<居酒屋チェーン店事例>
・加害者:36歳主任男性(勤続5年、無口の職人気質)
・被害者:42歳パート男
中小企業に勤めているが残業が出来なくなった為半年前から居酒屋の厨房でバイトをしている。普段から遅刻しがち。返事は良いが間違いが多い。
【原因】
加害者が、気をつけろよと注意をしたにもかかわらずよそ見をして振り向きざまに従業員女の子とぶつかり料理を落としてしまった。更に気をつけろよと言われていたのにもかかわらずやってしまった。
【結果】
ふざけるなと怒鳴り強く押した為よろけて台の角にぶつけアザができてしまった。本人は強く打った為痛くて歩けない(仕事ができなくなってしまった)。
上司に言ったがとりあってくれないという理由から労基に訴えた。加害者からの謝罪と慰謝料、休職保証という要求だったが加害者は謝罪を拒否し退職。
被害者には慰謝料と言う名目で会社が支払い被害者男性も退職。
<珈琲店事例>
・加害者:32歳女性社員
・被害者:24歳女性社員
【原因】
元は仲の良かった先輩後輩だったがプライベートで仲違いしたのをきっかけに先輩社員からのパワハラがはじまったと言う。
先輩社員が、後輩社員が他の同僚に自分の悪口を言う前にと思ったのか、色々な人に後輩の悪口を言って回った。その結果まわりから影口を言われるようになり、それがエスカレートして無視されるように。また情報の共有をしてもらえなくなり、ある事件勃発。
店内清掃の為のお休みを聞かされていなかった後輩社員が朝から出勤。本日は休みだと業者に聞かされ、我慢が爆発。こらえきれずその足で本社人事に訴えた。
【結果】
被害者、加害者だけでなく店内17名全員面談後、店長は非行き届の為減給。その他関わった人については注意、加害者については解雇。被害者については他店へ異動になった。