フィリピンと日本のユースによる
ソーシャルビジネス、遂に始動。



2015年8月から日本とフィリピンで実施された「IDPC社会事業創発
プログラム」。国際開発を志す日本とフィリピンの学生・社会人40名が寝食を共にしながらフィールドリサーチやプランニングを行いました。
   
そしてこの度、両国のユースが創出したソーシャルビジネスプランを、
満を持して
実行に移すこととなりました。


舞台は、オフグリッドののどかな農耕地帯。










一年の半分、ここは「川」と化す。

毎年雨季になると、
大規模な洪水により村人の大半が生計手段を喪失

慢性的貧困と脆弱性(vulnerability)






対象地域のルソン島北部カビアオ市郊外では、毎年雨季に大規模な洪水が発生します。
そのため、基幹産業である農業を十分に実施出来るのは乾季の間のみです。

雨季の洪水で生計を立てる手段を奪われた村人たちは、洪水被害の無い村の知り合いを尋ね、金利50%超の借金をします。

しかし高金利だからといって必ず借金が可能なわけではなく、年によっては皆で泣きながら
借金を懇わなければ必要な生活費を手にすることが出来ません。

運良く高利借しを利用出来た村人たちは雨季が終わると必死に働き、乾季が終わる頃までには何とか借金を返済します。


そして貯蓄が無いまま雨季を迎え、村人たちの借金を懇う日々が再開するのです。

このような高利貸に依存した生活スタイルの固定化によって、人々は慢性的貧困に苦しめられ続けてきました。
また貯蓄は不可能なので、毎年同様の洪水が毎年発生するにも拘わらず村人たちは十分な対抗策を講じることが出来ません。

防げる被害は幾度となく繰り返され、村人たちを一層苦しめています。


 7th IDPC 社会事業創発プログラム


こうした慢性的貧困と脆弱性を解消するべく、IDPCは下記の事業を実施してきました。





2015年8月
元UNWFPアジア地域局長忍足謙朗様・元UNIDO東京投資促進事務所次長西田純様によるご講演と事前調査

2015年9月
UNDP・JETRO・UNWFP・(株)長大・Global Peace Foundation・Cabiao地方政府からのブリーフィングや現地フィリピンの学生との共同フィールド調査、フィリピン大学でのプランニングコンテスト

2015年10月
ソーシャルビジネス専門家・戦略コンサルタントの方々による事業プランのコンサルテーション、途上国支援・ビジネスの専門家の方々によるキャリアフォーラム、中間審査

2015年11月
ソーシャルビジネス専門家・戦略コンサルタントの方々による事業プランのコンサルテーション、ファイナルプレゼンテーション

2015年12月~2016年3月
フィールドリサーチvol.2、パイロットプロジェクト実施、プラン再構築

2016年4月
プロジェクト実行

2016年6月
投資資本回収開始

2016年8月
現地渡航・新規事業にかかるフィールドリサーチ

2016年10月
投資資本回収終了・新規事業展開


二度目の現地調査を終え、遂にプラン実行へ!

3月末より、年収400万円ほどのソーシャルビジネスを開始しました。これによって、短期的には乾季の副次収入雨季の安定収入が確保され、高利貸しへの依存を解消します。長期的には、利潤を全て対象地域の住民組合に提供し、災害対策資金マイクロ起業資金の確保を行い、慢性的貧困からの脱却レジリエンスの強化を実現させます。

プロジェクトの概要

マイクロファイナンスにより洪水発生時も恒常的な利益をもたらすアヒルビジネスを導入します。村人たちはアヒルの卵をバロット用に販売することで利益を獲得し、それを協同組合にプールすることで洪水被害の減災マイクロ起業資金の確保を実現します。

プロジェクトの特徴

  • 泳ぐことのできるアヒルならではの洪水被害に対するレジリエンス
  • フィリピン名産のバロット用の卵販売による高い利益性
  • バロット生産者との連携による確実な販路の確保
  • マイクロファイナンスにより担保の用意が不可能な貧困層への金融アクセスを保障
  • 現地政府現地NGO村落リーダーとの協力関係

住民組合メンバー
に対する金融教育
ワークショップ

プロジェクト評価用の事前調査

バロット生産農家との契約交渉

【プロジェクトサポーター募集中!】

現在上記プロジェクトのモニタリング強化及び事業拡大を目的として、プロジェクトサポーターを募集しております。
私どもの事業にご賛同頂ける皆様、是非ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

リワード
頂いたご支援への御礼として、下記の通りリワードをご用意致しております。

  3,000円:感謝状、IDPCのFacebookやウェブサイト等での名前掲載(任意)
10,000円:プロジェクト対象地域の子どもたちが作ったプレゼント、感謝状、IDPCの  
       Facebookやウェブサイト等での名前掲載(任意)

支援方法
①下記の口座に支援金の振り込みをお願い致します。
《口座情報》
みずほ銀行 日吉支店
預金種類: 普通預金
口座番号: 1310183
口座名義: IDPCカントウ

②お振込み完了後、お手数ですが下記のサポーター登録フォームの送信をお願い致します。
《フォーム: https://idpc.typeform.com/to/FLaChL

【運営主体】

本プロジェクトは、任意団体IDPCと「7th IDPC社会事業創発プログラム」の関係者が実施しております。プロジェクトを主に運営するコーディネーターは下記の通りとなります。

・井上天馬(早稲田大学国際教養学部2年)
・太田優人(慶應義塾大学法学部政治学科3年)
・角銅健(東京大学農学部国際開発農学専修3年)
・金丸博樹(東京大学経済学部3年)
・清水弘慈(筑波大学理工学群物理学類4年)
・田中佑佳(埼玉大学教養学部4年)
・平田和詩(慶應義塾大学法学部政治学科3年)
・山本美穂(慶應義塾大学経済学部3年)
*五十音順