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石川県立大学 生物資源工学研究所
馬場研究室
研究室ホームページはこちらのURLから

本当です!

くわしくは,下の動画をご覧ください😊


北陸朝日放送(2021/11/11)
動画にも登場しましたが,
雑草から,調理用ガスや電気も作れるようになりました😊


雑草からできたメタンガスで
ガスコンロに火を灯した様子

この炎で,炊き出しができます!

雑草からできたメタンガスで発電し
スマホを充電している様子

(↑ ヤマハモーターパワープロダクツさん,アドテックさんに協力していただきました🤗)

これで,電力会社が停電しても,
自分たちで電気をつくれるようになりました。

スマートフォンも充電できるので,
停電であっても,電話で家族の安否が確認できます。

また,ネットにアクセスし,
どこに行けば食料が手に入るか,,など
自治体が発信している情報も知ることができます。





メタン発酵技術で,下の絵のような
世の中を目指しています。
この絵を説明すると・・・

道の駅や,スーパーマーケットに,このウシの胃液を使ったメタン発酵装置を置きます。

農家さんには,売り物の農作物🍅 と一緒に,
畑に生えた雑草🌿 や,
農業残さ(=農作物の食べない部分)も
持参してもらいます。

この雑草や農業残さで,
メタンガスをつくります。

できたメタンガスは,調理に使えるので,
道の駅の食堂施設や,スーパーマーケットでの
お惣菜作りに使えます。
→光熱費を削減できるというメリット!!😊

災害時には,このメタンガスで
炊き出しをしたり,発電機を使ってスマホを
充電することができ,地域の防災拠点になります。
→地域住民にもメリット!!😊

発酵を終えたメタン発酵液は,肥料になります。
これを,出入りの農家のかたにお渡し,農作物の
肥料に使っていただけます。
→農家さんは肥料代を削減できるメリット!!😊





わたしたちは,この発酵液をつかって
ビールホップとコシヒカリを栽培することにしました。
↓↓ 🍺
石川県立大学の農場で,
農場職員さん,学生,教員で育てています。




収穫したホップたち↓↓
石川県立大学では4種類のホップを育てています。




↑↑発酵液を肥料として使用し,コシヒカリを栽培しています。この他に,従来通りの化学肥料でも育てて,発酵液で育てたコシヒカリと収穫量を比較する試験もしています。
収穫したホップとコシヒカリは,
共同開発者の金澤ブルワリーさんに納品し,
ビールを作ってもらっています。



第1弾ビールは,フルーティで飲みやすい
「白ビール(ヴァイツエン)」にしていただきました。

第2弾ビールは,コシヒカリを使用し,
苦味が少なめの上品なエールビールにしていただきました。



防災研究から生まれたビールなので・・・,

名付けて,防災ビール!!

売り上げは,メタン発酵装置を動かしてくださる方の
お給料や,研究用の実験器具や薬品にあてさせていただきます。

日本中のみなさんが,
災害時に少しでも穏やかに過ごせるように,
雑草・農業残さから,電気や調理用ガスを
うみだせる世の中を作ります!




ビールラベルに込めた想い

最後になりましたが,
ビールラベルに込めた想いを書きます。

男の子が,雑草をもってきて,
おじいさんに渡します。

おじいさんは,その雑草で,
メタン発酵し,そのメタンガスを使って,
温かいカレーライスを作ってくれました。

おじいさんの左側には,
ガス灯がともっています。

男の子の右側には,
メタン発電で作った電気で
スマホの充電がされています。

まさに,2011年の震災時に困っていた

「温かい食べ物」
「夜のあかり」
「携帯電話・スマホの充電」

を,雑草を発酵させることで
達成している夢の絵です。


ここまで読んでくださり,ありがとうございました。
応援していただけると嬉しいです😊