誕生のきっかけ |
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「小郡祇園太鼓」は、昭和35年に生まれました。 終戦の痛みからようやく立ち直り始めた時期に、区内に祇園社を置く小郡市上町区の長老達が『子ども達に楽しい想い出を』と祇園祭を復活させたことが発端です。 |
モチーフ |
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「小郡ならではの太鼓を作る」という観点から着目されたのが、1359年8月7日の「筑後川の決戦(大保原の戦い)」です。 今から600数年前の南北朝時代、南と北合わせて10万あまりの軍勢が「大保原古戦場」を中心に、壮絶な戦闘を繰り広げ、双方合わせて18,000人あまりの死傷者を出した当時最大規模の戦いと伝えられています。 その南北朝の政争に巻き込まれ、熾烈な戦いで倒れていった名もない戦士達の慰霊に、心からの哀悼の意を捧げ、その合戦の模様を太鼓のバチ捌きで表現するのが「小郡祇園太鼓」のモチーフとなっています。 |
伝統を未来へ受け継ぐ「保存育成会」 |
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すっかり小郡市の夏の風物詩となった祇園祭。 しかし、自ら「やりたい!」と思って叩いている子はどのくらいいるのでしょうか? 「小郡祇園太鼓保存育成会」では、「小郡祇園太鼓」という文化を「保存」するだけでなく、未来を担う子どもたちの「育成」も目指しています。 ”やらされる”太鼓なんか楽しくないはず・・・ 大人も子どもも、笑顔あふれる地元の祭りをさらに盛り上げるため、自由に・無理なく・ゆるやかに活動を続けております。 |
誕生のきっかけ |
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「小郡祇園太鼓」は、昭和35年に生まれました。 終戦の痛みからようやく立ち直り始めた時期に、区内に祇園社を置く小郡市上町区の長老達が『子ども達に楽しい想い出を』と祇園祭を復活させたことが発端です。 |