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日本みかんサミット2017

2017年9月2日~3日
和歌山県有田郡湯浅町
大盛況の下、閉幕致しました。

日本みかんサミットとは、柑橘産業における産地・業種横断の全く新しいカンファレンスです。

温州みかんの消費量が300万トンあった時代から、約40年。
柑橘産業は、生産者の高齢化・品種の多様化など様々な変化を経てきました。
しかし、「品種の囲い込み」に代表される産地間の分断。
業種・団体が特定機能に分化し、交流がほとんどないといった業種の分断。
こうした構造は、40年を経てもなお基本的には変化していません。

最盛期から40年を経て、生産者は激減し、各産地の活力は減退。行政や研究機関も、その改善のために以前と同様のリソースを割くことが難しい状況になっています。
この状況において、産地の課題解決や産地振興を目指す時には、産地を横断して「自産地の目指すべきモデル」を見つけることが非常に有効だと考えます。
また、現代においては「栽培技術の高さ」だけが支持されるわけではありません。生産面のみならず、流通面、販売面での施策の工夫も重要であり、異業種の成功モデルを互いに知り、共同で取り組む事は産地・産業全体の振興に直結していると考えます。

日本みかんサミットは、産地・業種横断的にモデルケースを集積することで、参加者にとって知見の幅が広がり実際に連携が生まれる場を目指します。

日本みかんサミット2017 開催概要

日時 2017年9月2日 13:00 開会
2017年9月3日 13:30 閉会
会場 ~9月2日~
湯浅町総合センター(和歌山県有田郡湯浅町湯浅2707-1)

湯浅温泉 湯浅城(和歌山県有田郡湯浅町青木75)
~9月3日~
湯浅町役場(和歌山県有田郡湯浅町青木668-1)

内容 6分科会24テーマから選べる「トークセッション」
古城・湯浅城を貸し切って夜通し行う「交流会」
柑橘界の未来を描く「ワークショップ」
など
主催 日本みかんサミット2017実行委員会
内容 6分科会24テーマから選べる「トークセッション」
古城・湯浅城を貸し切って夜通し行う「交流会」
柑橘界の未来を描く「ワークショップ」
など

コンテンツ詳細

1

分科会トークセッション(9/2 13:25~18:15)

栽培・栽培討論・販売・経営・消費・未来の6分科会に分かれて、各分科会で4回、全24回のトークセッションを行います。
先進事例の共有と、未来に向けた展望をテーマに、毎回様々な立場で柑橘業界で活躍する4人の登壇者がそれぞれの視点から語ります。

<テーマ一覧>
●栽培徹底討論
・剪定技術論
・品種の世界
・産地別生産取り組み共有
・土壌論
●産地
・産地から都市に、世界に繋がる
・逆転の発想~過疎地の最先端~
・獣害対策決定版
・マルドリ栽培の現状と今後
●販売
・柑橘のブランディング
・川下から見た柑橘消費動向
・流通者から見る柑橘業界
・加工品作成における注意点と発想
●消費
・アートを通じ消費者の心に
・柑橘ソムリエが描く未来
・機能性表示食品制度実践者に聞く現状と今後
・料理素材としての柑橘活用
●経営
・国はこう見る、こう動く
・進撃の農協
・いろはにほへと、法人化
・私が突き抜けた理由
●未来
・柑橘の輸出の可能性
・テクノロジーが変えるカンキツ産業
・達人の技の再現は可能か?不可能か?
・世界の柑橘産業から見る日本の柑橘産業の未来

(テーマは変更になる可能性があります)

交流会(9/2 19:00~22:00)

会場を湯浅城へ移し、古城を貸し切っての交流会へ。
お酒やお食事を片手に、志の高い他産地・他業種の参加者との交流は盛り上がる事間違いありません。
宿泊施設と交流会場が併設のため、意気投合した際には一晩中語り合うことも可能です。
第1回日本みかんサミットでも大好評のコンテンツでした。
(22:00に中締めを行い、その後は自由行動となります。)
(なお、参加者宿泊場所は「湯浅温泉 湯浅城」「有田川温泉 鮎茶屋」の2箇所となっております。)

3

ワークショップ(9/3 10:00~13:00)

2日目のワークショップでは、社会の変化を俯瞰し、今後、柑橘産業において自分たちが目指すべき方向性を共有し、
「これからの柑橘産業の中で、自分はどんなことをしていくのか?」
「同じ思いを抱いている人は誰か?一緒にやれることは無いか?」
を模索していきます。

産地横断・業種横断による交流によって、連携の生まれる瞬間です。

1

分科会トークセッション(9/2 13:25~18:15)

栽培・栽培討論・販売・経営・消費・未来の6分科会に分かれて、各分科会で4回、全24回のトークセッションを行います。
先進事例の共有と、未来に向けた展望をテーマに、毎回様々な立場で柑橘業界で活躍する4人の登壇者がそれぞれの視点から語ります。

<テーマ一覧>
●栽培徹底討論
・剪定技術論
・品種の世界
・産地別生産取り組み共有
・土壌論
●産地
・産地から都市に、世界に繋がる
・逆転の発想~過疎地の最先端~
・獣害対策決定版
・マルドリ栽培の現状と今後
●販売
・柑橘のブランディング
・川下から見た柑橘消費動向
・流通者から見る柑橘業界
・加工品作成における注意点と発想
●消費
・アートを通じ消費者の心に
・柑橘ソムリエが描く未来
・機能性表示食品制度実践者に聞く現状と今後
・料理素材としての柑橘活用
●経営
・国はこう見る、こう動く
・進撃の農協
・いろはにほへと、法人化
・私が突き抜けた理由
●未来
・柑橘の輸出の可能性
・テクノロジーが変えるカンキツ産業
・達人の技の再現は可能か?不可能か?
・世界の柑橘産業から見る日本の柑橘産業の未来

(テーマは変更になる可能性があります)

参加者例

後藤善一

三ヶ日町農業協同組合 代表理事組合長

秋竹新吾

株式会社 早和果樹園 代表取締役社長

参加団体一覧

<JA>
JA西湘、JA三ヶ日、JA蒲郡、JAありだ、JA西宇和、JAみなみ筑後、JA熊本市 など
<個人出荷/農業法人>
田島柑橘園、(株)早和果樹園、(株)伊藤農園、(株)味咲 など
<関連事業者>
(株)農業総合研究所、(株)新宿高野、(株)リクルートホールディングス、(株)富士通、(株)オプティム、(株)精工、(株)東京シティ青果 など
<消費者>
野菜ソムリエ、東大みかん愛好会 など

この他、和歌山県内の生産者の方々など総勢200名の方々にご来場いただきました。

当日の様子

当日の様子をダイジェスト版の動画からご覧いただけます。

主催者紹介

清原優太

東京大学経済学部4年。これまで食べたみかんは10000個を超える。生来の溢れるみかん愛から2014年1月に「日本のみかんの消費量を上げる」という理念のサークル、東大みかん愛好会を設立。100名を超える団体の代表を2年務め、2016年に代表を引退。全国の柑橘産地を回った際の問題意識から、分断が根深い異産地・業種を繋ぐ役割を果たすべく起業。2016年8月に第一回日本みかんサミットを主催。
東京大学i.school修了生 Makers University第4期修了生

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