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京都 美山 千年の川プロジェクト

芦生の森を源流とし、日本海に注ぐ総延長46km
一級河川「由良川」 
その上流部を悠々と流れる
美山川を千年先も生命溢れる川
として守ることを目的とした活動です

美山川を、人も魚も溢れる川にしたい

Vision

美山川の天然魚を保全できる方法を見出し
豊かな河川環境と河川文化を
次世代に繋げる状態を目指します。

その為に、このプロジェクトでは
 
                                A  魚類調査や基礎データ作り/実験的な保全活動 
                                B  美山町に根付く川文化の掘り起こし/記録
                                C  川の指導者育成/川に親しむ活動

を協力者と共に、実践・発信します。

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清流・美山川

関西屈指の豊かな自然が残る森・芦生の森
美山川はこの森を源流とし、清流を象徴するオオサンショウウオを
はじめ、多様な水生生物の住処となる川です。
また鮎釣りや、川遊び、アウトドアスポーツなど町の貴重な
観光資源の一つになっています。
里山の暮らしを色濃く残す町並みと、美山川のコントラストは
人々の心を癒し、魅了する力を持っています。

美山川を取り巻く問題

減りゆく魚 埋まる淵

川に潜れば悠々と天然魚が泳ぐ姿を誰もが見ることができた、源流部の芦生では清流にしか住めない天然魚に溢れ、誰もが自然の多様性に感動できる素晴らしいフィールドがあった。

近年、川に潜ってみても探さないと、魚が見当たらない。
美山川の源である芦生の森は、鹿の食害による下層植物の消失やナラ枯れによる
ミズナラの枯死等が原因で、河川への土砂流失が起こっている。
増水時、土砂を大量に含んだ水は淵を埋め、護岸を削り、岸辺植物を流し
かつてとはまったく異なる景観を作りだした。
また、飛来するカワウに大型の親魚が食害されている可能性も叫ばれている。

美山川を昔からよく知る住民から聞こえるのは、川に魚がいなくなったとの声ばかり。
一体、いつから、何が原因で魚が減ったのか。明確な回答は、誰にもわからない

この清流を次世代に繋ぐためには、現状を知る調査と
調査に基づいた保全への挑戦が必要であると、このプロジェクトでは考ている

消えゆく美山の川文化と、子ども

川は農業や、飲み水など生活に必要な淡水を手に入れる為だけでなく
林業が盛んだった時代は、伐採した木材を運ぶために利用されていた。
そして、様々な漁法で季節や種類ごとに川魚をとり、食す文化もあった。
大人だけでなく、子どもたちは夏になれば、毎日のように川で遊び
その遊びから自然と共存する為に必要な能力を育んでいた。

この川と寄り添って育まれてきた文化は、今消えようとしている。
少子高齢化、生活スタイルの変化により、子どもたちは川で遊ばなくなった。
いや、遊べなくなったのかもしれない。
目の前に流れる川でとれる川魚の名前さえ知らない子どもも多くいる。

たび重なる水害に耐え、川と共に暮らしてきた人々のくらしには
歴史や、知恵、川を守るためのヒントが隠されている。
川文化の掘り起こしと、記録から、美山川の新しい可能性と時代にあった川との
向き合い方を見いだせると、このプロジェクトでは考えている
活動内容
支流・カワヨシノボリの生態調査
本流・美山川の魚種調査
芦生内杉谷川/支流を調査区間に設定し
減少している可能性の高い
カワヨシノボリの生態調査
定点での個体数カウント
作業を定期的に行っています。
現在美山川に住む魚種を特定する調査
も行っています。
河川環境 学習会
美山川の最新の研究結果や
川や魚の基本的な環境の知識を
学ぶための学習会を開催しています。
他地域で保全活動を実践されている
講師を招いて全国の事例についても
積極的に学んでいます。
美山川の文化調査
美山町の各集落ごとに残る
川にまつわる文化や暮らしの
聞き取り調査を行っています
魚の地方名や淵や瀬の呼び名
川魚料理、漁法、逸話など
川の地名調べ結果

芦生の川と人の暮らし調査結果

美山の魚の呼び名調べ
川の指導者育成
NPO法人川に学ぶ体験活動協議会と
連携し(RACリーダー養成講座)
を開催しています。
RACリーダーとは、子どもが
安全に川で活動するために
必要な知識や経験を兼ね備えた
川の指導者の事です
2018年度の活動の様子
2019年度 現在募集中
川に親しむ 活動
親子向けに、川での安全教育や
川と親しむ楽しさ
環境の大切さを伝えるための
イベントを開催しています

おやこ川遊び教室2020は開催日時を再検討中
芦生ネコヤナギ復活計画
かつて河原に繁茂していた
ネコヤナギを代表とする岸辺植物

岸辺植物が水性生物生へ果たす
役割は大きく、その再生を
目指した活動を準備しています

植樹に際しては専門家の
協力を得て行っています。
2019年度の活動はこちら

美山 クリーンリバー作戦
毎年1回美山川の大規模な清掃活動
を行っています。
行政、漁協、地元住民、
アウトドア団体 NPOが
協力して川のごみを
回収しています。

2019年度の活動の様子
2020年度はコロナウィルス拡大予防のため中止
地元での水難講習会
美山町では地元の小学生は
夏休みになるとプールではなく
各地域に設定された水泳場で
保護者の監視のもと遊べます

毎年、知井地区での水泳場の
水難講習会を委託され行っています
川の指導者育成
NPO法人川に学ぶ体験活動協議会と
連携し(RACリーダー養成講座)
を開催しています。
RACリーダーとは、子どもが
安全に川で活動するために
必要な知識や経験を兼ね備えた
川の指導者の事です
2018年度の活動の様子
2019年度 現在募集中
2020年度のイベント
コロナウィルス拡大予防のため開催日時を調整しています。 
美山クリーンリバー作戦2020

コロナウィルス拡大予防のため中止いたしました

2009年にスタートした「美山川クリーンリバー作戦」は、これまでに延べ479名の方々の手によって、軽トラック137台分のゴミを回収してきました。詳細はまだ未定ですが、美しい川を愛するみなさんのご参加をお待ちしています。 

芦生ネコヤナギ復活作戦2020
コロナウィルス拡大予防のため開催日時を調整しています。
芦生の岸辺の植物を復活させることで川の生態系を豊かにする試み。2018年度に作ったネコヤナギの苗を川に植えました→活動の様子
RACリーダー養成講座2020
コロナウィルス拡大予防のため開催日時を調整しています。
安全に子供を川で指導するために必要な知識と経験を学ぶ講座です。川遊び、生き物観察、パックラフトなどの体験と座学を組み合わせた21時間の講座。申込開始までもうしばらくお待ちください。RACリーダーについてはこちらをクリック
ヨシノボリの産卵調査2020
コロナウィルス拡大予防のため開催日時を調整しています。
ヨシノボリの産卵調査 を行います。また毎年、定点での個体数カウントを行い記録しyています。 各淵の水深調査 を行い川の状態の変化も記録します。また、ネコヤナギの育成状況の確認も
申し込みはコチラ
RACリーダー養成講座2020
コロナウィルス拡大予防のため開催日時を調整しています。
安全に子供を川で指導するために必要な知識と経験を学ぶ講座です。川遊び、生き物観察、パックラフトなどの体験と座学を組み合わせた21時間の講座。申込開始までもうしばらくお待ちください。RACリーダーについてはこちらをクリック
アンズキッズ 団体向けの自然体験事業 人材育成部門にかんする自然学校ホームサイト
川の指導者一覧(RACリーダー)
指導者一覧は現在作成中です
プロジェクト全体、イベントについて、お気軽にお問い合わせください
団体名 特定非営利活動法人芦生自然学校
代表 井栗 秀直
設立年月  2004年 月12日(NPO認可)
会社住所

 南丹市美山町芦生スケ尻14−2

公式 ホームページ http://ashiu.org/
公式 Facebookページ https://www.facebook.com/miyamaashiunatureschool/
設立年月  2004年 月12日(NPO認可)