支援者のみなさん、
親の会の情報を保護者に届けて下さい
不登校支援と言えば子ども支援が主と考えられがちですが、本人がその支援を拒否する時があります。
「家庭訪問をしても会ってくれない」
「保健室登校を勧めてもうまくいかない」
「相談機関を紹介しても続かない」…。
「会わない・行かない・続かない」状況です。そんな時は、親支援をすることが、何よりの子ども支援となります。
子どもはそばにいる親が慌てていると、「私が不登校をしているせいだ」と自分を責めて、自分自身と向き合うことができません。親がおちつくと、どうしたいのかを考えることができます。社会的自立の道を歩み始めます。
小中学校の新学習指導要領「総則編」の解説書にも「保護者の会などに関する情報提供は重要」と記されるように、今、親支援が重要視されています。子どもの不登校で苦しんでいる保護者の方に親の会を紹介して下さい。