近年、クレジットカードは国内と海外、さまざまなものがあります。こちらでは海外決済代行のメリットについて見ていきましょう。
・法律に縛られない
国内のクレジットカードの場合、法律に縛られていることもあって審査が厳しいです。特に2000年代後半で法改正がされてから審査基準が引き上げられたことで、更に厳しくなったと言われています。しかし、海外決済では国内決済の審査で落とされても契約できる可能性が高いのです。
・幅広い事業者が利用できる
海外決済は割高というデメリットはありますが、法律に縛られないことから幅広い事業者が利用できるメリットがあります。ニッチな市場向けのサービス提供をしている事業者におすすめの決済方法と言われているのはそのためです。
・セキュリティ強化
2018年の改正割賦販売法によって不正利用対策などが義務付けられています。そのため、決済代行会社は以前よりも厳重なセキュリティの上で行っています。利用者にとってはセキュリティ強化も魅力のひとつなのでしょう。海外決済代行会社を利用しなかったら、どうなるのでしょうか? リスクが高まるというわけではありませんが若干手間がかかります。こちらでは、どんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
・手続きが多い
決済代行会社を利用せずに取引を行うと、さまざまな契約が発生するので時間がかかります。各カード会社への連絡や個別審査なども必要となるので、決済代行会社を利用した方が手間もかかりません。
・経済的負担がかかる
代行会社を利用することで費用が発生します。自社運用の方がコストカットになると考える人もいますが、余計にコストがかかってしまう場合がほとんどです。コストカットをしているつもりが、余計に負担を増やしていたということにもなりかねないでしょう。
・運用の手間が多い
自社構築の決済システムは常に運用の手間がかかります。不具合が起こった場合はすぐにメンテナンスをしなければいけないなどもあるのです。顧客の情報を保管しているので、セキュリティ対策などもしっかりしなければいけません。運用に関する手間が多くなるのは、デメリットのひとつでしょう。
海外決済と国内決済では、結局どちらがいいのかと悩む人もいるかもしれません。こちらでは、どちらが良いのかについて見ていきましょう。
・審査面では海外
国内決済の場合はどうしても審査が厳しくなります。そのため、審査通過を重視しているのであれば海外決済の方が良い人もいるでしょう。
・決済方法では国内
国内決済では当たり前のように利用している「分割払い」や「ボーナス払い」など、海外決済には対応していません。そのため、クレジットカードなどで分割払いなどをよくしている人にとっては国内決済の方がおすすめです。
・利便性などは国内
審査通過後の利便性やランニングコストは国内決済の方が有利です。そのため、重視する部分は「審査」を重視するのか、審査通過後の利便性を重視するのかに限定してもいいでしょう。
こちらでは、海外決済代行でおすすめの業者について見ていきましょう。海外決済代行を検討している人は、ぜひ候補に入れてみてください。
・マックコネスト
導入速度が最短即日という魅力があります。ただ、初期導入費用や月額費用が必要です。セキュリティに関してもクレジットカード業界の国際情報セキュリティ基準「PCI DSS」の最新バージョンに対応しています。
・グローバルペイメント
最短1日という導入速度があります。セキュリティ面も比較的強化されているので安心して活用できると言えます。ただし、導入費用などは問い合わせをしないと分かりません。これから導入を検討している人は、運営費用なども問い合わせてみましょう。
・ペイジェント
本人認証サービスに対応している海外決済代行業者です。ただ、他の2社と比較すると、問い合わせないと分からない部分も多くあります。導入速度、運営費用なども問い合わせないと分からないので、若干不明点が多い会社です。
海外決済代行について知りたい人はこちらのサイトをご覧ください。
海外決済代行はメリットなども多いですが、不便さがあるのも事実のようです。
そのため、導入する際は慎重に業者比較をしてから決めましょう。
分からないことは積極的に問い合わせをするようにしてください。
運営費用などがかかるため、分からないことを分からないままにしておくと後悔につながります。