施術しても疲れる、効果が出ない、トレーニングでけがをする、故障する、新しいことを学んでも伸び悩む、うまくならない、柔らかくならない、目指すところがわからないなどに共通する「ある状況」というのがあります。

相手に浸透する効果のある整体施術をするのにも、施術するあなたが疲れないで一日に多人数を診られるようになるのにも、スポーツでけがや故障に縁遠くなるのにも、ヨガやストレッチでどんどん柔軟になるのにも必要不可欠なのが、思考やメンタルも含めた「身体のチームワーク」です。

うまくいかない人ほど、部分に頼り、表面で判断し、思い込みに引きずられ、偏った情報入力をしています。それは「あなた」という乗り物の車輪が、三角形だったり四角形だったり、いびつな星形「★」だったりするようなものです。加えてブレーキを踏みながら進もうとしている人さえめずらしくありません。
このままでは思い切りアクセルをふかさないと進みませんし、走れば走るほど負担が増え、早晩けがや故障につながります。

しかし、これをお読みの方もそんなことはとっくに意識している、と思われるかもしれません。たとえば「全身をバランスよく使う」「連動させる」「脱力する」「ゆるめる」「統一体になる」などは、みな「身体(心身)のチームワークを良くする」というとらえ方とほぼ同じ方向を向いていると思います。

だたし、今現在うまくいっていない方は、どんなにすばらしい「全身をバランスよく使う」「連動させる」「脱力する」「ゆるめる」「統一体になる」方法を学んでも、うまくいきません。
なぜなら、体の使い方=出力に何らかの無理(ムラ、不合理、歪み、偏り)がある方は、まずまちがいなく情報の入力にも無理(ムラ、不合理、歪み、偏り)があり、結果として理解や解釈にも無理(ムラ、不合理、歪み、偏り)が含まれるからです。

やり方や手順やフォームという「目に見えるもの」だけを追いかけても、決してうまくいかないのです。
情報入力と動作という出力の関係を少し説明しておきましょう。走るという動作は主として足の筋肉の問題だと考えるのは「出力」のみ見ているケースです。あまりに当たり前のことは見過ごされがちです。全力で走れるのは、視力が健全だからです。または足の裏の触覚が健全だからです。目が見えず、足の感覚がマヒしていては、どんなに脚力を鍛えようと走れないのです。
しゃべれるも歌えるのも、自分の出している声が聞こえるからです。
行動(パフォーマンス)を改善しようと本気で思うなら、動き方の真似だけでは絶対にうまくいかないのです。まず情報を受け取るのが先なのです。来た情報に反応して対応するのです。

あるものがなくなれば気が付きますが、最初から情報を取っていなければ取れていないことに気づくこともできないのです。だから、動作を工夫するのと同じぐらい、五感からのアプローチを少しずつでも補正していくステップがない限り今までと同じパターンを繰り返すしかないのです。
もともと五感は同時に使って生き延びてきたと考える方が合理的。視覚に頼りすぎているのが現代人。

しかし、五感を総合的に使えるように補正する作業だけでいいかというと、そこにまた「なじんだ思考」というものが邪魔をします。
最大の「思考による邪魔」は、意識が身体をコントロールできる、コントロールしているという誤解です。人の行動は無意識です。意識的にやっていると思っている場合でさえ、後追いで「そういう意識を持っていたという記憶」を作っている場合さえあるのです。

全身が動物たちのように理想的に連動して動けば、非常にたくさんの部位がつらなって動く。情報量は膨大になる。知覚しきれない。
優勝メンバー、V9メンバー。誰が欠けても優勝はむずかしかったと思わせる。全身が使えているという状態は、それと同じ。ヒーローがいない。


クサーは東洋太平洋 5連勝

空手師範は、57歳で現役に復帰し、復帰五か月後の府大会で優勝しました。

力みやすいところほど存在感がある
うまく連動しているところはほとんど存在感がない

ただ誤解しやすい側面があります。
完成された「チームワークのいい身体」というものは存在しないということです。
チームワークで発揮されるものは対象にたいする「対処能力」です。対象が高度になれば、対処能力も高い次元のものが求められます。
チームワークとは、もともと備わっているものをできる限り多く引きだして、対象に応じて組み合わせを変え、対処し、さらに対処能力を学習して高めていくサイクルが高まった状態のことだと考えられます。

チームワークを良くするために画期的な効果を発揮する方法とは、実はチームワークがよくなりそうなことを積み上げることではないのです。
チームワークを短期間に劇的に向上させる方法は、
チームワークを低下させている原因を可能な限り低下させようという取り組み方のことです。

総合力。一つで解決しようとすると短所もおおきい。
結論に行こうとする 過程を取り入れない

チームワークのいい身体とは、背骨を中心に全身が連動して、無意識(身体意識)主導で動ける体のこと。

進化体操とシン・トレーニング

例えば鼻見 荒川さんのボクシング 梶君の空手 師弟で優勝
テーピングでいきなりバランスよく歩ける
高垣内さんの20分ウォーキング
単純な反復練習の数の数え方を変えるだけで
背骨を中心にした連動運動にするだけで
腕立てが3倍 人がとろける
今までのままいきますか?
全体性を回復させますか 自然法則に沿って動きますか?