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今思い返しても家の売却は【人生苦労イベント】のベスト5に入るぐらい労力を使いました。
自分のモノグサから時間と精神力を無駄使いし、生まれ変わったように情報収集し、不動産屋や買主さんと話を進め・・・。本当に長く感じる2年半でした。
そんな我が家の売却の流れを、簡単に順を追って説明します。
ステップ1:情報収集と不動産の勉強をする私の場合、家の近くの不動産屋1社に丸投げで任せてしまった反省から、仕切り直し後は情報収集と猛勉強をしました。
家の売買なんて人生で何回も経験するようなイベントではないので、いかに自分が何も知らなかったか思い知りました。
不動産の相場勘を養うことから始め、諸費用のことや、税金のこと、売るか貸すかの検討など、調べ倒しました。
ステップ2:複数社一括査定をするネットで複数の不動産屋に一括査定を依頼しました。我が家は1社の不動産屋に任せきりで、2年間売却が滞ったので、藁にもすがる思いでした。活用した一括査定サイトはここです。↓
不動産会社一括見積もりサイト イエウール
とりあえず6社に一括査定の依頼をかけましたが、そのうち4社から実際に家を見て査定をしたいと連絡がありました。
4社と会うのは億劫な気もしましたが、「同じ失敗はしない!」と心に誓い、順番に各社の査定を受けました。
なんと、この4社の査定額は最低値と最高値の差が200万円ありました!
最初にお願いしていた不動産屋の売り出し価格は、この最低額よりまだ低かったので、内心「そんな高値で売れるの!?」と不安になりました。
不動産屋の話では、我が家は建物の価値はほぼ無いということでした。ということは、我が家の場合、査定額の差は土地に対する不動産屋の評価の差ということになります。
査定額を公開します!
ステップ3:不動産会社に仲介を依頼する結局、最高値を出してくれた不動産屋の担当者さんと話が合い、面倒見ていただくことに決めました。以前の不動産屋の怠慢があたまをよぎりましたが、今回の担当者さんは責任感が強いと感じましたので、専任媒介で申し込みました。
もし、私が複数社に一般媒介で仲介をお願いすると、たくさんの不動産屋に頑張ってもらえそうな気がしますが、不動産屋の立場になって考えてみると、いつ自社以外の不動産屋が買い主を見つけてくるか分からない物件に、本気で営業経費を掛けられないと思ったからです。
我が家のように何もしないと売れないような立地条件の場合は、信頼のおける担当者さんに専任で徹底的に頑張ってもらう方が良いと判断しました。
売り出し価格は、担当者さんのアドバイスもあり、最終1880万円になりました。
「内覧希望者が出てくるまでに家を可能な限りキレイにしてください」と言われましたので、担当者さんの紹介でハウスクリーニングをお願いし、水回りと窓を掃除してもらいました。
ステップ4:内覧を受ける
我が家は2度内覧を受けました。前の不動産屋では、2年間まったく音沙汰なしだったので奇跡です。
一組目の若いご夫婦は、リフォームをすること前提に古くてしっかりした物件を探されていたそうです。非常に感じが良いご夫婦で、我が家を気に入ってくださり、本当に契約直前までいったのですが、ここでトラブル発生!
リフォームは住宅ローンを借りるのが新築よりむつかしいみたいで、残念ながら審査が通らなかったみたいです。
二人目は50代ぐらいの女性で、ピアノ講師をされている方でした。深く事情は聞きませんでしたが、普段車はお使いになられず、駅が近くて自転車で行ける範囲にお店や病院などの施設があるところを探しておられたそうです。
平日の日中賑やか(学校が近くにある)な割りに、袋小路の奥で二方に隣家が無い我が家の立地も、ピアノをするのに適していたそうです。
この方は、不動産屋の担当者がお付き合いのネットワークから探してきてくれました。
ステップ5:家が売れる
内覧から数日後、ピアノ講師の方から、1800万円で交渉がきました!我が家の担当者から「1830万円なら値下げします」と伝えてもらい、先方からOKをいただきました!
我が家の立地条件からいくと大変満足のいく価格で、買主さんもいい感じの方でしたし、苦労が報われた気がしました。元を質せば、私の人任せがいけなかったのですが・・・。
買主さんが決まるまで、一括査定に申込み担当の不動産屋に出会ってからわずか三ヶ月後。銀行の会議室みたいな部屋で、私たち夫婦と買主さん、不動産屋、司法書士が一同に会し、無事契約を済ませ手付金をいただくことができました。
この時点で、本当に安堵の気持ちがこみ上げてきました。