コア・コンピタンスとは、直訳すると中核的な能力という意味になりますが、経営マネジメント理論ではその企業の中心的な強みとなるものと考えることができるとレイスペックの奥村英毅氏は説きます。
どんな企業であっても何らかの強みがあってこそ市場を拡大し発展していくことができますが、強みとは要するにライバル会社を圧倒するくらいの突出した力を持つ分野であり、しかも容易なことでは他社に真似されないくらいの特別な技術や能力を指すことが多いでしょう。
さらに言えば、一つの産業分野だけでなく複数の産業分野で活かせるようなものであればなお良いわけです。