あなたおもいの魚ごはん

西海の美味しい海の幸をあなたの食卓へ

- Prologue -
毎日ごはんをつくることは
大変な時もあるけれど
そこには私の気持ちが
表現されているように思う。
 
仕事で帰りが遅い家族の
健康を
気遣っていること
育ち盛りの子どもたちの
成長を
願っていること

日々の暮らしの中で
穏やかに
わいてくる気持ちを
プレートにめいっぱい描いて
あなたに伝えたい。
 
安心できる材料と
手間ひまも
楽しむ心の余裕で
少し前は手が出なかった
魚料理も今では定番に
家族みんなが大好きな
海を感じる食卓に

「今日のごはんは何?」

いつもの問いかけに
自信をもって答えたい

「今日は魚ごはんだよ。」

「ゑべす蛸」のカルパッチョ

<材料>(2人分)     調理時間:20分
・ゑべす蛸 1パック
・ミックスリーフ 1袋
・オリーブオイル 大さじ3
・リンゴ酢(穀物酢でも可) 小さじ1
・レモン汁 大さじ1
・粗塩、エディブルフラワー 適量

<作り方>
1)
ミックスリーフは軽く水で洗い、ざるに上げる。
食べやすい大きさに手でちぎっておく。


2)
オリーブオイル、リンゴ酢、レモン汁を混ぜマリネ液を作る。

3)
タコを袋から取り出し、汁気を軽く拭き取ったら食べやすい大きさに切り、マリネ液と和える。


4)
器にミックスリーフとタコを盛り、マリネ液を回しかける。
粗塩少々とエディブルフラワーをお好みで飾る。

「ゑべす蛸」の炊き込みごはん

<材料>(2人分)     調理時間:10分
・米 2合
・だし汁(水+顆粒だし) 2合分
・ゑべす蛸 150g程度
・生姜 1片
・薄口醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・刻みねぎ 適量

<作り方>
1)
米を洗い、ざるにあげておく


2)
タコをひと口大にカットする。
生姜は千切り、ネギを小口切りにしておく。

3)
炊飯器に1.とだし汁、薄口醤油、酒、みりんを入れる。


4)
生姜、タコをのせ通常の炊飯モードで炊く。

たき上がったら全体を混ぜ合わせて、しばらく蒸らしたら完成。

※調理時間に炊飯時間は含みません。

「西海一先(いっさき)」のソテー

<材料>(2人分)     調理時間:25分
・西海一先 2匹
・好みのきのこ 適量
・ミニトマト 4個
・バター 30g
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにく 1片
・小麦粉 少量
・塩こしょう 適量
・レモン 1/2個

<作り方>
1)
イサキはウロコと内臓を取り、3枚に下ろし小骨も抜いておく。
皮はついたままでいい。

2)
塩こしょうを両面に適量ふりかけ、小麦粉を薄くまぶす。


3)
フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、香りが出てきたらイサキを皮目から入れる。
周りにきのこ、ミニトマトも入れて焼く。


4)
焼き色がついたらひっくり返し、少量の白ワイン(分量外)とバターを入れ、イサキに火が通ったら完成。

「うず潮カキ」の白ワイン蒸し

<材料>(2人分)     調理時間:20分
・うず潮カキ  お好みの量

・白ワイン   100cc
・バター    適量
・ハーブソルト 適量
・レモン    1個
・好みのフレッシュハーブ

<作り方>
1)
カキの殻をたわしでよく洗う。


2)
鍋にカキを平らな方を上にして並べ、白ワインを入れて蓋をしたら、中火で火にかけカキの蓋が開くまで蒸し焼きにする。


3)
カキの蓋が開いたら、一旦火を止めカキの蓋だけを外し、身にバターとハーブソルトを少量ずつのせ、再び蓋をしてバターを溶かす。

4)
好みでレモンや刻んだフレッシュハーブを振りかけて完成。

「うず潮カキ」のクラムチャウダー

<材料>(4人分)     調理時間:30分
・うず潮カキ 10-15粒
・白ワイン 100ml
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・ミックスベジタブル 1カップ
・バター 大さじ1
・ホワイトソース(市販)200g
・牛乳 200cc
・水 250〜300cc
・コンソメ 1個
・塩こしょう 適量

<作り方>
1)
カキは殻から身を外し、片栗粉(大さじ1−2)で揉み汚れを落とす。

軽く水ですすぎ、キッチンペーパーで水気をきる。

2)
鍋に1.と白ワインを入れ蓋をして中火にかけ、蒸し煮にする。

ぷっくりとしてきたら一旦汁ごと取り出す。

3)
鍋にバターを入れ中火で玉ねぎ、ミックスベジタブルを炒める。

全体に絡んだら2.の煮汁・水・コンソメを加え、ひと煮立ち。

4)
弱火にし、ホワイトソース・牛乳を加えて混ぜる。

ふつふつしたら最後にカキを加え火を止め、好みで塩胡椒で味を整え器に盛る。
パセリなどはお好みで散らす。

「大村湾なまこ」酢おろし和え

<材料>(2人分)     調理時間:20分
・大村湾なまこ 2匹
・大根 1/3本
・ポン酢 適量
・ゆず お好み

<作り方>
1)
なまこを塩もみし水洗いし、表面の汚れとぬめりを取る。

両端と内臓を取り除き薄切りにする。

2)
大根は皮をむいて大根おろしにし、軽く水気を絞っておく。


3)
1.のなまこ、2.の大根おろし、ポン酢を混ぜ合わせ、器に盛る。


4)
お好みで七味や刻んだゆずの皮を添える。

「うず潮荒兜(あらかぶ)」の味噌汁

<材料>(2人分)     調理時間:20分
・うず潮荒兜 1人1匹または適量
・水 800cc
・みそ 大さじ4程度
・酒 大さじ2
・ねぎ 適量

<作り方>
1)
アラカブは鱗、内臓等を取ったものに熱湯をかけ、臭みを取り大きいものは食べやすい大きさに切る。

2)
鍋にアラカブ、水、酒を入れ煮立たせ、出てきた灰汁を丁寧にとる。


3)
アラカブに火が通ったら、火を止め味噌を溶く。
濃さは好みで調整する。

4)
再び火にかけ、沸騰直前で火を止め器に盛りネギを好みで散らして完成。

「うず潮荒兜」のアクアパッツァ

<材料>(2人分)     調理時間:30分
・うず潮荒兜 2匹
・あさり(砂抜きしたもの) 200g
・ニンニク 2片
・ミニトマト 10個
・好みの彩り野菜 適量
・オリーブオイル 大さじ3
・白ワイン 100cc
・塩こしょう 適量

<作り方>
1)
アラカブは鱗、内臓などを取り下処理をしておく。


2)
鍋にオリーブオイル、潰したニンニクを加え中火にかけ、香りが立ってきたらアラカブ、白ワインを加え蓋をして蒸し焼きにする。

3)
アラカブの色が変わり、8割ほど火が通ったところであさり、ミニトマト、彩り野菜を加え蓋をして更に加熱する。

4)
全てに火が通ったところで塩胡椒で味を整え、完成。

「カタクチイワシ」のアヒージョ

<材料>(2人分)     調理時間:15分
・カタクチイワシ 15匹程度
・ニンニク 1片
・鷹の爪 1本
・オリーブオイル 300-350cc
・塩こしょう 適量
・ミニトマト 8個
・レモン 適量
※内臓も使うため、カタクチイワシは新鮮なものを使う。
※気になるようであれば、内臓は取り除く。

<作り方>
1)
スキレットまたは小さめのフライパンにオリーブオイル、潰したニンニク、鷹の爪を入れ弱めの中火にかける。


2)
ニンニクの香りが出てきたら、新鮮なカタクチイワシ、ミニトマト、スライスしたレモンを加え、しばらく火にかける。

(オリーブオイルはカタクチイワシがかぶるくらいに足す)

3)
カタクチイワシに火が通ったら、塩こしょうで味を整える。


4)
好みでハーブ・きのこ類・ブロッコリーなどを加えても良い。

フランスパンなどをお好みで添える。

「マアジ」の香草フライ

<材料>(2人分)     調理時間:25分
・マアジ 2匹
・卵 1個
・小麦粉 50g
・水 50cc
・パン粉 1.5カップ
・粉チーズ 大さじ2
・パセリ 適量
・塩こしょう 少々
・揚げもの用油 適量

<作り方>
1)
卵をボールに溶き、小麦粉、水を加えバッター液を作る。

パン粉、粉チーズ、パセリを合わせ香草パン粉も準備する。

2)
アジを3枚おろす。小骨を抜いて皮をはいだものに塩こしょうを軽くふる。


3)
油を170度で温める。

4)
アジをバッター液・パン粉の順で付け、きつね色になるまで揚げる。

お好みでキャベツ、トマト、レモンなどを添える。

「崎戸イセエビ」の刺身

<材料>(2人分)     調理時間:20分
・崎戸イセエビ 1匹
・氷水
・大根のつま お好み

<作り方>
※活きたままのイセエビをさばく場合、軍手を着用する
※イセエビをおとなしくさせるため、しばらく真水につける

1)
腹側を下にし、利き手に包丁を持つ。

反対の手で頭の方を抑え、頭と胴体の間に甲羅に沿って包丁を入れ、裏返して腹側も同様に包丁を入れる。

2)
胴体を頭をひねりながら慎重に引き抜く。


3)
胴体の腹側の両側をキッチンバサミを使って尾まで切れ目を入れたら、スプーンを使って外殻と身を剥がしていく。

4)
内殻も剥がし内臓をとったら、氷水でしめ水気を拭き取ったのち、食べやすい大きさに切って、大根のつまなどと一緒に器に盛る。

あなたおもいの魚ごはん