんぽぽの家
Good Job! センター香芝
日本財団DIVERSITY IN THE ARTS

これからの福祉 ×
テクノロジーの関係づくりから実践まで

「IoTと織り」の報告会
㈱GOCCO. 近藤崇司氏

織り手とお客さんを結ぶIoTとは?
ひょうたんカフェでの取り組みについて
15:00
“ see sew ” 成果発表
愛知県芸術大学美術学部
デザイン専攻准教授
本田 敬 氏
16:00
 終了
13:00
「IoTとFabと福祉」の報告会
一般社団法人たんぽぽの家
Good Job! センター香芝
日本財団DIVERSITY IN THE ARTS

これからの福祉 ×
テクノロジーの関係づくりから実践まで
2日目
ファッションショー/トークショー
12:00
 開場
13:00
pichi-pichiトークショー
ひょうたんカフェの織り手とスタッフ、
またこのプロジェクトの協力者・学生など

プロジェクトの軌跡と制作風景を
「だらり」を伝える
14:30
pichi-pichiコレクション2020
(ファッションショー)
デイセンターひょうたんカフェ
(生活介護)

※ 金城学院大学環境デザイン学部学生
 愛知学泉大学学生との共同制作

他の福祉施設も出演
16:00
 終了
13:00
pichi-pichiトークショー
ひょうたんカフェの織り手とスタッフ、
またこのプロジェクトの協力者・学生など

プロジェクトの軌跡と制作風景を
「だらり」を伝える

常設展示

◆ Fab lab Shinagawa
Fabで制作された自助具の展示・販売
◆ Good Job! センター香芝
デジタル工作機械によるものづくり
◆ 愛知県芸術大学本田敬研究室
see sew フェルト製品展示と
修士学生による研究発表
◆ ワークセンターひょうたんカフェクラフト班
障害のある作り手と楽しむ織りのワークショップ
◆ Good Job! センター香芝
デジタル工作機械によるものづくり
◆ ニコニコハウス鶴里(26日のみ)
福祉施設で作られた商品の物販
◆ ひょうたんカフェ(両日)
福祉施設で作られた商品の物販
◆ トリココーヒー(喫茶ニューポピー)
物販
◆ 有限会社こんせい(鳴海絞り)
物販
◆ ひょうたんカフェ(両日)
福祉施設で作られた商品の物販

私たちの思い

デイセンターひょうたんカフェでは、毎日障害のある方が織り機を操作し、一人一人の想いを手織りによってカタチにしています。作り上げられた織りは、商品として人前に出ていくことはあっても、それを作っている織り手は人前にでることは殆どありません。

その為に、自分の織り布を身に纏い人前に立ち、多くの人に日々の制作活動や個々の想いを知ってもらう機会を作りたいという思いのもと、このファッションショーを開催します。

 
みなさん、出来たら、どうぞイベントに参加してください!
当日は無理なら、ひょうたんカフェに来ていただいても良いです。

 ・参加する人は、もの(商品)・作り手(障害のある人)・状況(ものづくりの現場)

を体感することで、きっと、福祉や障害という世界が
近く感じられるようになると思います。
あなたが「めっちゃ可愛い」を感じたら、誰かに伝えたくなるはず。

誰かが誰かに伝え、繋がること。

そうすることで社会に対して新しい価値観を促し、
やがて、障害のある人の新たな仕事が生まれ、ゆくゆくは、
障害のある人の生きる幅を広げることになるのだと思います。

東海ふくしミーティングとそのシェアの夢の実現に、
ご協力おねがいします。