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『歌を通して自分の声に気づいていくことが目的』
そこには自分の中に秘めていた言葉を書き連ねて、歌詞にした初めてのレガシーソング【My World】を歌った時に得た体感覚があります。
自分の声を耳にした時の感動です。身体の隅々までの皮膚に鳥肌が立ち、鳥になった気分だと表現したほどです。肌で感じるということをまさに体感することになりました。私の身体は自分の声に出会いたかったんだと、この時確信したのです。そして自分の声に気づき続けることが私が歌を選んだ目的だと。
私は話すことを苦手と捉え、人に伝えること、説明することに絶望していました。それは口下手な両親から言葉での愛情表現が記憶にないからです。ずっと言葉以外で伝えられる手段を探し求めていました。今まで声を発することを無意識に我慢して、〜じゃなきゃいけない、〜すべきと言葉の正しさや完璧さを求めていたことに気づきました。
しかしレガシーソングを歌い始めた時に、作曲家星園祐子さんのボイスワークで衝撃を受けました。
自分の中に必ずある怒り。それに向き合い、怒りに集中し、声を発した瞬間に身体に響く振動は細胞全体に呼びかけて、今自分がここにいることを知らせているような、外の自分と内の自分にアクセスし、統合していく安心感に包まれました。
誰しも自分の存在を認められたい生き物です。直接的に自分を見ることができないため、投影する相手に認めてもらうことを求めがちですが、本当は他者ではなく、自分に認められたい。内の自分は外の自分と繋がりあいたい。ただそれだけなのです。自分の声を響かせた時、一番は自分自身に認められ、安心したいのだと心の底から確信しました。
呼吸と同じように声は生きるために必要不可欠だと考えています。
声とは心の状態により変化するものであり、自分にとって心地よい音として感じれる状態が本当の自分の声。自分の声が好きではないのであれば、声もあなたを好きではない。
身体と心がお互いを認めあわない。身体は本来全ての機能を一致させて活動ができるはずです。こっちに行きたい、あっちに行くと各所バラバラではどうにも役割を果たすことができません。いずれそれはどちらかが認めて欲しい!!!と悲鳴をあげ始めることになるでしょう。
それが身体に出れば身体的症状として、心に出れば精神的症状として現れる。
自分の声によって全てが腑におちてつながりました。
本当の自分の声に再会した時、言葉にできない感動を味わえる。その感動は今も続いています。
毎日感動の渦の中で、自分の身体の隅々の細胞に声を響かせて挨拶をしにいく。
細胞たちに生命を蘇らせている、そんな感覚があります。
その感動を味わえているのは、嬉しい、楽しいという感情を大切にしつつも、それ以上に無力感、絶望感、羞恥心、罪悪感、無価値感などネガティブと言われる感覚を大切にしてきたからです。
喜怒哀楽と言葉があるようにどんな感情も生きる上で必要不可欠なものであり、美しく愛しいもの。
喜びと楽しさの間には怒り、哀しみが包まれている。
どうか怒りや哀しみを悪者にせず、包み込み愛してほしい。
どんな感情もあっていい。私には怒りはないなんて怒りを亡き者にしないでほしい。
怒りは哀しみと隣合わせで、怒りの隣には喜びがいて、哀しみの隣には楽しさがいる。
全てが手を取り合い、初めて感情が喜ぶのです。
「人は必ず生きて死ぬから一瞬一瞬が尊い」ということを前提に、今ここに存在する驚異さを歌詞に表現し伝えていくことが私がシンガーとして活動する上で大切にしていきたいことです。
1983年1月13日生まれ
臍帯巻絡で仮死状態で出生
口下手な両親からの愛は言葉以外にあると知り、言葉以外から人を観る観察力を養う。
そのため幼少期より言葉や話すことが絶望的で、自分の存在、自分の内側にある世界感と外の世界の生きづらさに苦しむ。
母の入院で病気という表現を見たこと、人を理解することは自分を理解することでしかないと体感を経て、
2004年看護師免許を取得
2018年人間の構造、解剖学、疾患的視点を自己の身体を通して体感し、人と向き合い続けてきたことに気づく。
現在も人が生きること、死すことをリアルに経験しながら、人間は驚異的存在であることを伝えている。
2020年10月自身の驚異さに絶望。自身の世界を作詞。星園祐子さん作曲で生まれたレガシーソングMy Worldを発表
2021年2月12日YouTubeミュージック・ビデオ公開
まずはこちら
My Worldは本当の自分に戻り、本当の自分の姿で、自分の世界を生きていく。シンプルだけど力強く、一文字一文字嘘のない歌です。
無意識に生きてきた世界が自分よりも他者を優先し、喜ばれること、認められることを重要視していた自分の無力さを知り、わたしにとって「自分を生きる」とは?をふと思い浮かべた時に、誰を意識するでもなく、降りてきた詞です。
書き上げてみると母の存在父の存在がわたしの中で大きく、自分を苦しませていたり、幸せを噛み締めていた愛の存在に気づきました。
歌になった時に自分の言葉が細胞に沁み渡る感覚やどこか懐かしく響き渡る音を体感し、何一つ矛盾のないわたしのレガシーソングになりました。
もうすでにある自分の世界を実現していきます。
この歌を歌い終えた時に、みなさんにも本当の自分で、宇宙のように無限に広がるMy Worldを体感してもらえたら嬉しいです。
新しい生き方の提案です。
わたしという唯一の存在
わたしという唯一の身体
生まれたら必ず迎える最期の日
生まれる喜びの延長線上に悲しみは存在するのか
喜びとは?悲しみとは?
全ての感情を味わい尽くしていく。
五感を全て使い、自分をアートにファッショナブルに着こなす生き方
いいものを纏うから輝くのではない
自分の輝きがいいものをより輝かせる。
それはモノも人も生きているから。
自分の波動が、身に纏うものには伝播する。
いいものだけを見ていないか?
自分を喜ばせ、感動させ、輝かせているか?
宝石こそ、あなたの輝きだ
アクセサリーを纏う前に、自分を知り、自分に絶望し、自分の無力さに出逢おう。
それが唯一自分を輝かせることができる。
全てが完璧にできることではない。
全ては不完全で完璧にはなれない。
それを心底味わいきることで本当の自分の味わい方を知れる。
目の前にある現実は自分の幻想にすぎないのです。
最初に伝えておきたいのは、声が出ない人を否定するものでは一切ありません。
人を否定する先に自分を否定するだけに過ぎないことをMy Worldでは選びません。
「自分の声に気づいていく」は声そのものの発声による身体への響きを体感していくという意味です。声が出ない人にも必ず自分の声は存在していると私は感じています。それはその響きがあり、身体は存在していると確信しているからです。
詳しくはシンガーとしての活動の考え方に書いています。
しかしながら、声がどれだけ大切かをお伝えしていくわけなので、限りある言語をどれだけ書き連ねても、伝えきれず誤解も生まれるくることを知っています。
その際はぜひ、あなたの声を聞かせてください。しっかり受け止めて、言葉にしていきます。
これからお伝えする言葉の中で、私がどのように自分の声に気づいてきたか感じていただければご理解いただけることだと信じています。