国民医療費の増加 |
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国民医療費は2015年度の42.3兆円から2025年度には1.4倍の57.8兆円に増加。中でも65歳以上の高齢者の医療費は、23.5兆円から34.7兆円と、1.5倍に増加。それに伴い、医療費全体に占める割合も55%から60%に高まっている。特に、後期高齢者医療費は15.2兆円から25.4兆円に1.7倍に急増。高齢者の自立的な健康維持は国の運営にとっても大きな課題となっている。 |
点数改正による減薬加算の方針 |
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医療費を抑えたい国としても、医薬品の使用に対して、使用量を減らす診療方針に対して評価をつける減薬加算の方針を打ち出している。他にも在宅医療に対すしてのニーズに答えるとともに、患者の状態に応じたきめ細かな対応を評価する傾向が今後ますます進むと思われる。 |
予防医療を実施した場合の2034年の60歳以上への医療費・介護費への影響(次世代ヘルスケア産業協議会資料・経済産業省) | |
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生活習慣病(一次予防) | 130億円↓(医療費) |
生活習慣病(二次・三次予防) | 620億円↓(医療費) |
がん(一次予防) | 360億円↑(医療費) |
フレイル(一次予防) | 320億円↓(医療費) + 3.2兆円↓(介護費) |
フレイル(一次予防) | 320億円↓(医療費) + 3.2兆円↓(介護費) |
点数改正による減薬加算の方針 |
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医療費を抑えたい国としても、医薬品の使用に対して、使用量を減らす診療方針に対して評価をつける減薬加算の方針を打ち出している。他にも在宅医療に対すしてのニーズに答えるとともに、患者の状態に応じたきめ細かな対応を評価する傾向が今後ますます進むと思われる。 |
多摩南部地域病院 循環器科で心臓カテーテル検査・治療に専従し、5000例ほど経験。二次予防の限界を感じ、根本的な解決法である一次予防(生活習慣改善による予防医療)に傾倒していく。2006年、私立病院で心臓ドックセンターを立ち上げ、センター長として5000例の冠動脈CT検査を経験。2009年には、予防医療の実践を深めるため、横浜市都筑区の都筑ふれあいの丘駅そばにあるビルテナントに自己資金ゼロで内科・循環器内科の港北ハートクリニックを開業。2015年、全身管理を意識した予防医療を充実させるべく、同ビル内に健診センター、内視鏡センターを拡張展開する。2018年、自身の診療コンセプトを「薬に頼らない予防医療」へと定め、その普及活動を開始。「長く健康に働ける人を増やして世の中を最高にハッピーにする」をミッションに、薬に頼らない「病気にならない体作り」を指導する。プライベートでもナチュラルなエイジングケアに関心が高く、年末年始にはスリランカにてアーユルベーダ治療を受けることや腸内洗浄などのデトックス治療を夫婦で受けることを毎年の恒例にしている。