セールスページの成果はヘッダーで9割決まります。
だからこそセールスコピーライターも1万文字近いセールスレターを書きあげる執筆時間の4割を、100文字に満たない最初のヘッダーに費やしているわけです。
それほどまでに時間をかけて作り込むヘッダーではありますが、訪問者があなたのヘッダーの良し悪しを判断する時間はわずか3秒程度しかありません。
あなたが初対面の相手が集まる場所に行ったとき、パッと見渡して「この人とは仲良くなれそうだ」「合わなさそうだ」と瞬時に判断する。
このような経験ありますよね。
これは、セールスページに来たお客様も一緒です。
冒頭の数行あるキャッチコピーと、使われている画像で3秒ほど。
お客様はこの3秒で、あなたの販売ページを読むかどうかを直観的に判断しているのです。
今から20年ほど前「現代経営学」や「マネジメント」を発明したピーター・ドラッガーはこのように語りました。
数百年後の人々が我々の時代を振り返るとき、歴史家の目にとまるのは技術やインターネットよりも、人びとの状態が大きく変わってしまった事実だろう。
歴史上初めて大多数の人々が選択肢を持つ事になったのである。
ただし社会はいまだ、そのような事態に対応できていない
Peter Drucker “Managing Knowledge Means Managing Oneself”Leaderto Leader Journal,no.16(Spring 2000)
一昔前なら何かと重宝されていた情報ですが、今はネットやSNSの発展により、僕たちが望まなくても膨大な量の情報が送りつけられる時代になりました。
これがドラッガーの言う『歴史上初めて大多数の人々が選択肢を持つ事になった』状態です。
つまり情報が多すぎるがゆえに、「情報を探しに行く」のではなく『情報を切り捨てる』行動しなければ、現代人は時間が足りなくなってしまうのです。
ここ数年で大爆発的なブームを起こした<断捨離><ミニマリスト>という考え方はその分かりやすい例です。
断捨離はもともと「部屋から必要なもの以外を捨てて、シンプルかつ好きな物だけに特化した空間を作る」という片付けテクニックでしたが、今では『情報』にも、この考え方を使う事が常識になっています。
不要な情報はバッサリ切り捨てて、
シンプルに生きる人ほど賢い人だと思われるのが現在の価値観です。
そんな時代背景を受けて、ネット上のUI(ユーザーインターフェイス)も急速に変化しています。
少し前までいらない情報は『手動で閉じる』が普通でしたが、今は情報が勝手に切り替わり『情報を捨てる行為』すら自動化されたUIが主流になってきています。
こんな時代だからこそ販売者はこれまで以上に『流されるのを止めてでも見たい』魅力的な商品PRをする必要があります。
「目に止まる」では不十分。
『実際に止める行動』を起こさせて、はじめて商品が見てもらえる時代になってます。
一昔前のように、
情報ひとつひとつ丁寧に吟味する時代はもうとっくに終わっています。
問題がなければ納品となります。
またご希望であれば、我々が直接販売ページにヘッダーの設置を行います。
セールスプランナー
長嶺圭一郎(ケイイチ)