現代語訳版 泉鏡花 [観念・人世]傑作選

収録作品:外科室、歌行燈、琵琶伝、清心庵、義血侠血、婦人十一題、若菜のうち、(解説)
原作:泉鏡花 訳:白水銀雪 監修:秋山稔
現代語訳版-泉鏡花[観念・人世]傑作選
仕様:単行本
ページ数:320
ページサイズ:四六判
出版社: KADOKAWA
定価:¥1,300+税

草迷宮―泉鏡花 現代語訳集8

質・量共に充実した鏡花代表作の一つ、「草迷宮」の現代語訳
原作:泉鏡花 訳:白水銀雪
草迷宮-泉鏡花-現代語訳集8
仕様:ペーパーバック(オンデマンド)
ページ数:128
ページサイズ:B6版
出版社: デザインエッグ社
定価:¥1,430+税

現代語訳版 泉鏡花 [怪異・幻想]傑作選

収録作品:龍潭譚、高野聖、天守物語、眉かくしの霊、雛がたり、絵本の春、妖僧記、(解説)
原作:泉鏡花 訳:白水銀雪 監修:秋山稔
現代語訳版-泉鏡花-[怪異・幻想]傑作選
仕様:単行本
ページ数:320
ページサイズ:四六判
出版社: KADOKAWA
定価:¥1,300+税

鏡花作品の現代語訳について

鏡花の作品世界に満ち溢れる、美妙幽玄な魅力を音に聞き、それを味わってみようと足を踏み入れたものの、特異な文体によって描き出される風景の綺羅のような輝きに目を眩まされ、道半ばで現の世に戻らざるを得なかった人はけっして少なくないだろう。特に、鏡花が没して既に七十年余が経過した現代と、作者が生きた時代や作品の舞台となっている時代との間には、言葉・事物・風俗など、さまざまな面において大きな変化が生じており、このことが、いまの読者にとって鏡花作品を一層馴染み難いものにしているように思う。

本書の意図は、そのような方々に、鏡花世界を逍遥し、そこに広がる夢のような美しい景色を堪能するための一助として、模擬体験、あるいは足慣らしの場を提供することである。この方針に則し、訳者が目指したのは、現代の一般的読者が、大きな困難を感じることなく、内容を把握しながら読み通すことのできる文章に仕上げることであった。その工夫とともに、大前提として、原作の魅力を極力損なわないよう、十分留意したことは言うまでもない。この目論見がどの程度成功したかは、読者諸賢のご判断を仰ぐ他ないが、鏡花作品のまとまった現代語訳がほとんど見られない今、些かなりとも意味ある試みではないかと自負している……

著者紹介

白水 銀雪(しろみ ぎんせつ)
慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学)
システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事
現在、蓼科にて山暮らし
白水 銀雪(しろみ ぎんせつ)
慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学)
システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事
現在、蓼科にて山暮らし