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カヌ-でオリンピックへ

オリンピックのカヌ-スプリント競技で日本代表を目指します。
八千代市にあるカヌー教室です。

船台許可が2019年から、下りなくなりました。
新規会員は募集できません。ご了承ください。
練習方法について一考察

練習方法について一考

                              2023・10

カヌー競技は レース中は漕手がすべての判断をしなければなりません。このため、普段の練習から、自分で考え、判断する習慣が必要です。

このために練習では
①目標を持つ。
②自分のピッチとタイムの関係を知る。
③漕法(ホームつくり)
④体力作り・・・心肺の強化と筋力作り。

が必要と考えます。

各項目について、以下に考え方を、記述したいと思います。

 

①目標を持つ

小、中、高、大学(成人)により、距離が異なります。

各レースを分析します。(200,500,1000m)

小学生・200m:100mごとに考えます。優勝タイムを分析、2023年優勝タイムは57“です。決勝進出は60”を切ることを目標。(100mは30“を切る)

中学生・500m:250mごとに考えます優勝タイムを分析、2023年優勝タイムは1‘58“です。決勝進出は2’を切ることを目標。(250mを60”を切る)

高校男子・500m:250mごとに考えます。優勝タイムを分析、2023年優勝タイムは1‘50“を切ります。250mを55”、100mを22“を目標

成人男子・1000m:250mごとに世界は3‘30“を切ります、東京オリンッピクは追い風で3’20”でした。

リオオリンピックでは250mラップは51“、51”、55“、54”で3‘31”でした。250mを55“を切らなければ!

(ロンドンオリンピックは3’25“)

練習において、100m、250mのインターバルトレーニングを行う時の目標タイム(基準タイム)に持つと良いと思います。

 

②自分のピッチとタイムの関係を知る。

インターバルトレーニングで、常にタイムをとり、その場で、ピッチを確認していくことが、大切です。

乗艇練習には、常に伴走者がつき、タイム、ピッチを測定し、その場で漕手に知らせることが大切です。

上がってきて、知らされても、意味が、ありません。今の、ピッチでタイムがどの位になるか、その場で、理解させることが、レースに役立ちます。

 

③漕法(ホームつくり)

漕法を教えるのは、シーズンのはじめ、ロングを漕ぐ時に教えるのがよいと思います。

シーズンに入り、修正は必要です。

スプーンパドルは、肘を伸ばして体幹で引くことができます。肘を伸ばすことにより、力が緩むことなく、ブレードに伝わります。

詳しくは「カヤック漕法教本」2009/12著を別途参考にしてください。

そのほかに「スプリント(カヤック)競技者へ」2016/6著を参考にしてください。

 

④体力作り・・・心肺の強化と筋力作り。

スプリント競技は、1000mをまたは、500mを一本、一本パドルを引く作業です。

一本を引く力は漕手の体重により異なりますが、マックスの力で引くわけではありません。

1000mでは左右230本ぐらい、500mでは左右110本ぐらいを引きます。

このため、持久力が必要となります。持久力を維持するためには、筋肉へ酸素を送り、不要物を浄化してゆかなければなりません。これは心肺能力が必要です。

私は大学4年で、全日本学生(1972夏)K-2 10000m(当時は1万でした)優勝。同年全日本K-2 1000m優勝しました。ベンプレ、スクワットが強くはありませんでした、ただし中・高ラグビーで走っていたため心肺能力、肺活量(5000cc)がありました。

水上練習の後のランニング、陸上のインターバルトレーニングも重要視してください。

 

「カヤック漕法教本」、「スプリント(カヤック)競技者へ」は別途、連絡いただければ、送付します。

 

以上

2023・10著 梶原潔

 

連絡先:kcc@canoekcc.com