中関酒蔵スタジオとは
中関の歴史を守る
中関酒蔵スタジオプロジェクト
加藤酒造のあったこの場所は長く「中関本町」と呼ばれていました。「本町」の名が示す通り、ここは「中関」の中心地でした。江戸時代には、旅館、料理屋、芝居小屋もあり、「上関、下関、金が落ちるは中関」という川柳も残っているほど、経済の中心地でありました。昭和30年代に中関地区の塩田が廃止になり、かつての賑わいは影を潜めました。
約80年前の1936年（昭和11年）中関町は防府町その他の町村と合併し「防府市」に組み込まれました。
現在は「中関」は住所地としては使われなくなり、日本郵政の郵便番号検索にも登録されていません。しかしながら「中関」は「上関」「下関」と並び「三関」と呼ばれた歴史ある地名です。
現在は「中関」は住所地としては使われなくなり、日本郵政の郵便番号検索にも登録されていません。しかしながら「中関」は「上関」「下関」と並び「三関」と呼ばれた歴史ある地名です。
ギャラリーとして再興
旧加藤酒造は、大正2年築で利用価値が思い当たらない倉庫や、江戸時代に建てられたという単に物置になっている酒蔵、台風の度に雨漏りの心配をしなければならない精米所、毎年のようにどこか不具合を起こす母屋などが敷地内にあります。
空き家になることで建物の傷みが進んでしまうので建物をできる範囲で、できるところから再生させ、もう一度この町を人々に知ってもらい、皆が集まる場所にしたいと計画しています。まずは精米所をギャラリーにしました。
空き家になることで建物の傷みが進んでしまうので建物をできる範囲で、できるところから再生させ、もう一度この町を人々に知ってもらい、皆が集まる場所にしたいと計画しています。まずは精米所をギャラリーにしました。
