女性はきっと誰もが、今までの人生の中で一度は「自分だったらどんな結婚式にしようかな〜」なんて考えたことがあると思います。
女性にとって結婚式は、「憧れ」でもあり、「人生の中で一番綺麗な状態でいたいと思う一日」ではないでしょうか。
そういった想いを叶えるべくオリジナルウェディングという言葉が生まれ、近年ブライダル業界ではずいぶんと馴染んできました。
結婚することが決まり、結婚式場をいざ探し始める段階になると、具体的にどんな結婚式にするかを彼と考えるようになります。冒頭でもお伝えしましたが、結婚式場に見学に来るカップルに「どんな結婚式にしたいかイメージありますか」と聞くと、「人とちょっと違ったような結婚式にしたい」と言うカップルは非常に多いもの。
「人と違った何かをやりたい」=「自分たちらしい何か」を求めているけど、その「自分たちらしい」がほとんどのカップルは分からずに、でも人と同じことはやりたくないと言う気持ちはほとんどの方が持っているように思います。
「◯◯ちゃんの結婚式でやった同じことを私もしたい」という方はきっとそう多くはいないと思います。だからこそ、自分たちらしさを少し表現できるようなオリジナリティーな要素が入った「オリジナルウェディング」というのが今新郎新婦から求められていることなのです。
「オリジナルウェディング」と言っても、斬新で大それたことをやりたいという方はほとんどいません。ただ普通のフォトラウンドではなく、何か変わった演出を入れたいな、ただグリーン多めのナチュラルなコーディネートじゃなくて、自分たちらしい色味のお花を入れたりおしゃれと思ってもらえる高砂にしたいな、そんな思いからオリジナリティーを求めるのです。つまり、見た目のコーディネートや進行を少し変えるだけでも十分な「オリジナルウェディング」になるのです。
ここで今までに私がプロデュースした「オリジナルウェディング」を少しご紹介します。
1つ目にご紹介するウェディングは、新郎様の出身が栃木県、新婦様の出身が岩手県のカップルで、結婚式をやる理由は「親に感謝をしたいから」という理由から。
お二人の親御様は地元で地域に根ざしているようなお仕事に就かれていました。新郎新婦共に自分の地元を大切にしていて、ヒアリングしているとそれぞれの親御様の考え方がお二人には染み付いていて、そんな育った土地や考え方が違うお二人が出会って、夫婦としてこれからの人生を共にするようになる。
そんなところから、新郎新婦を木の幹に例えて、その2つの木が寄り添うように1つの大きな木になっていく。そして、深く強く根を作ってくれた両親に感謝をする日という意味を込めて、「ROOTS(根)」という結婚式のコンセプトにしました。
会場コーディネートは大きな木を2本たてて、その2本が寄り添うように。パーティー中には、それぞれの出身地の日本酒を振る舞いました。そして、両親への感謝の表現方法としては、二人の育った実家や学校などルーツを巡って、「あの時は素直に言えなかった、ごめんね」「この学校に通わせてもらったから今の私がいる、ありがとう」というのを映像にして両親に思いを伝える・・。お二人の感謝の思いを表現したオリジナルウェディングになりました。
2つ目は、私自身の結婚式なのですが、春の時期の結婚式だったこともあり、春の訪れのワクワクする気分を結婚式を通してゲストに感じて楽しんでほしいという思いを込めて、「Spring has come!」というテーマの結婚式に。春は出会いの季節でもあり、みんなと出会えたことに感謝をする節目の日になるようにとの願いも込めました。
ゲストの方の名前タグを1輪ずつのお花つけてそれをエスコートカードに代わる”エスコートフラワー”に。みんなその1輪を持って会場に進んで、披露宴会場の花器や高砂に刺してもらうのです。私たち新郎新婦は、ゲストの方々につぼみだったところから花咲かせてもらった人生だったなぁという感謝の思いから、会場コーディネートをみんなに彩ってもらう演出を取り入れました。
お花は全て春のお花を使ってもらい、またお料理にも春の食材をふんだんに取り入れ、自然光差し込む春の暖かな日差しの中で空間全体を楽しんでもらえるようにと工夫したオリジナルウェディングとなりました。
こんな風に、二人の思いや大切にしている考え方、価値観などから、結婚式のコンセプトを決めていくことができるのです。そうすると自ずとその二人にしかできないオリジナルな結婚式が実現できるのです。
なんとなく「自分たちらしい」カタチが見えて来たら、それをどうやって表現するのか。一番わかりやすいのが、言葉で思いを伝えること。
ウェルカムスピーチの時に、「こんな思いで準備をして来ました」「私たちの結婚式のテーマは〇〇なんです。だから思いっきり楽しんでください。」と自分の口から伝えたり、席次表やプロフィールブックなどのペーパーアイテムに記載をするのもいいと思います。
他には、ウェルカムボードで表現したり、高砂装飾などのコーディネートとして表現することも。また、映像や演出として取り入れたり、お料理や引出物に反映させたり。表現方法はたくさんあります。逆に、ウェディングコンセプトが決まると、色々なアイテム(装飾・テーマカラー・フラワー・ドレス・ヘアメイク・ペーパーアイテム・映像・音楽など)をそのコンセプトに基づいて考えるので、とても決めやすくなり統一感のある結婚式にもなりやすいのです。
二人の思い込められて準備したものであれば、きっと「自分たちらしさ」がそこにはあり、ゲストの記憶に残る結婚式になること間違いなしです!
せっかくの二人の結婚式だからこそ、「自分たちらしさ」を表現してゲストの記憶に残るような結婚式にしたいですよね。でも、普通の結婚式場やホテルなどでは、そこまで掘り下げて提案してくれるところはほとんどないのが現状です。プランナーさんで親身になってこだわりを実現しようとしてくれる方はたくさんいますが、結婚式の二人のコンセプトを一緒に考えることまでは、時間の制限などもありやってくれないところがほとんど。
二人のオリジナルのコンセプトを作ってくれてそれを実現する結婚式がどうしてもやりたいという方は、プロデュース会社やフリープランナーさんに頼む、もしくはクレイジーウェディングを選ぶのが1つの手段です。ですが、1件にかけてくれる労力や時間は大きい分、プロデュース料が高くなるのは覚悟の上。
そこまでお金をかけなくても、そこまで派手でなくても、少し自分たちらしさが出せればいい・・。そんなカップルのために、セルフで「自分たちらしい」を見つける3つのコツをお伝えします!
(1)二人の人生の背景を理解し、お互いの人柄を改めて理解する
「自分たちらしさ」を見つけるためのコツ1つ目は、今までの二人の人生の背景を理解し、お互いの人柄を理解することが大切なんです。そんなの結婚する仲なんだから理解してるよ、と思われるかもしれませんが、改めてこの機会にじっくりとお互いを知ることが夫婦になるための結婚式準備においてとても大事だと私は思っています。
過去を振り返りながらじっくりと理解しあう時間を設けてみてはいかがでしょうか。知らなかった相手のいいところや自分にこの考え方が似ているなぁと思うようなところが、改めて見えてくるかもしれません。
(2) なぜ結婚式をやるのか?を考え話し合う
親のために結婚式を挙げる、〇〇に感謝したい、お世話になっている人や友達をたくさん呼んで楽しく過ごしたい、可愛いドレスを着たい、二人で思い出を作りたい・・。どんな理由でもいいと思うんです。高いお金をかけてでもやる結婚式だからこそ、「なんとなく結婚式をする」という方は少ないと思うんです。絶対にそこに理由があるはずなんです。理由が見えると、誰のためにどんな結婚式をやったらいいのかが少し見えてくるはずです。
これは見栄をはってほしいということではありません。
今まで私はウェディングプランナー時代にたくさんの結婚式を見てきましたが、新郎新婦の人柄と来ているゲストの人柄って似ているなぁと毎回思うのです。やはり、親族や親御様の考えのもと育って来ているし、同じ環境の中で生活して来た仲間がほとんどな訳なので、価値観や見た目の雰囲気なども似ていることが多いんですよね。だからこそ、自分だったらどんな結婚式に参列したら楽しいと思えるかなと、ゲストの目線で結婚式をイメージすると、どんな結婚式にしたらいいかが見えて来ます。
結婚式のその場の雰囲気を作ってくれるのもゲスト。そして、結婚式が終わった後に評価をしてくれるのもゲスト。ゲストにどんな風に感じてもらいたいかを考えると、客観的に自分たちらしく、やりたい結婚式のカタチが見えてくるはずです。ゲスト目線も意識しながら「自分たちらしい」を見つけてみてもいいのではないでしょうか。
上記の3つのコツは、私自身が新郎新婦のウェディングコンセプトを考えて提案する際にも全て聞いていることです。お二人の人生の背景を知り、価値観を知ることで、結婚式の中でそれをどう表現して誰に伝えたいかを常に考えています。ぜひまずは二人で時間を作って、実践してほしいと思います。夫婦になるための、必要な時間にもなると思いますよ!
ほとんどの方が一生に一度しかない結婚式。だからこそ、結婚式の準備期間も夫婦の準備期間だと捉えて、二人で話し合いながら二人で決断して進めていってほしいなと私個人としては思っています。
そして、二人にしかできない結婚式をぜひ実現させてほしいです。ご紹介したような「自分たちらしさ」を見つけながら、楽しく結婚式準備を進めてくださいね。
彼からプロポーズをされたり結婚することが決まって、「婚約」したカップル。いざ式場見学に行きますよね。
可愛い会場を何件か見学に行き、デート感覚でワクワクするような気持ち。
やっぱり憧れていた結婚式をここでやったらどんな風になるのかなと想像する日々はとっても楽しいもの。
でも、そう簡単にココ!と結婚式場を決められるカップルはそう多くはありません。
もちろんとっても気にいる結婚式場はあったとしても、どのぐらいの時期に結婚式をしたらいいのかまで考えていなかった・・なんてカップルもいるのです。もしかしたら、「半年後ぐらいに結婚式をするもの」というイメージがあるかもしれません。
もちろん半年間で結婚式準備はできます。厳密に言うと、結婚式準備はだいたい4ヶ月見ておけばできるものです。
しかし、半年後だと人気の式場は希望の日が空いていない可能性が大。
今の新郎新婦の式場の決定時期は、だいたい1年先の日程を想定して式場見学に足を運んでいます。早い方は1年半先や2年先を考えている方も。どうしてもこの日にちがいいなどの理由がある場合が多いですが。
逆に日程が先過ぎてもよくないケースもあります。
今の新婚世代は、結婚式よりも前に入籍をするカップルが増えてきており、7割以上とも言われています。
昔は、結婚式の日に入籍をするという日にちを合わせたり、もしくは結婚式までは旧姓のまま両家の結びとして迎えて、結婚式で誓いをしたのちに婚姻届を出しにいくという考え方の方が主流だったそうです。そういった世代の親御様たちの考え方からすると、「なるべく入籍したその年に結婚式も挙げるべき」という考え方が多いように感じます。入籍日と挙式日があまりに日程が空きすぎると不安になる親御様もいらっしゃいます。
だからこそ、結婚式の日にちを決める際には、入籍日と挙式日どちらも想定し、時期を定める必要があるのです。
結婚式の日取りを決めるにあたり、お日柄によって金額に大幅な差が出ることがあります。
「なぜこれほどにまで差が出るのかわからない」「お日柄の具体的な違いがよくわからない」
などと感じている方も多いのではないでしょうか。
そもそも「お日柄」とは?
その歴史は古く、鎌倉時代に中国より伝わった占いがルーツとされています。
その後、吉凶を表す指標の1つとなりました。諸説はありあますが、宗教的な要素や根拠は特にありません。
あくまでも「言い伝え」と捉えて頂いて問題ありません。
このような理由から、言ってしまえばお日柄というものはキリスト教式や人前式の方にとっては「直接的な関連の無いもの」となります。
意外と思われるかもしれませんが、和婚(神前結婚式)の方にも同じことが言えます。その意味を理解し「価値観に合った選択」をして頂けるよう、それぞれのお日柄の特徴について簡単にご紹介していきます。
「大いに安し(泰し)」その文字の通り、1日を通して「縁起の良い事が続いていく」という言い伝えがあります。
「ゲストの皆さんに幸せが続いていきますように」という願いをこめて大安吉日を選ばれるのは素敵なことですね。
その反面、どこの式場も「大安」の日は忙しくなる傾向があり、サービスの品質を重視したい方は、少しだけ気をつけておきたい事もあります。
「友を引く」という文字の通り、婚礼に関しては「友達に結婚が続いていく」「幸せを分かち合う」というイメージがあることから、大安の次にお日柄が良い日とされています。
ご参考程度にお伝えすると、時間帯によって意味合いが異なり、日中(11時~13時頃)は「凶」それ以外は「吉」となります。
ナイトウェディングの方には良いですね。
「善は急げ」という、ことわざの意味とも似ており「何事も早く行う方が良い」とされる日です。
先勝の日は「午前中は縁起が良い」という言い伝えがあります。
「急がば回れ」ということわざの意味と似ており「焦らず平静に過ごすことが良い」とされる言い伝えがあります。
このことから勝負事や急用には向かない日となります。「負」という言葉さえ気にならなければ、婚礼において関連性は少ないでしょう。
古くからの言い伝えに基づき「午前11時~午後1時頃」が縁起の良い時間帯とされています。
お恥ずかしながら筆者もかつて「あかぐち、せきぐち」と読んでいましたが、正しくは「しゃっこう/しゃっく」です。
日常生活の中で触れることは少ないかもしれませんが、サラッと読めたらとても素敵ですね!
その名前から連想される「お赤飯」「赤いもの」を結婚式当日の料理や演出に盛り込むなど、
アイディアとしてご活用されるのも良いのではないでしょうか。
その昔「物滅」とも表記されていたようです。
「滅」という言葉から敬遠されがちですが、あくまでも言い伝えの中でのことです。
また、ゲストの方々に対して「無礼」になる訳でもありません。
ご年配の世代では「大安が良い」という風潮も強く、特に仏滅の結婚式は一般的ではありませんでした。
しかし現代では、お日柄自体が記載されていないカレンダーも多数あります。
もし新郎新婦両家間で「お日柄は気にしない」という価値観が一致しているのであれば、そのメリットを活かした選択をすると良いでしょう。
「友を引く」という文字の通り、婚礼に関しては「友達に結婚が続いていく」「幸せを分かち合う」というイメージがあることから、大安の次にお日柄が良い日とされています。
ご参考程度にお伝えすると、時間帯によって意味合いが異なり、日中(11時~13時頃)は「凶」それ以外は「吉」となります。
ナイトウェディングの方には良いですね。
一般的に式場側からお客様に伝えられる事が少ないからこそ、メリットとデメリット(リスク)を両方理解した上で、結婚式の日取り(お日柄)をいくつか検討してみてはいかがでしょうか。
お日柄がどうあれ、ゲスト目線で「素敵な1日だった」と感じて頂けるように一生懸命準備したり、結婚式当日に最大限の感謝の気持ちで「おもてなし」する事が何より大切であると筆者は考えます。
様々な価値観があるかと思いますが、メリットとデメリットの両面から、お日柄選びに悩んでいる方の1つの参考となれば幸いです。
さて、結婚式までだいたい1年先を考えて式場を契約するカップルが多いとお伝えしました。
迷ってようやく決めた、自分たちの結婚式場。どんなドレスを着て、どんなお花をコーディネートして、どんな一日になるのかな・・ワクワクが止まりません。
でも契約したはいいものの、その後特に式場から連絡がなく、何をしたらいいのか手持ち無沙汰になっていませんか?
周りのプレ花嫁たちはたくさんウェディングアイテムを手作りしたりしている。まだ私は1年先でもあるけど、何も進められていなくて焦る・・。そんな風に一気に不安になってしまう花嫁さんたちが多いのです。
それはそのはず!
実は、式場のプランナーさんが決まるのはほとんどの会場では挙式日の4ヶ月前!
そこまでは日にちだけ抑えている状態で、悪い言い方をすれば”放置”状態・・。式場のプランナーさんも、何件もカップルを抱えて、今週末も来週末も結婚式があると、1年先のお客様にはどうしても構ってられないのが現状なのです。
しかし、今からお伝えすることを4ヶ月前までに進めていければ、結婚式直前で焦ることなくスムーズに準備ができ、万全の状態で結婚式を迎えることができます!では、結婚式当日までどんなスケジュールでどんな準備をしたらいいのかをお伝えします。
結婚式場を契約すると、当日までの準備スケジュールを最初に教えてくれる親切な会場もあります。
しかし、ほとんどの会場は、「提携のドレスショップで衣装見てきてくださーい」という言わば放置状態。どんな結婚式にしたいかを話してから衣装を選ぶのではなく、4ヶ月以前にできるのはドレス選びしかないといった流れになってしまっているのです。
会場に合わせた収容人数の中で、お二人にとって大切な方をどこまで呼ぶか。できれば、お二人で話し合いながら一緒にリストアップした方がいいと思います。
人数の差も出ないし、相手側にはどんなゲストが来るかも把握できるからです。
すぐ完了すると思いがちのこのリストアップですが、実はここで苦戦しているカップルが多いのも事実。職場の上司はどこまで呼んだらいいのか、友達はグループで呼ぶと多くなってしまうし、でも呼ばないわけにはいかないし・・と最後まで定まらないことも。
しかし、ここを曖昧にしてしまうと、テーブルの配置がさらに難しくなってしまうのです。(8名Maxのテーブルなのに9名のグループに声かけてしまっていたりすると、2つにテーブルをわけなくてはならないなんてことも。)
ただ羅列してのリストアップではなく、テーブル配置を想定しながら招待するゲストを考えるのがいいと思います。
そしてある程度の潔さも大事です!(笑)
そして、やるべきおすすめな準備が「カメラマン」、「シネマトグラファー(映像)」、「ヘアメイク」の”クリエイターの選定”です。
式場の中で提案されたクリエイターさんで選ぶのももちろん、自分で探してこだわりたいという方は早めに探したり話を聞きにいったりするべきです。
カメラマンさんやヘアメイクさんなどは、フリーランスでやっている方とかだと一人しかいないので、人気な方の場合その日が埋まってしまうことも。
式場を決めるのと同じように、「この人にやってほしい」というクリエイターさんがいたら1年前から抑える方もいるので、妥協をしたくないならあまりのんびりしている暇はないものです!
そして、やるべきおすすめな準備が「カメラマン」、「シネマトグラファー(映像)」、「ヘアメイク」の”クリエイターの選定”です。
式場の中で提案されたクリエイターさんで選ぶのももちろん、自分で探してこだわりたいという方は早めに探したり話を聞きにいったりするべきです。
カメラマンさんやヘアメイクさんなどは、フリーランスでやっている方とかだと一人しかいないので、人気な方の場合その日が埋まってしまうことも。
式場を決めるのと同じように、「この人にやってほしい」というクリエイターさんがいたら1年前から抑える方もいるので、妥協をしたくないならあまりのんびりしている暇はないものです!
どんなゲストを呼ぶかによっても、どんな結婚式にしたいかどうかは変わってきます。こちらもお二人で向き合いながら、じっくりとどんな結婚式にしたいかを改めて考えてみてください。
4ヶ月前になってプランナーさんが決まったとしても、そこまで深堀りして聞いてくれるプランナーさんはなかなかいないので、そこで拍子抜けしないように事前にお二人でイメージしておくのも大事です!
平行して進めたいのが”衣装選び”です。
式場だけしか決まっていない段階で衣装選びにいきなり行く方もいますが、何着か着てみて気にいるドレスがあったとしても、会場のコーディネートなどまだ決めていないから合うのかわからない・・と衣装決定までなかなか踏み切れない方も多いのです。
しかし、衣装は4ヶ月前までに決まっているととても楽!4ヶ月切ってからは、招待状や試食会、お花の打ち合わせなど細かい打ち合わせがちょくちょく入って来るので、それと衣装の打ち合わせを平行して進めるのはスケジュール的にもきついのです。
また、ドレスやタキシードをオーダーメイドで作りたいとなった場合、製作期間が3ヶ月ぐらい必要な場合もあるので、ギリギリで衣装選びを始めるのは選択肢が狭まってしまうのでおすすめできません。
ぜひ早めのうちから衣装は打ち合わせに行き、納得するものを選んでくださいね。
平行して進めたいのが”衣装選び”です。
式場だけしか決まっていない段階で衣装選びにいきなり行く方もいますが、何着か着てみて気にいるドレスがあったとしても、会場のコーディネートなどまだ決めていないから合うのかわからない・・と衣装決定までなかなか踏み切れない方も多いのです。
しかし、衣装は4ヶ月前までに決まっているととても楽!4ヶ月切ってからは、招待状や試食会、お花の打ち合わせなど細かい打ち合わせがちょくちょく入って来るので、それと衣装の打ち合わせを平行して進めるのはスケジュール的にもきついのです。
また、ドレスやタキシードをオーダーメイドで作りたいとなった場合、製作期間が3ヶ月ぐらい必要な場合もあるので、ギリギリで衣装選びを始めるのは選択肢が狭まってしまうのでおすすめできません。
ぜひ早めのうちから衣装は打ち合わせに行き、納得するものを選んでくださいね。
4ヶ月切ってからのスケジュールもお伝えしておきます。
先ほどから繰り返し書いている”4ヶ月前”という、まるでターニングポイントかというぐらい大事な時期なのですが、これはゲストに招待状を出すタイミングが関係しているのです。
ゲストに招待状が手元に届くタイミングは、だいたい結婚式の2ヶ月半前。
そこまでに招待状のデザインを決めて、印刷、宛名書き、発送準備などを逆算していくと4ヶ月前にはゲストがどこまで来るか確定しており、何枚招待状が必要なのかを打ち合わせの中で決める必要があります。その招待状のデザインや文面の決定がプランナーさんとの最初の打ち合わせになることが多いのです。
・プランナーさんと初めて顔合わせ
・招待状のデザイン決め
・引き出物選定
・プチギフト選定
・両親プレゼント選定
・招待状の発送準備、宛名書き
・余興や友人スピーチの依頼
・二次会会場探し
・前撮り手配
・試食会(料理、ドリンク決定)
・ウェディングケーキ決定
・席順決定
・引き出物決定
・進行や演出の決定
・ウェルカムボードなどアイテムの手作り
・親族の着付け有無の確認
・試食会(料理、ドリンク決定)
・ウェディングケーキ決定
・席順決定
・引き出物決定
・進行や演出の決定
・ウェルカムボードなどアイテムの手作り
・親族の着付け有無の確認
・ヘアメイクリハーサル
・司会者との打ち合わせ
・衣装の最終フィッティング
・司会者とのやりとり
・BGMの選定
・映像作成、上映確認
・お車代や御礼の準備
・挨拶、手紙の準備
国内での結婚式をする際の一般的なスケジュールを記載しています。上記の黒字で書いたところはお二人とプランナーさんとの打ち合わせで決めること。緑字で記載したものは、お二人がお家で相談して進めていくこと。
急に4ヶ月を切ってゲストが確定すると具体的で細かい決め事がたくさん出てきますが、ゲストが決まらないと料理も引き出物も席順も決められないことなので、やはりリストアップを早めにやることは大事なのです!
人の心を一番動かせるのは「感動」です。
また、人の心に一番印象として残りやすいのも「感動」です。
私は仕事上いろんな結婚式を見てきましたが、ゲストから「良い結婚式だったね〜」という声を聞くのは、感動的な結婚式だった場合が多いです。
結婚式で感動する場面といえば「花嫁の手紙」が一般的ですが、花嫁の手紙も定番になりつつあるのでそれだけでは印象が薄い場合も。
花嫁の手紙の代わりにサンクスムービーを流したり、手紙を読む背景に思い出の写真を流すなどして他と差をつけちゃいましょう☆
「ごく普通の結婚式」ではないものを演出することで、ゲストの印象にも残りやすいです。
ここで感動的な演出を入れることで、ゲスト満足度もぐっと高くなります。
・新郎から新婦へサプライズ
・新婦から新郎へのサプライズ
・新郎から両親への手紙
新郎から新婦へサプライズ
新郎さんから新婦さんへのサプライズで一番多い演出といえば「プロポーズ」演出。以前から同棲していてそのままの流れで結婚といったカップルも増えてきています。
男性の方はあまり気にしないかもしれませんが、女性はプロポーズに憧れるもの。
一生に一度のことなんですから、ちゃんとしたプロポーズを「いつか言ってくれる」と待ちわびているものです。プロポーズ演出のやり方としては新婦さん宛に手紙を読んでもいいでしょうし、新婦さんへ向けて歌を歌われた方もいらっしゃいました。
ここでゲストへ協力してもらうサプライズプロポーズの演出を一つ。
それは「ダーズンローズ」と言います。
12本のバラを用意し、新郎新婦と親しいゲスト順にバラを渡しておきます。
そしてプロポーズをする前に、バラを持ったゲストから一本一本渡してもらい最後には花束にして新婦さんへ渡すという流れ。
このバラには感謝・誠実・誓いなど一本一本に意味があります。
新婦さんはずっと「もうないな」と思っていたプロポーズに、大好きなゲストが協力してくれていることで、感動して泣かずにはいられません。
新婦から新郎へサプライズ
内容的には映像が多いようです。
最も人気の映像といえば、新郎さんゆかりの地を巡る映像。
新郎さんが生まれた産婦人科を訪れたり、新郎さんが通った幼稚園や小学校など最後は現在の新郎さんの職場へと続きます。
これはユーチューブなどでも多く上がっている動画なので、見たことがある方も多いかもしれませんね。
次に多い映像といえば、新郎さんの親しいご友人からのメッセージを集めた動画。
メッセージを持ったご友人の写真をスライドショーにされる方もいらっしゃいますし、こだわりがある方はご友人がメッセージを書いている様子などを映像にされたりします。
結婚式に出席しているゲストも映るわけですから、自然に会場も盛り上がります。
最後のシメには新婦さんからのメッセージも忘れずに☆
新郎から両親への手紙
「恥ずかしい」という気持ちは一番にあるかもしれませんが、結婚式だから伝えられる言葉や気持ちはたくさんありますよね。
またとないチャンス。手紙を読みながら思わず涙ぐんでしまう新郎さんも。
その姿にご両親はもちろんのこと、ゲストもつられてしまうんですね。
ゲストをなかせたいから手紙を読むってことではありませんよ。手紙はあくまでご両親へ向けての感謝の気持ちですからね。
こういったように感動のシーンを入れることで、ゲストの印象に残りやすい結婚式となります。
楽しいときはみんなで思う存分笑い、感動したときは会場全体が「一つ」の雰囲気になって泣く。
とても素晴らしい結婚式だと思います。
「特別感」というものは印象に残りやすいですし、まず悪い気にはなりません。
ゲスト一人一人に特別感を与えることにも注目してみましょう。
「特別感」と言っても難しく考える必要はありません。
一番定番のものとしては、一人一人の席札にメッセージを書くということ。
ゲスト一人一人にメッセージを書いていくのは、かなりの時間と手間がかかります。
しかしその時間と手間をかけた分、ゲストへ気持ちは伝わるのもです。
「自分だけのために新郎新婦がメッセージを書いてくれた」これがゲストへの特別感へと繋がります。
新郎新婦さんからの心のこもったメッセージがあるだけで、ゲストは「結婚式の準備で忙しいなか、私のためにメッセージを書いてくれたんだ」という嬉しい気持ちや、ゲストとの思い出を綴ることでこれから先の絆へとも繋がるわけですね。
こういったちょっとした手間をかけることによって、ゲストへ特別感を持ってもらえる要素にもなります。
特別感はゲスト満足度を上げるためにも大いに繋がりますので、色々と工夫して実践して見ましょう。
新郎新婦さんたちの大好きなゲストが集まってくれる機会はなかなかないので、披露宴はゲストとの時間も大事にしたいですよね。
ただ、バタバタしていてなかなかゲストとお話しする時間がないのが披露宴の実態。
お色直しの衣装が増えれば増えるほど、その時間は短くなってきます。
お色直しが多い披露宴はお色直しが2回あります。
和装→お色直し→ウェディングドレス→お色直し→カクテルドレス
といったように3着ただけでお色直しは2回になります。
そして和装を入れるとお色直しの時間はさらに長くなります。
最近ではお色直しを1回で済ませる新郎新婦さんが増えつつあります。
お色直しを1回にすることによって新郎新婦さんが披露宴会場内にいる時間が増え、ゲストとの時間も増えるわけです。
昔は披露宴会場内に新郎新婦さんがほとんどいないのが当たり前でしたが、最近ではゲストとの時間を大切に考える新郎新婦さんが増えてきたことから、お色直しを1回で済ませる新郎新婦さんが増えてきているというわけですね。
実はゲストとの時間は、ゲスト満足度を上げる上でとても大事になってきます。
なぜかというと新郎新婦さんと話す時間がなかった披露宴は、どんなに内容が良い披露宴でもゲストの印象に残いにくいからです。
ゲストとの時間がない結婚式の場合「ただ見ているだけ」といった感覚に陥りやすく、ゲストとの距離感が生まれてしまいます。なので短い歓談の時間でも、ゲストは高砂に近寄りにくいんですね。
また少しの歓談の時間では、多くのゲストと会話をするのもまず無理でしょう。
テーブルフォトといった、ゲストテーブルを回りながら写真を撮る演出も最近では増えましたが、それだけではゲストの印象には残りにくいといった現状があります。
テーブルフォトは定番になりつつあるので皆さん体験済みかもしれませんし、ゲストと話せたとしても披露宴の進行を遅らせるわけにはいかないので、カメラマンとキャプテンは写真を撮ることと次のテーブルへ移動することを急かします。
あっという間に新郎新婦さんは自分たちのテーブルから去っていくわけですから、印象を与えるのには弱い気がします。
本当にゲストとの時間を大事にしたい場合には、お色直しを1回にしておくことが無難でしょう。
披露宴は2時間半という時間が決まっていますから、その中で自分たちを優先するかゲストを優先するかを考えることが必要になってきます。
お色直しを1回にするとゲスト参加型の演出等も時間をかけてできるわけですから、ゲストに喜んでもらうゲスト満足度を上げたいと考える新郎新婦さんであれば自ずと答えは出てきます。
ゲストとの時間も欲しい、どうしても着たい衣装がある場合は時間の使い方を工夫するとうまくいく場合もあります。
ウェディングドレスを挙式のみにして、披露宴はカクテルドレス・和装または、別のウェディングドレス・カクテルドレスにするというのももちろんありですし、延長料金はかかりますがあらかじめ披露宴の時間を3時間に設定しておくこともできます。
そういったように時間の使い方を工夫しながらでも、ゲストとの時間はとても大事ということを覚えておきましょう。
今までお世話になってきたゲストに対して、美味しい料理でおもてなしをするのは当たり前の時代。
その他でいつまでたってもゲストに「あなたの結婚式は良かったね」と印象に残してもらうためには、工夫が大事になってきます。
そういった工夫やゲストへの思いやりの気持ちが、ゲスト満足度向上へと繋がっていきます。
あなたの大好きなゲストが「あなたの結婚式は今まで参加した中で一番良かった」といつまでも言ってもらえたら、とても嬉しいことですよね。
あなただけではなく、ゲストの心の中にもいつまでも素敵な思い出として残る素敵な1日となりますように。