場所:正木坂剣禅道場
630-1231奈良県奈良市柳生下町
(JR奈良駅、近鉄奈良駅 柳生・邑地中村行きバス「柳生」下車、徒歩15分)
※印のイベントは、別途料金が発生いたします。
クラウドファンディングページからお申し込みください。
◯各イベント詳細:8月5日(土)
丹生神社にて正式参拝と奉納
丹生都比売命をお祀りされている丹生神社で、
「丹生大明神告門(にうだいみょうじんのりと)」
を、言語造形とオイリュトミーでご奉納します。
「丹生大明神告門」は、
「丹生都比売(にうつひめ)命」が、
様々な場所で祀られてきたことを示す遷座記です。
お申し込みいただいた方々には、
奉納に先立って、
正式参拝をしていただくこともできます。
丹生都比売神社(和歌山)の丹生晃市宮司による講演
丹生都比売神社(和歌山)の丹生晃市宮司に、
丹生都比売(にうつひめ)に関してのお話をいただきます。
丹生都比売神社は、全国に180社余りあると言われる、
丹生神社と丹生都比売(にうつひめ)大神を祀る神社の総本社です。
◯劇詳細
第1幕:神武の東征
神武天皇は、
水銀鉱脈を辿って大和に入った、
という説があります。
それを丹生都比売と共に旅をする、
という設定に置き換えて、
描きます。
丹生都比売という存在の成長が描かれます。
第2幕:壬申の乱
のちに持統天皇となる鵜野讃良皇女(うのさららのひめみこ)を中心に、
皇女自身の影や、役行者が登場し、
壬申の乱と、
その後の日本を描いていきます。
ここでは、「分離と統合」が描かれます。
一体、なぜ分離が生まれたのか、
いつそれは統合するのか。
第3幕:丹生大明神告門
奉納した丹生大明神告門(にうだいみょうじんのりと)を、
十六夜山荘の舞台でも上演します。
庭で行われるため、少しアレンジが加えられます。
音楽も入る予定。
◯打ち上げ
出演者の打ち上げに参加いただけます。
十六夜山荘のテラスにて、月を見ながら、バーベキューを楽しみます。
出演者ともお話いただけます。
◯各イベント詳細:8月6日(日)
オイリュトミーワークショップ(柳生正木坂剣禅道場にて)
柳生・正木坂剣禅道場で行われる、
スイスのオイリュトミー学校卒業の
佐々木泰佑さんによる
ワークショップです。
オイリュトミーは、
自分で動いてみると非常に深い作用を感じます。
動いているだけで涙を流される方もいらっしゃるくらいです。
柳生の自然、
そして、新陰流の道場でもあるこの場所で、
目に見えないエネルギーの作用を
存分に体験していただけたら嬉しいです。
公演を準備する中で、奈良市丹生町の十六夜山荘さんにご縁をいただき丹生での公演が決まりました。
「丹生都比売命」との関係の深いこの地で、奈良に関わる古い歴史を扱いたい。
最初の動機が次第に深まっていきました。
丹生の地は、自然豊かな素晴らしい土地です。
また、深い歴史の横たわる場所でもあります。
丹生神社を始め、近隣を含めると、志貴皇子の御陵や、柳生のエネルギー、そして巨石信仰の名残を見ることができる、日本の古層に深く根ざした場所です。
公共交通機関もないこの場所で敢えて公演をしようと思ったのは、深いご縁をいただいたことに加え、この土地の力に感動したからでもあります。
来ていただける皆様に、ぜひこの土地の力を感じていただきたい。
きっと、この自然や深く流れるエネルギーに癒されていただけるのではないかと思っています。
今回の公演では、丹生の方々にも多大なご協力をいただいています。
この地にも、貢献になるような、公演となればと思っています。
劇団「屋根のはと」の演出家、花岡攻事です。
8月に舞台をすると決め、様々な人、場所、歴史、そして神様とご縁を頂いてきました。
みなさんのおかげで生かされている自分、ここに存在している自分を深く感じています。
導かれるように、ここに、形になってきた舞台は、
「分離」と「統合」をテーマにしています。
激動の世の中において、これから自分がどう生きるべきか、
何かヒントを得られるような時間となればと思っています。