中国美術の基礎と種類

長い歴史がある中国では、独自に美術の文化も発展を遂げてきました。多種多様な種類の美術があり、日本にも中国美術に関心を寄せる方は少なくありません。そこで、ここでは中国美術に関心を持っている方に向けて、基礎的な情報や種類などについてまとめてみました。また、中国美術の売り方、購入方法などについてもご紹介しましょう。

中国美術の基礎

中国美術の始まりは青銅器だといわれています。中国でもっとも古い王朝といえば殷ですが、この時代にはさまざまな祭祀が執り行われてきたことが史書で明らかになっています。その祭祀のときに用いていたものが青銅器による祭器です。
 
殷王朝時代に造られた青銅器には、空想上の怪物などが描かれたものが多く、歴史的にも非常に価値の高いものです。また、価値のある美術品に留まらず、歴史資料としても大変貴重なものといえるでしょう。殷王朝の次に中国美術が大きく発展を遂げたのは漢民族の時代です。この時代には、絵画や書画、陶磁器などさまざまな分野で独自性の高い美術品が生み出されてきました。
 
近代になると、中国では文化大革命が起こりました。1977年にやっと終結した文化大革命ですが、これ以降中国美術はさらなる発展を遂げるようになります。現在では世界に名だたる経済大国となり、多くの素晴らしいアーティストも誕生しました。

中国美術の種類

中国美術の種類は多岐にわたります。まず挙げられるのが陶芸品で、磁器や陶器、土器などが代表的といえるでしょう。同じ陶器でも、造られた時代や場所によって見た目やデザインが異なるため、似たような見た目でも実際にはまったく違う時代に造られたもの、ということもあります。
 
次に挙げられるのが書画です。中国には有名な書家がたくさんいますが、その中でも張芝や王義之などは草聖と呼ばれるほど有名です。これまでの長い歴史の中で大勢の書家が誕生し、さまざまな作品も残されています。また、絵画も中国美術を代表するジャンルの一つです。
 
唐の時代には花鳥画や人物画などが多くを占めていましたが、次第に水墨画や山水画などが主流となりました。中国らしい幽玄な絵画のファンはとても多く、日本でも熱烈なファンは少なくありません。中国で独自に発展を遂げた青磁と呼ばれる陶磁器も、中国美術の代表格です。また、同じくらい有名なものとして白磁も挙げられます。

中国美術を売りたい

中国美術品を所有しているものの、今一つ価値が分からない、という方もいるかもしれません。また、持ってはいるものの部屋や建物の雰囲気に合わないため、手放そうと考えている方も中にはいるでしょう。そのような方だと、売却して現金に換えることも検討してみるとよいかもしれません。
 
中国美術品を売却する方法はいくつか挙げられます。今はインターネットもあるため、ネットオークションで売却する方法があります。ネットオークションはさまざまな人々がチェックしており、特定の中国美術品を探している方も中にはいます。そのような人になら、希望に近い値で売れるかもしれません。
 
また、美術品の買取専門店に売却する方法もあります。専門店ならきちんと鑑定をしてくれるので、高額査定も期待できるでしょう。ただ、美術品は美術品でも、中国美術に長けたお店に売却するのが基本です。中国美術と日本の美術品では査定のポイントも異なるため、正しい知識を持つ専門店で査定を受けなくてはなりません。
 
オークションもアリですが、個人同士の売買だとトラブルになることも考えられます。それを考えると、専門店への売却がもっとも無難でしょう。

中国美術の購入方法

中国美術品に魅せられたという方は少なくありません。中国に旅行したときに目にし、すぐに魅了されてしまったという方も実際います。では、中国美術品を購入するにはどのような方法があるのでしょうか。
 
一つには、直接中国の現地で購入する方法が挙げられます。中国へ旅行や出張などで訪れたときに、お店で購入する方法です。また、日本にも中国美術品を専門的に扱う専門店があるので、そうしたお店で購入するのもよいでしょう。
 
骨董品店で中国美術品が扱われていることも少なくありません。そのため、骨董品店巡りをして中国美術品を探すというのも面白い見つけ方といえるでしょう。中国美術品をメインに扱う骨董品店なども存在するので、そうしたお店だと状態のよい商品も見つかるかもしれません。

まとめ

日本の美術品とはまた違った魅力がある中国美術品。学べば学ぶほど、その奥深さに圧倒されてしまいます。中国の文化や歴史に興味がある方にも、中国美術を趣味とするのはおすすめです。独特の美しさを持つ中国美術に触れることで、より深く中国の文化や歴史を知ることができるでしょう。