結構知らない人が多いのですが、国土交通省では、不動産の購入者に対して実施したアンケートを基に、実際の取引価格などの情報を四半期毎に公表しています。相場調べをするとき、結構ここも活用できます。
このサイトでは、アンケート結果に基づいた取引価格情報の他にも、最寄り駅からの距離、土地の形状や前面道路の種類などの情報も提供されています。
不動産売買情報サイトと違い写真がありませんが、地図上に物件位置が図示されているので、自分の家の近くの情報を探しやすいです。
売買済みの過去情報ですので鮮度はよくありませんが、1年ぐらいの推移を把握するこができますので、一度見ておく価値はあります。
国土交通省の不動産取引価格情報は、買い手さんからの値引き交渉後、実際に決まった売買価格を載せているので、現実的な相場を知ることができます。
もっと早くこのサイトで現実的な相場観を身につけておけば、もっと早く「査定額が低い不動産屋=売る自信があまりない」ということに気づいていたかもしれません。
私が我が家を手放し、新天地で新たに家を購入したときも、国交省からアンケートが届きました。活用させてもらった感謝の気持ちで記入し提出しました。
国交省のサイトで相場勘を養った方は、次に不動産を購入したときに是非アンケートに協力しましょう。きっと、誰かの役に立ちます。
売却査定額は不動産屋さんによって大きく違います。できれば3社以上に査定依頼することをおすすめします。
1社に相談して査定額が低かったからといって諦めてはいけません。
近所の不動産屋さんに任せっきりで2年間売れなかった我が家も、複数社に査定を依頼したことで、3ヵ月後に高値で売ることができました。