寝屋川市民たすけあいの会「ぼちぼちはうす」は映像06「ぼちぼちはうす」というドキュメンタリー番組で取り上げられました。
それから18年。自分たちで作成した今のぼちぼちはうすの動画です。2020年バージョン。
そして、台風被災からの復興と立ち退きに伴う取り壊しから新設建物でのメッセージです。
スタッフからの自分たちが大切にしていること、したいと思っていることも含めてメッセージが語られています
重い知的障害と行動障害のある【多久寛子さん】は、
いまマンションで支援を受けてお一人暮らしをされています。
その日常を少しご紹介させていただきます。
【ゆとりとリラックスとロマンチック!】をコンセプトに「ゆと・りろ」というプログラムを2005年に立ち上げました。プログラム企画の背景は、精神障害を持たれた方の日中活動の場と社会的孤立を防ぐことです。ですが、私の最大の思いは、仕事を通して出会ったさまざまな生きづらさを抱えた方たちと共に、日常を笑顔で過ごすことです。「楽しい!」や「幸せだな~」と思えることを少しでも盛り上げていく、そんな生活を支えることと、地域作りをこの仕事を通して取り組んでいます。
現在、「ゆと・りろ」では昼食サロンを中心に「ランチ王」等、いくつかのプログラムを開催しております。毎回、参加メンバーやスタッフの笑い声が耐えない出会いと交流の場です。一緒にこの素敵な空間を創っていきませんか?私の「楽しい」が、みんなをもりあげる、そんな仕事を一緒にできたらいいなと思っています。
私が関わる方々は、身体・知的・発達・精神などの障害を併せ持っていたり、置かれている環境も多様です。その方々と、ともに長く健康に地域で暮らしていけるよう、スタッフと取り組んでいます。
一緒に働くスタッフは、『どうしたら楽しくできるか』を考えるのが得意です。
人は楽しくないと動かないし、単純な運動は続かないもの。『長い目で見て必要と考える運動を、いかに楽しく日々の過ごしや活動に取り入れていけるか』。これを考えるのは難しいですが、私にとって楽しい時間でもあります。
他にも車椅子などの環境を考えたり、それに伴う身体の変化をみたりもしますが、何よりも、自分も相手もひとりの人として関わることが基本の場です。
これらの日々の過ごしは、私にとって大きな学びとなっています。
すでにベテランの域へと達してきた原岡さんにお話を伺いました。
「小学生のときに、老人ホームでお年寄りと一緒にやったゲームや演劇が楽しくて、福祉の仕事をやりたいと思いました。よく『利用者さまは神様です』のように対応する施設もあると聞きますが、ここではスタッフもメンバーさんも対等です。大笑いするし、言い合いもある。でもそれはしっかりとした信頼関係の上でのこと。個人と個人がぶつかり合っている感じがします。最近では言い合いするのも楽しみになってきました」
とお茶目に笑う原岡さん。職場内の良好な関係が伺えますね。
取材日には大きな筆を使っての「パフォーマンス書道」にみんなでチャレンジしていました。
「今日のイベントは書道が得意なスタッフの発案です。月に1回、ミーティングでどうすればメンバーさんと楽しめるかを話し合っています。自分の特技を生かすこともできるので楽しいですよ。」
「メンバーさんやスタッフからの相談はもちろん、親御さん、ボランティアさんなど関わってくださっている人からの相談にものっています。相談内容も調子が悪いことやヘルパー派遣の相談、やりたいことの相談などさまざまです。」
みんなの頼りになるお姉さん的存在です。
に誘われてたすけあいの会のボランティアのプログラムに参加したことがありました。知的障がいの方と一緒に買い物に行ったのですが、それがすごく楽しくて。どうすればスムーズに買い物ができるか考えたり、どんなものが好きなんだろうと想像したり・・・。専門職として支援するという視点は持ちつつも、相談に乗ってあげる、ではなく一緒に考える、寄り添う、そのことの楽しさに気づいて吹っ切れました。
寝屋川市民たすけあいの会は、年齢や障害の種別、あるなしにかかわらず地域で暮らしづらさをかかえている方のいまを支えることに取り組んできた会です。
いまは、日中活動、暮らしの支援、相談支援などを行っていますが、その根底に流れる思想はいまも変わりません。
重い障害のある方とのかかわりの中で、社会参加の場がなく孤立されている方とのかかわりの中で、共に考え、共に楽しみを見いだしていく。そんなとりくみをいろいろな職種、年齢の方と一緒に「はたらいて」みませんか?
Q.ここに入社しようと思った動機は?
A. プログラムがたくさんあり、様々な人と関われる環境に興味がわき働きたいと思いました。
Q.働いていて楽しい所は?
A.メンバーさんとしっかり向き合っていく中で、少しずつ関係が深まっていると実感できるとこです。
Q.やりがいに感じる瞬間は?
A.自分が提案したことで、メンバーさんが喜んでくれたと思えたときにやりがいを感じます。
Q.仕事をしている上で、大切にしている事は?
A.メンバーさん主体はもちろんですが、自分も一緒に楽しむことを大事にしています。
2018年入職 佛教大学社会福祉学科
福井友啓(保育士)
【ゆとりとリラックスとロマンチック!】をコンセプトに「ゆと・りろ」というプログラムを2005年に立ち上げました。プログラム企画の背景は、精神障害を持たれた方の日中活動の場と社会的孤立を防ぐことです。ですが、私の最大の思いは、仕事を通して出会ったさまざまな生きづらさを抱えた方たちと共に、日常を笑顔で過ごすことです。「楽しい!」や「幸せだな~」と思えることを少しでも盛り上げていく、そんな生活を支えることと、地域作りをこの仕事を通して取り組んでいます。
現在、「ゆと・りろ」では昼食サロンを中心に「ランチ王」等、いくつかのプログラムを開催しております。毎回、参加メンバーやスタッフの笑い声が耐えない出会いと交流の場です。一緒にこの素敵な空間を創っていきませんか?私の「楽しい」が、みんなをもりあげる、そんな仕事を一緒にできたらいいなと思っています。
会社名 | 特定非営利活動法人 寝屋川市民たすけあいの会 |
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理事長・代表 | 共同代表理事: 後藤雅子・中務飛鳥 |
設立年月 | 団体設立は1978年5月 法人設立は2001年7月 |
2022年度 決算 | 約12000万円 |
常勤スタッフ | 2024年4月現在 16人 |
会社住所 | 大阪府寝屋川市長栄寺町5番1号 |
設立年月 | 団体設立は1978年5月 法人設立は2001年7月 |