大学卒業後、公立小学校教員として14年間教鞭をとる。教員として子どもと育ち合うことに、
やりがいを感じ、充実した日々を過ごす。

その一方、アドラー心理学を中心に、「子育てのテクニック」「ノウハウ」を学ぶものの、
学んだこと通りにはならない場面もあった。

そして、どれだけ頑張っても「理想の教師像」からは程遠い自分自身に、
悩むこと、自分を責めることが多かった。

さらに、教員１０年目に、
学校の勉強を教えることや活動に違和感を覚える。
「学校の教育は本当に子どもを幸せにしているのだろうか？自分が生きづらさを抱えているのに・・・」

そして、森のようちえんピッコロに出会う。

その子どもたちは「自分を生き、周りの人に優しく、自分の考えを持った自立した人」に育っていた。

そうだ！これだ！自分の育てたかったものは・・・と感じる。そして、自分の生きたかった姿でもある、とも。　

その後、中島輝先生の「自己肯定感」という考え方に出会う。森のようちえんピッコロ の子どもたちは、
「自己肯定感が高い」ということに気づく。

人が生きやすくなり、自分自身を生き、周りとあたたかく関わるには、自己肯定感が必要。それまでは自分自身へのダメ出しが止まらず、自己肯定感が低かったが、自己肯定感の考えかたやエクササイズに取り組むことで、より心が安定し、より自分らしく毎日を過ごすことができるようになる。

「自分を生きる人をふやしたい！」「 本当に幸せになるための本物の教育をしたい」という思いから、
カウンセラー・講師として開業。

公立小学校教員経験、保育園勤務の実際に経験していることを生かした、
わかりやすく実践的な話、ワークに定評がある。

子育て支援センター・民間子育てコミュニティなどでの公演等の活動も行う。