みんなの蔵TEO

みんなの手で、あなたの手で。
この蔵の使い方は、無限大。

使われていなかった築60年の石蔵を、自分たちで改装しながら運営中。

温泉街の中心部である門前地区にある酒屋さん、伊藤穀屋商店。
その穀物貯蔵庫として昭和32年に建立された大谷石の蔵を、
令和2年8月に塩原温泉で働くワカモノ（観光従事者）を中心として片付けを開始、およそ800kgの物を運び出し、自分たちの手で改装。
同年10月にお披露目し、現在は誰でも使える無料休憩所、
そしてイベントなどに使えるレンタルスペースとしても開放中。

「若者がいない」温泉街で始まった、ワカモノの取組み。

栃木県那須塩原市に位置する塩原温泉は1200年の歴史を持つ温泉郷。かつて栄華を極めた温泉街も、現在の人口は1300人以下。
少子高齢化と過疎化により、「若い人がいない、元気がない温泉街」といった声を聞くことも増えました。

そこで、本当に若い人はいないのか？という疑問から、
今まで無かった10代〜30代の観光従事者を集めた懇親会を定期的に始めたところ、10、20、30名と参加者が増え、ワカモノ同士がどんどん繋がり始めました。

そして、そこからいくつかのプロジェクトが生まれ始めたのです。この蔵の改装も、そのひとつです。

みんなの手で、みんなの蔵TEO。

そんな「ワカモノ」のための秘密基地を目指して始まったこの蔵の改装、現在はわたし君島奈々（普段は塩原温泉観光協会勤務）が運営を行なっています。

膨大な量の片付けや大工作業まで、賛同してくれた仲間や、地域の人の「手を」借りて出来た蔵だから、「みんなの蔵TEO」と名付けました。

まだまだ進化続けるため、改装はどこまでも続きます。
（改装のお手伝いも大歓迎です！）

人とアイデアが出会う「わくわく」の拠点を目指して。

1階は観光のお客様も休憩所として使えるフリースペースとして開放している他、イベントやイートインスペースとしてもレンタル可能。2階は学習や読書スペースとして使える様に、現在も改修中。

これからも、
自分たちの“手を“動かし進化し続ける、未完成のスペースです。
だからこそ、可能性も無限大！

観光中の休憩はもちろん、会議やワークショップ、個展など、小規模な温泉街だからこそ、あなたの「やってみたい」をここで試してみませんか？
こんな使い方はいいのかな？というご相談も随時お受けいたします。

ここにあるもの（設備・備品）

天然水ウォーターサーバー冷／温（インスタントコーヒーなど有り）
プロジェクター用スクリーン
NEW！DVDプレイヤー
NEW！プロジェクター
会議用テーブル／椅子
ソファ、簡易テーブル
ピアノ（童謡などの楽譜も少々）
ギター（修理中）
小さな図書館　JINSEI図書館
Wi-Fi（要予約、有料）
換気扇（有圧換気扇とシーリングファン）

ここにないもの

トイレ（塩原温泉交流広場かShiobara Diner Nをお使い下さい。)
水道（同上）
駐車場（塩原温泉交流広場をご利用下さい。駐車台数約25台、徒歩1分）

　※Shiobara Diner Nは木曜日定休の他、臨時休業になる場合がございます。

～おもてなし宣言～

お手洗いについては、こちらの看板（「お手洗いをお貸しします」の項目がある施設）がある施設でもご利用頂けます。一声かけて、ご利用下さいね♨

利用料金について

内容	料金
休憩所利用 (毎日 8:00~19:00)	無料(予約は必要ありません。ご自由にどうぞ！）
★会議・ミーティング（貸切、Wi-Fi付き、インスタントドリンク無料）	3時間以内・・・1,000円／1時間 3時間以上・・・5,000円／1日
★イベント（料金が発生するもの）	5,000円／1日
★イベント（料金が発生しないもの）	3時間以内・・・1000円／1時間 3時間以上・・・5000円／1日
★Wi-Fi利用	500円／1日（会議利用の場合は上記料金に含まれます。）
★印・・・予約が必要です。下記よりご連絡下さい。
★イベント（料金が発生するもの）	5,000円／1日