僕が初めましての方に自己紹介をすると、
「なぜ消防士という安定した仕事を捨てたのですか?」
「よく辞める勇気がありましたね。」
必ずと言っていいほど、こう聞かれます。
僕は消防士の父の背中を追い、高校卒業後18才で東京消防庁に入庁し、最年少でハイパーレスキュー隊員に抜擢されることができました。
いわゆるオレンジ色の救助服を着ている、消防士の中でもトップ1%の精鋭部隊です。
9年というレスキュー人生の中で、
多くの災害現場で人命救助に携わり、
人の命の尊さや当たり前ではない日常を知りました。
僕は、そんな貴重な命である自分の人生を、
いつしか真剣に考えるようになりました。
そんな中で、
「自分の人生は、本当にここにいるだけで終わっていいのだろうか」
そんな疑問を持ち始めました。
「自分の力でもっと稼げるようになりたい」
「自分の人生の可能性にチャレンジしたい」
そんな思いが止まらなくなり、安定という選択を捨て、
起業という決断をしました。
「一度きりの人生、もっと自由になる為に、
お金を稼いで幸せになろう」
そう決めました。