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三崎優太(青汁王子)は反社だと主張した人物が逮捕?裁判で明かされた真実

実業家・YouTuberとして活躍していた「青汁王子」こと三崎優太さんが、反社会的勢力との関わりがあると疑惑をかけられていたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

日刊ゲンダイによる記事で一気に注目を集めた反社騒動ですが、果たして反社会的勢力との関わりは事実だったのか疑問に思う方もいるかもしれません。

そこで今回は、青汁王子こと三崎優太さんにかけられた反社疑惑について、本人の略歴や現在の活動も踏まえて解説します。

また、三崎優太さんを苦しめるきっかけを作った越山晃次さんが逮捕された情報についても解説しているので、あわせて参考にしてください。

三崎優太(青汁王子)とは

まずは、三崎優太さんの経歴と現在の活動についてみていきましょう。 

経歴

三崎優太さんのYoutubeチャンネル
三崎優太さんは、若くして起業したビジネスで成功を収め、注目を集めた実業家です。

株式会社メディアハーツを立ち上げ、会社を一躍成長させました。
特に、青汁製品の販売で大ヒットを記録し「青汁王子」という異名を得たことで広く知られるようになります。

しかしその後、法人税法違反と消費税法違反の疑いで逮捕され、順風満帆の人生から一転して、どん底を経験しました。

保釈後、起死回生を狙った三崎優太さんは、SNSを通じて「青汁劇場」と称した投稿を行い、多くの人々の関心を引きました。

著書「過去は変えられる」には、三崎優太さんの経験に基づいたメッセージが込められており、幅広い読者から支持を得ています。

現在の活動

三崎優太さんのプロフィール画像

三崎優太さんは「青汁王子」の肩書きを自身のSNSで封印し、新ブランド「MISAKI」を世界に広めるという目標に向けて経営に注力する姿勢を見せています。

2019年の脱税容疑での逮捕後、SNSでの情報発信を続けてきた三崎優太さんですが、2024年には株式市場の暴落とバイク事故で大きな損失を経験しました。

 この出来事を機に、三崎優太さんは改めて自身の進むべき道を見つめ直し、これまで支えてくれたファンへの感謝を示しつつ、実業家としての新たな挑戦に臨む覚悟を表明しています。

三崎優太(青汁王子)と反社との関係が取り沙汰された背景

三崎優太さんが反社会的勢力と関係しているとの疑惑が浮上したきっかけは、アスクレピオス社の経営者である越山晃次さんが、三崎優太さんに対する議決権行使禁止の仮処分を申し立てたことです。

裁判において越山晃次さんは、三崎優太さんが反社会的勢力とつながりがあり、競合する企業に街宣車を送ったと主張します。

裁判を受けて週刊誌や一部のYouTuberが噂を取り上げ、特にYouTuberの峯島忠昭氏(みねしましゃちょー)は三崎優太さんに関する中傷的な動画を多数公開し、三崎優太さんの反社との関係や過去の行動に関する根拠のない情報が広まりました。

しかし、裁判の結果として、越山晃次さんの申し立ては却下され、三崎優太さんが反社会的勢力と関係しているという主張や街宣車の使用に関する疑惑は否定されました。

新潮社・日刊ゲンダイを名誉毀損で訴訟

三崎優太さんは、自身と反社会的勢力との関係を報じた新潮社および日刊ゲンダイに対し、名誉毀損で訴訟を起こします。反社記事が執筆された背景には、越山晃次さんが三崎優太さんに対して議決権行使禁止の仮処分を申請し、その際に反社会的勢力との関係を示唆したことがありました。

この発言を受けて、新潮社は三崎優太さんの反社会的勢力との関係を示唆する記事を執筆。三崎優太さんは記事の掲載中止を求めましたが、週刊新潮は2020年8月に記事を掲載し、その後もデイリー新潮で類似の内容を配信します。この報道により、三崎優太さんの社会的評価は大きく損なわれました。

新潮社との裁判では、三崎優太さんは会社の取引停止や信用低下による損害を訴えます。最終的に新潮社の記事には具体的な裏付けがない虚偽の内容が含まれていたとされ、三崎優太さんが勝訴しました。裁判の判決では、新潮社が越山晃次さんの主張のみを取り上げた偏った内容で、三崎優太さんの社会的評価を意図的に低下させたと認定されたのです。

一方、日刊ゲンダイとの裁判では、同社が越山晃次さんのみに取材を行い、三崎優太さんには接触せずに記事を作成したことが問題とされました。一審では記事に公共性や公益性が認められ、三崎優太さんは敗訴しましたが、控訴審で越山晃次さんの証言の信憑性が問われるに至りました。新たに背任や横領の証拠が示され、越山晃次さんの証言が虚偽であることが明らかになると、日刊ゲンダイは和解に応じ、記事を削除することになります。



裁判を経て三崎優太さんは名誉回復を果たし、反社会的勢力との関係に対する疑惑を晴らしたのです。

日本における反社会的勢力の実態

日本の反社会的勢力は、伝統的な暴力団構成員の減少にもかかわらず一層複雑化し、把握が困難になっています。

暴力団対策法の施行により暴力団員数は減少しているものの「半グレ」や「特殊詐欺集団」「政治運動標ぼうゴロ」といったデータベースに名前が載らない「秘匿性の高い反社」が増えているためです。

「特定が難しい反社」の増加により、従来のデータベース調査だけでは十分な反社チェックを行うことが難しくなっています。データベースは過去の情報しか反映できず、日々変化するフロント企業の実態を捉えきれないことが理由です。

万が一反社会的勢力と契約してしまった場合でも説明責任を果たせるよう、政府や警察は企業に対し、データベース調査に加えて「政府指針基準の反社チェック」を実施するよう求めています。

つまり、現代の反社会的勢力への対策には、データベース調査だけでなく「都度調査」といった最新の情報に基づく多角的なアプローチが不可欠と言えるでしょう。

三崎優太(青汁王子)と反社会的勢力の関係

三崎優太の反社裁判

結果的に反社会的勢力との関係性はないと判断された三崎優太さんですが、なぜそのような疑惑があったのでしょうか。

それは、反社である根拠とされるものがあったためです。

ここでは、三崎優太さんと反社会的勢力の関係について、根拠や疑惑に対する主張、裁判所の判断といった視点から解説します。

反社であるとの根拠

三崎優太さんに反社会的勢力との関係があると疑われた主な根拠は、以下の2つです。

まず1つ目は、三崎優太さんの会社メディアハーツとシエル社の間で交わされた「和解契約書」の存在です。当該の和解契約書には、メディアハーツがシエル社に対して街宣車やスパムメールなどの妨害行為を行ったことを認める内容が含まれていました。

2つ目は、アスクレピオス社の元経営者である越山晃次さんの証言です。越山晃次さんは、三崎優太さんから直接「シエル社に街宣車を送った」という話を聞いたと証言しています。さらに越山晃次さんは、偶然にもYouTube上でシエル社に街宣車が押し寄せている様子を捉えた動画を発見したと述べました。

 

これら2つの証拠から、三崎優太さんが反社会的勢力とつながり、ライバル企業への妨害行為を指示したのではないかとの疑いが生じたのです。
特に和解契約書の内容は、裁判においても重要な争点として取り上げられました。

反社疑惑に対する三崎優太(青汁王子)の主張

三崎優太さんは、自身に向けられた反社会的勢力との関わりに関する疑惑に対し、次の2点を主な主張として挙げています。

 

<和解契約書は捏造されたものである>

シエル社との和解契約書について、三崎優太さんは、以下のように主張しています。

  • 脱税事件の際に国税庁からの追及を回避するために実態があるように見せた架空の経費処理
  • 内容は虚偽である。


<越山晃次さんの証言は信頼に値しない>

三崎優太さんは、越山晃次さんが係争相手であることから、証言は信用できないとしています。越山晃次さんは「三崎優太さんから直接街宣車の依頼を聞いた」と証言しましたが、裁判所は越山晃次さんの証言を裏付ける客観的証拠が存在しないと指摘しました。

三崎優太さんは、2つの主張をもとに、反社会的勢力との関係は一切なく、街宣車の依頼も行っていないという姿勢を一貫して示したのです。

裁判所の判断

三崎優太さんに対する反社疑惑を巡る裁判所の判断は、3つの裁判で必ずしも一貫していませんでした。

 

  1. <越山晃次さんとの裁判>
    アスクレピオス社の経営権を巡る越山晃次さんとの裁判では、三崎優太さんが勝訴し、街宣車の依頼や反社会的勢力との関係は認められませんでした。

  2. <新潮社との裁判>
    新潮社が掲載した反社疑惑に関する記事についての裁判でも、三崎優太さんが勝訴し、記事内容の真実性は否定されました。
    裁判所は、記事が三崎優太さんの反論を十分に反映しておらず、越山晃次さんの主張に偏っている点を問題視しました。

  3. <日刊ゲンダイとの裁判>
    日刊ゲンダイが掲載した反社疑惑の記事に関する裁判では、一審で三崎優太さんが敗訴しました。裁判所は和解契約書の存在を重視し、三崎優太さんの主張する「捏造の可能性は低い」と判断しています。

    しかし、控訴審では越山晃次さんの証言の信憑性に疑問が生じ、最終的に和解が成立し、日刊ゲンダイは記事を削除。三崎優太さんは損害賠償請求を放棄しました。

 

日刊ゲンダイには一審で敗訴し、「全ての裁判で反社との関係がないと認められた」とは言えませんが、最終的に和解が成立します。
日刊ゲンダイも記事を削除したことから、三崎優太さんに対する反社疑惑は事実上解消されたと言えるでしょう。

反社騒動による社会的影響

反社疑惑の騒動は、三崎優太さんに深刻な影響をもたらしました。

まず、具体的な経済的損害が挙げられます。新潮社の記事が掲載された後、三崎優太さんは予定していた物件の審査に落とされ、さらに株主として関与していた会社との取引も打ち切られるなど、ビジネス上の信頼が大きく損なわれる結果となりました。

また、精神的な苦痛も計り知れません。現代の情報拡散のスピードは驚異的であり、SNSを通じた噂の広がりによって、三崎優太さんは名誉を傷つけられ、深い苦悩に直面したことでしょう。真偽の定かでない情報が広がる中で、彼が受けた精神的ダメージは相当なものであったと想像できます。

さらに、三崎優太さんは疑惑を晴らすために多大な時間と費用をかけ、長期にわたる裁判を戦わなければなりませんでした。3つの裁判が続く中、反社疑惑は容易には払拭されず、三崎優太さんの活動には大きな制約が伴いました。

反社騒動は三崎優太さんに多方面で損害を与え、社会的信用を著しく傷つけることになります。

さらに、三崎優太さんを陥れようとする人物の存在も明らかになり、理不尽で困難な状況に追い込まれたと言えるでしょう。

嘘の主張で三崎優太(青汁王子)を苦しめた越山晃次が逮捕?!

今回の騒動で三崎優太さんを追い込んだ越山晃次さんは、数々の不正行為が発覚のうえ逮捕されています。

本記事の最後では、今回の騒動を大きくした人物といっても過言ではない越山晃次さんについて解説します。

越山晃次さんによる数々の不正行為

元アスクレピオス製薬株式会社の代表取締役だった越山晃次さんが、裏で多くの不正行為に手を染めていたことが明らかになっています。

中でも最も深刻なのは会社資金の不正流用です。越山晃次さんは、反社会的勢力と関係があると疑われる企業にアスクレピオス製薬の資金を流出させ、会社の経営を大きく悪化させました。 

会社資金の不正流用を受けて、会社は越山晃次さんを訴えます。裁判で越山晃次さんの不正が認められ、10億円を超える賠償金の支払いを命じられています。 

また、越山晃次さんは株主総会の承認を得ずに自身の報酬を不正に引き上げていたことも発覚しており、これは会社法違反に問われる可能性があります。

越山晃次さんのこれらの行為は、私利私欲のために会社の利益を犠牲にするものであり、極めて悪質なものでした。

反社会的勢力への資金流出

反社に流失した資金

越山晃次さんは反社会的勢力と関係があると疑われる企業への資金流出を行っていたとして、会社側から訴えられました。

東京地方裁判所は2022年3月、会社側の主張を認め、越山晃次さんに約6.6億円の支払いを命じる判決を下します。

さらに、別の資金流出事件でも約4.1億円の賠償命令が確定し、越山晃次さんが不正流出させた事件の賠償金額は総額約10.7億円に達しています。

結果、アスクレピオス製薬の経営は大きな損害を受け、企業としての信用も大きく損なわれました。

アスクレピオス製薬は現在も越山晃次さんの不正行為を追及しており、さらなる資金流出に関する裁判を進めています。また、越山晃次さんを特別背任罪の容疑で告訴しており、捜査が進行中です。

特別背任罪の容疑で逮捕

越山晃次の逮捕

2023年10月、越山晃次さんは特別背任罪の容疑で警視庁渋谷署に逮捕されました。

過去にも反社会的勢力との交際が疑われていましたが、証拠不足により認められず、また青汁王子こと三崎優太さんからも2021年12月に背任行為で告訴されています。

越山晃次さんには会社資金の不正送金や不正な利益取得、情報商材を使った資金流用の疑惑がかけられており、裁判に発展する見通しとなっています。

その後、越山晃次さんは一時タイに逃亡し現地でビジネスを行っていたものの、資金的な行き詰まりが一因となり、日本帰国後に逮捕されるに至りました。

さいごに

青汁王子こと三崎優太さんにかけられた反社疑惑のまとめ

今回は「青汁王子」こと三崎優太さんにかけられた反社疑惑について解説しました。

三崎優太さんは、新潮社や日刊ゲンダイに対する名誉毀損訴訟を通じて、反社会的勢力との関わりを明確に否定しました。しかし一方で、三崎優太さんを「反社」として主張していた越山晃次さんが、自ら会社資金を不正流用し、反社会的勢力への送金を行っていたとして注目を集め、裁判での調査が進行しています。

越山晃次さんは数億円にのぼる資金を不正に移動させ、さらなる背任行為の容疑で2023年に逮捕されました。三崎優太さんに対する虚偽の主張が社会に及ぼした影響は大きく、この事件を通じて社会的信用の回復と法的な真相解明が問われています。