採用にかかるコストは新卒でおよそ60万、
中途採用は業種により異なりますが、一般的には40~60万円はかかります。
「せっかく一人採用できたのだから、長く続けてもらいたい!
採用コストもかかっているし、内部コストの人件費も動いているのだから…」
入社半年で辞められると、採用費用、人件費用、教育費用、教育担当者が教育に費やしていた時間の生産性低下分の売上のマイナスなどを試算すると、費用はおよそ400万円になります。
(新人月給20万円、教育担当者月給30万円の場合)
さらに採用までかかった時間、引き継ぎ時間を計算すると、8ヶ月~1年分のムダな時間を費やしていることになります。
やっと採用できたと一安心しても採用のミスマッチや、能力不足による生産性の低さから起こるマイナスは、当人だけの問題だけではなく、社内・社外全体に影響を及ぼしていきます。
採用ミスマッチや人材育成できない会社に起こる「人事の5つのマイナス」とは
経営資源としてヒトに重きを置いていても、
ほとんどの中小企業・小規模法人は、経営者もしくはマネージャーが兼任していることが多いことが現状です。
モノやカネのように型が決まっていない人材は、
ある一人の入社が、
今までの社内環境になかった新しい風を起こしてくれることもあれば
ある一人の退社で、
売上自体空中分解してしまうことだってあります。
同じカタチは一つとない人材という経営資源を
どのように動かし、活かしていけるか、
がいつも課題です。
思うように動いてくれないもどかしさ
言わないとやらない受動的態度にイライラしてしまう
そんなストレスを抱えていると、兼任しているもう一方もおざなりになってしまいますよね。
様々なノウハウを伝えても、色んな方法論を伝えてもダメ
モチベーションを上げるために、景気づけに飲みに誘っても何も変わらない
アメとムチをやってきたが、何の成果もあらわれない
最近は、生産性の低いスタッフを見るだけで、イライラすることがあり、つい怒り口調になってしまう。
他にもやらなければいけないことは山積みだけど、全然前に進んでいない。
そんな経営者・マネージャーの感情、態度は社内に伝染していきます。
生産性の低いスタッフを見て、
あのスタッフの働き方でこれだけ給与をもらえるのなら
今よりも少し手を抜いても問題ないだろうな、
という生産性の低下現象におちいります。
またいつも怒る経営者・マネージャーを見て、
何も変わらない環境にうんざりしたり、
企業の将来性を不安視したり、
もっと気持ちよく働ける場所に変わりたい、
と思うこともあるかもしれません。
怒りたくて怒っているわけではない、
生産性を高めるために、より良い職場環境を目指していることが裏目にでてしまうんですよね。
採用した時は
「人材が足りないストレスからやっと解放される」
「これで事業の足場を固められる」
経営者の立場として、少しの安心、ほっとした気持ちもあったかもしれません。
でも現在は、採用前より悩みが一つ増えた気がしてならない、そんなことはありませんか?
何とかしたい、でも良い方法が見つからない。
採用ミスマッチや人材育成できない会社に起こる
人事の5つのマイナス
を防ぐには、
何も間違っていない、正論を伝えている
でも何の変化も見えてこない
私も会社員時代、教育に携わっていた頃はずっとそんな状態でした。
懇切丁寧に教えても、その場や数回はできても、時間が経てば忘れてミスが多くなるスタッフに、怒り感情も含めて論理的に伝えていました。
また、男ばかりの職場だったこともあり上司や他部署との会話のやりとりでは「こう言われたら、こう返す」、この資料を見せて納得させる、など幾度となくシュミレーションして「勝てる」意見しかしていませんでした。
でもある時気がついたのです。
教える側としても、スタッフとして意見だししているときも、
方法論として間違っていない、正しいことを伝えているその行為は、
どれだけ正論を言っていても、
自分自身も周りもストレスを与えてしまっているだけだと。
ストレスを抱えたら生産性は確実に下がります。
生産性を上げるためにおこなっていたことが、実は下げていたのです。
反対に抱えているストレスを減らしていくことができれば、
気持ちよく働ける自分になり、生産性を高めていくことができますよね。
人間のやる気やモチベーション、叶えたい欲求は
により変わっていきます。
例えば、常に出世にこだわり、残業も休日出勤も苦労を感じない、頑張った分、正当な報酬をもらえていることがモチベーションだった独身時代。
それが結婚して子どもができると、報酬は下がっても家族の時間を大事にしたい、という報酬という欲求から、家族の時間共有の欲求に変化していきます。
ごく自然な事なのですが、今まで整えていなかった人事評価制度を整えて、「できる従業員」には正当な報酬システムを整えた経営者側と、家族の時間共有を大事にしたい従業員の考えの差が生まれ、
制度を整えたのにモチベーションが上がってこない
制度を整えた瞬間、辞められてしまった
という現象が起こるのです。
その時点で従業員にとって報酬は一番の欲求ではなくなったからです。
対して、ストレスにおいては、
どれだけ時間が経過しても
どれだけ自分自身が成長しても
どれだけ環境やライフスタイルが変化しても
個人が抱えるストレスの種は、変化することはほとんどありません。
キレイ好きな人は、整理整頓されていない環境にイライラしたり
とりとめのない話しばかりで結論がないトークにうんざりしたり
音やにおいが気になって集中できなかったり
そんな嫌悪感を抱くストレスの種は、子どもの頃から変わらずありますよね。
ストレスの種を抱えた状態で仕事に取り組むと
集中力が散漫し、仕事のスピードの鈍化、ミスにつながります。
だからこそ、従業員のストレスの種が何かを知り、そのストレスを逃がし、解放させていくことで気持ち良く働ける、自然に生産効率もあがっていきます。
ストレスと聞くと、うつや精神的弱者のイメージを持たれる方もいますが、ストレスは誰でも日々小さなことから大きなことまで起こります。
仕事のプレッシャーをストレスに感じる方もいます。仕事のプレッシャーを与えることは、ビジネスでは当たり前にあり、個人の成長のためにも必然なことです。
業務上どうしても過度なプレッシャーを与えなければ成り立たないこともある場合もあります。反対に大したプレッシャーでもないのに、過度にストレスに抱える従業員もいます。
その時、今までどのように対処していましたか?
どちらも従業員のためを思って、上司として従業員の成長のためにしてきたことです。でもこの結果、ストレスを抱え込む時間が増えていき、さらに悪循環に陥ってしまいます。
生産性を高めることをしていたことが実は生産性を下げてしまっていた
そんな状況から抜け出してみませんか?
聴き方・伝え方の専門家である企業内キャリアコンサルタントが、兼任でおこなっている人事機能を請け負います。
何も変化がみえない状況に八方ふさがりになってしまっている経営者・マネージャーのための「人材のお悩みお助け部門」です。
怒ると辞められてしまう、でも言わないとやらない、
言いたいことがなかなか伝わらない、
そんな経営者・マネージャーの心の代弁者、気持ちの翻訳家が企業内キャリアコンサルタント。
経営者・上司とスタッフの間に立ち、伝わらない、伝えられない本音を引きだし関係構築を支援、スタッフのキャリア形成支援をおこないます。
よくある教育会社やコンサルタント会社のモチベーションを上げる、教育するとは一味異なる、人材育成・マネジメント支援のためのキャリアコンサルティング面談・キャリア講習で、組織の内側から、スタッフの心の本質から、軸が整うキャリア支援をおこないます。
面談・講習を通じて、スタッフの生産力UPだけでなく、経営者・マネージャーが抱えていた人材に悩むストレスを解放していくことが、企業内キャリアコンサルティングの役割です。
人事を兼任している中小零細企業経営者・マネージャー
従業員を雇用している個人事業主
従業員を雇用している個人事業主
社内人材の生産性レベルを高めていき、雇用の悩みから解消されたい
採用してもいつもすぐに辞めてしまう負のスパイラルから抜け出したい
人が育ち、個人のキャリアを活かす職場環境にしたい
従業員一人ひとりの個性を活かし、活用できる会社でありたい
定着率を上げて現状の業務の基盤をつくり、経営者として第2・第3のステージへ進んでいきたい
これからの5年、10年先を見据えた人事を強化していきたい
従業員の本音がわかり、わかり合える、伝わる職場環境を目指している企業
従業員自らやる気になり、自発的に動き個性が活きる魅力的な職場になることで、周囲からの評価も高い企業を目指している
採用してもいつもすぐに辞めてしまう負のスパイラルから抜け出したい
企業内キャリアコンサルティング面談やキャリア講習を通じて、今までスタッフの本音を聞く機会を逃していたのではないかと気づいた。
面談や講習はスタッフにも自分にもすごく刺激的だった。
それぞれのストレスの種が何かを知ることで、今は、スタッフの表情や雰囲気で、ストレスのレベルを見れるようになったことが大きな収穫。
今まで生産性を上げるために、ノウハウを提供したり、意識を上げさせることばかりしていたが、ストレスを逃がすという配慮をすることもマネジメントをする立場として重要なことだとわかった。
新しい人材を採用する際にも上手く活用できそうだ。
毎日顔を合わせているから、スタッフのことをよく理解している、というのは経営者の怠慢。
スタッフは本音を話していない
第3者の専門家に介入してもらうことで、スタッフが何だか重たい荷物をおろすように、スッキリとした表情をしている姿に驚いた。
仕事にも積極的になっている。職場で抱えている悩みを相談できる機会をもらえたことが嬉しかったようで、話してスッキリして、仕事も頑張ろうと思うようになった、と。
キャリアコンサルタントからは、それは返報性の法則だと言われた。
同じ職場で働いているからこそ、一方通行ではなく、お互いさまの環境を整えることが必要なのだと改めて感じた。
毎日顔を合わせているから、スタッフのことをよく理解している、というのは経営者の怠慢。
スタッフは本音を話していない
第3者の専門家に介入してもらうことで、スタッフが何だか重たい荷物をおろすように、スッキリとした表情をしている姿に驚いた。
仕事にも積極的になっている。職場で抱えている悩みを相談できる機会をもらえたことが嬉しかったようで、話してスッキリして、仕事も頑張ろうと思うようになった、と。
キャリアコンサルタントからは、それは返報性の法則だと言われた。
同じ職場で働いているからこそ、一方通行ではなく、お互いさまの環境を整えることが必要なのだと改めて感じた。
◇面談時の問題や悩み
いつも上司から怒られてしまうことで悩んでいる。仕事は好きだけど30歳になっても怒られる日々を考えると、ストレスが溜まっていて今後の在り方を思い悩んでいる。
◇面談後の変化
いつも怒られることは、それだけ気にかけてくれている証拠でもあり、自分は期待されていたのだと気づいた。上司の見え方が変わってきた。
「仕事を任されていると言えば聞こえはいいけれど、どちらかと言えば放ったらかしにされている気がする…」
見た目は仕事をバリバリこなすような営業マン。実際、任されている案件も多く、細やかな対応と丁寧さが自分のウリだと自信を持って話しをしていたときに、ふと出てきた職場での孤独感。
認められたい、必要されていると感じたい存在価値を感じていないストレスを抱えていました。
個別面談のフィードバックを通じて、スタッフの思い込みを知った。
今でも頼もしい人材だし信頼している。それはこれからも変わらない。会社になくてはならない十分に価値のあるスタッフだから、手離す気など全くない。
ただ、勘違いさせてしまった原因は、やはりコミュニケーション不足だろう。
人材は会社の軸であり幹だということに気づかされた日。
「ストレスは生活(人生)のスパイス」と言われるように、適量のスパイスは普段の味をさらに美味しくさせ、スパイスの量が多すぎると身体を壊してしまいます。スパイスの量は、本人の過度な受け止め方をなくせば、自然に調節することができるようになります。また、例えスパイスの量を多く摂取しても、その処方箋をいくつも持っていれば、身体を壊すことはありません。
ストレスが適量のスパイスに変わることで、良いパフォーマンスをつくれるようになります。
「目で見て、耳で聴き、心の声を聴く」傾聴の基本を知ることで、相手の気持ちが手にとるようにしてわかるようになります
【期待できる効果】
傾聴講座を学ぶことで相手の気持ちが手にとるようにしてわかる、
本当の聴き方、伝え方がわかります
日常業務も大事と思うことと同じように、何かの変化も求めていませんか?
面談は60分、講習は1回3~6時間です。
その時間を通じて、従業員の今後の中長期視点のキャリア支援ができ、職場の雰囲気も相乗効果として変化があらわれてきます。
参加されることに時間以上の価値があると思っていただけると幸いです。
SOARist(ソアリスト)
成長の気づき・変化のきっかけを与えるキャリアコンサルタント
心の声を読み解く聴き方・心の内に響く伝え方をするキャリア悩み相談専門家
法人向けに、キャリアコンサルティング面談、キャリアデザイン研修や各種専門講習、社内体制仕組み構築、面接・採用代行など、人事面・組織体制強化づくりをおこなう。足腰の強い中小企業になるための自律したスタッフ、働きがいある職場づくりを徹底的にサポート。
個人向けには、働いている方のキャリアカウンセリングや、自律的にキャリアを築くためのオリジナルセミナーなどを開催。他、大学生キャリア支援、就労支援等。一人ひとりが、ココロもカラダも健やかで豊かなキャリアを築くためのキャリア支援をおこなう。
性格や特徴の魅せ方を変えるリフレーミング ヒラメキ言葉集「personal colors」をSNSにて1日1枚発信。人にかかわる悩みや、自分の強みを見つけたい方のヒントや気づきになるための、言葉の言い換え表現コレクション。Instagramフォロワーは2000超え。
大学卒業後、広告代理店に入社。経営者から新卒1年目までのキャリアビジョンヒアリング 200社3000名(美容・飲食・介護・ビルメンテナンス・製造・派遣・システム関連、他サービス業界等)することで、組織体制の在り方や、個人のキャリア形成支援に関心を持つ。教育事業など数社経験後、2016年に国家資格キャリアコンサルタントを取得し独立。
キャリアコンサルティングは、気づきを与え続けることで、より多くの企業や、そこで働く人々が、健やかで豊かなキャリアを築いていくための原点回帰の時間と捉え、すべての企業・人に、成長・変化するための気づきを届けることをミッションとして掲げる。
【実績】
■企業内キャリアコンサルティング 75社/企業研修
■個別キャリアカウンセリング 350名/オリジナルセミナー開催
■学生キャリアカウンセリング 285名
■就労支援キャリアカウンセリング のべ150名
■小中学校でのキャリア教育に社会人講師として参加