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保険の入れ歯
自分の歯の代わりとなる人工歯と、粘膜の上に乗る歯茎と似た色の床[しょう]の素材は、プラスチック(レジン)です。
部分入れ歯のクラスプ(留め具)は、金属です。
床の素材がプラスチックですので、一定の厚みが必要となります。
利点
費用負担を抑えられることが挙げられます。
主な素材はプラスチックですので、破損が生じても、修理がしやすい特徴があります。
欠点
使用できる素材が決まっていることが挙げられます。
床の素材はプラスチックですので、臭いや汚れが吸着しやすかったり、長期間の使用で変色やすり減りが起こったりします。
また、製作するうえで一定の厚みが必要となり、それが強い違和感となることもあります。
総入れ歯の場合は、プラスチックの面積が広がるため、食べ物の味や温度がわかりづらくなることがあります。 入れ歯を長い間使用していると、顎の骨が痩せやすい傾向にあり、その際は入れ歯の作り変えが必要となりますが、保険診療で作りなおす場合は、作製日から6カ月以上空けなければならないルールがあります。
保険外の入れ歯
素材を選択できる。
部分入れ歯の場合、保険のクラスプ(留め具)よりも目立ちにくい物を選べる。
患者様のご要望に応じることができる。
利点
保険診療のような作製に関するルールがありませんので、素材や構造などを工夫し、患者様のご要望に近づけることができます。例えば、床に金属を使用することで、薄い入れ歯が作れたり、白いクラスプ(留め具)を使用することで、クラスプが目立ちくいようにしたりすることができます。自由診療の入れ歯は、保険の入れ歯がもつ問題をカバーし、使い心地や見た目を追及することができます。
欠点
自由診療は、全額自己負担で受けていただく治療ですので、費用負担が大きくなってしまいます。
入れ歯を長い間使用していると、顎の骨が痩せやすい傾向にあり、その際は入れ歯の作り変えが必要となります。
ご相談ください
診 療 時 間
午前8時30分~12時
午後1時30分~ 6時
日曜日・祝日休診 土曜日3時まで