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フリーランスで挫折するのはなぜ?
-原因と普通の人でも出来る解決策-
このページに関心を持ってくれている方は、フリーランスや副業をやってみたいけれど、挫折しないか不安、あるいはすでに一度挫折してしまった人が多いのではないでしょうか。
フリーランスや副業で成功できる人について、以下のような人をイメージする人が多いかと思います。
・引く手あまたの特別なスキルや経験を持っている
・元々成功している人が独立する
・ビジネススクールなどに通ってビジネスについて学んでいる
確かにそういった方がフリーランスとして活躍しているのは事実です。
しかし、実際に成功しているフリーランスや副業をしているのは、以下のような
「普通の人」も少なくありません。
・将来の収入や働き方を考えたときにフリーランス、副業にチャレンジしていきたい
・自分でビジネスをやって自由な生き方をしていきたい
・でも、正直特別なスキルや能力がなく、自信がない
私は学生起業家や自分で事業を立ち上げている人と、ビジネスプランを考える、事業運営の手伝いなどをしていました。フリーランスや副業に挑戦する人の支援をする機会もたくさんありました。
そんな私だからこそ「普通の人」でもフリーランスや副業で自分の願った生き方、働き方を叶えるのは可能だといえます。
フリーランスや副業を始める場合、ほとんどが以下のような初動をとっています。
・webや本で勉強する
・有料でビジネスコミュニティ、コンサルタントの支援を受ける
・有料セミナー、講座に参加する
・フリーランス、副業の仕事斡旋に登録して紹介を待つ
しかしこれらの初動を取った人の8割ほどの人が数ヶ月すると、「自分には無理でした」、「自由な生き方は諦めます」というのです。
その人に話を聞いてみると、挫折する人は以下のパターンに分けられると気づきました。
①webや本で勉強する場合の失敗事例
②有料でビジネスコミュニティ、コンサルタントの支援を受ける場合の失敗事例
③有料セミナー、講座に参加する
④フリーランス、副業の仕事斡旋に登録して紹介を待つ
失敗事例を見てみると、フリーランスや副業で成功できるのは以下のような人をイメージしがちです。
・不慣れでしんどいことでも、自分でやると決めたことを徹底的にやりきることができる
・言われたことを徹底的に実行し続けることができる
・人から話を聞くだけで自分のビジネスを組み立てられる
・引く手あまたの特別なスキルや経験を持っている
このような人で成功している人は確かにいます。
しかし、このように売れやすい人や強靭な人だけが自由に生きていけるかといわれれば、決してそうではありません。
確かにそういった人が、華々しく成功しているようにみえます。
ですが、私の周りで自由に生きてフリーランス、副業をしている人は以下のような人も少なくありません。
・自分の苦手なこと、嫌いなことはやらないと決めている
・楽しい、面白い、やってみたいと思うことだけやっている
・激しい筋トレのような体育会系の取り組みは好きではない
・最初から特別なスキルはなかった(少なくとも本人はそう思っていた)
これらの人を見てみると、普通の人でも出来るモデルと、よくあるフリーランス・副業ビジネス立上げモデルでは、「時間配分」に大きな違いがあることが分かりました。
普通の人でも出来る!
ビジネス立上げモデルとは
普通の人でも出来るモデルと、世の中に多い筋トレ的なビジネスモデルの時間配分を比べてみると、以下の図のようになります。
ビジネスを始めるときには大きく「売るもの(=商品)を磨く」、「売り方(=販売)を磨く」というフェーズに分かれます。
マッチョモデルでは多くの時間を売り方に割いており、普通の人でも出来るモデルは売るものに多くの時間をかけていることが特徴です。
売るものと売り方にかける時間の違いが、その後やることの大変さに大きく関わります。
ここではリラクゼーションサロンを新しく始めた場合で考えてみましょう。
■マッチョモデルの場合
マッチョモデルは極端にいえば「どこにでもあるリラクゼーションマッサージ」が、世の中に1つ増えるだけ」、とイメージしてください。
お客様を呼び込むためにあらゆる手を尽くして集客・販促をかけますが、利用者からの評価は高くもなく低くもない状態です。そのため、常に新規顧客を呼び込んでいかないと埋もれてしまいます。
そうすると、いつまでも楽にはならず、いつまでも手は抜けません。
もし、近くに新しくてキレイで価格も安い店舗が出店されれば、更に頑張って販促し続ける必要があります。
このビジネスの手法は、売り方に重点を置いて商品は後から具体的にしていく「アウトサイドイン」と呼ばれるものです。
売る理由や売るものの磨きこみが足りないため、できない自分と向き合い続ける必要があります。
1人で頑張り続けることになりがちです。
■普通の人でも出来るモデルの場合
一方で普通の人でも出来るモデルで進めると、「何度もリラクゼーションを受けたけど疲れが取れない人に、週3日で自分でのメンテナンスが始められる方法を教える」というスタートのため、競合のサービスと差別化した状態で始められます。
開店前から「オープンしたら絶対に行くから!」と応援してくれる人たちが多く現れ、初期の予約は知り合いだけで埋まります。
その人たちが口コミやSNSで集客してくれることで、紹介や様々な評価サイトを見て訪れるお客様が増えてきます。
お客様からの評判も高く、自分で身体のメンテナンスできるようになった後も、喜んで訪れてくれるようになりました。店舗運営で困ったときにもすぐに力になってくれる仲間が多く、次々に改善しながら仕事ができています。
「売る理由→売るもの→売り方」の順番で自分の内面・内側からお客様に届けるビジネスの進め方が「インサイドアウト」です。
そのことで充実感を持ちながら協力者が多くいる中で進められます。
商品を磨くことにフォーカスすると挫折しにくい!
マッチョモデルと普通の人でも出来るモデルの違いは売るものを磨く時間=商品の質によるものです。
上の事例は極端ですが、周りの人が協力してくれ、お客様も喜んでくれ、自分も嬉しく、販促に追われることもなく、価格競争に陥りにくい。
こんなビジネスであれば続く人が多いはずです。
商品の質が低いまま売ろうとすると、ほとんどの人が挫折します。価値の低いものを多くの競合の中で売っていくのは、想像するよりずっと大変だからです。
逆に商品の質が高ければ、売り出す前から「売ってほしい」、無料体験でも「お金を払わせてほしい」ということが起こります。
そしてその商品が、あなたの助けたい人の役に立つもの、あなたの喜ばせたい人を喜ばせるものだったら、とても幸せなビジネスといえるのではないでしょうか。
売り方にこだわるのは商品を磨いてから!
このように説明すると「売り方は大事じゃないのか」と感じる人もいるかもしれません。
売り方を学ぶことがダメなわけではありません。売り方は大事です。
しかし、普通の人がビジネスを始めるには商品を磨くのが先で、売り方・販売戦略は後にした方がよいということです。磨かれた商品があってこそ、売り方が生きてきます。
普通の人が諦めずに自分の望む生き方、働き方を手に入れるためには「商品の質を高めること=商品開発」が重要なのです。
普通の人の商品開発を支援する
コミュニティ「ゼロから商品開発部」
私はフリーランスや副業を目指す人が、自分に合わないやり方を選択して諦めていく姿を見てきました。
そのような人をこれ以上見たくありません。
「普通の人」が自分の望む生き方・働き方を実現していくために、「インサイドアウト」モデルによる商品開発が必要です。
それを支援するコミュニティとして、「ゼロから商品開発部」をつくりました。
チームのメンバーと励まし合い、切磋琢磨することで、挫折することなく商品開発を続けていけるコミュニティです。
2021年2月に立ち上げ、現時点で約50名が参加、開始2ヶ月ほどで新しい商品や新たなオンラインコミュニティ等が次々と生まれています。
自分の望む生き方・働き方を一度諦めた方、これから踏み出そうとしている方と一緒に、自分の人生にとって価値ある商品を開発できることを願っています。
一度諦めてしまったけれど、もう一度フリーランスに挑戦したいという方は商品開発部への参加も検討してみてください。