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更年期の様々なお悩みを
ご相談ください

「毎日を元気に、健康に過ごしたい。」
心も身体も健康であるために。女性なら誰でも迎える”更年期”について正しい知識をもつこと。そして自ら治療を選択し、更年期後の健康増進へと繋げていく。そこには、健康と自由を手にした、”第2の青春”が待ちわびているのです。まずは、正しい知識を持ち、自分が今どのような状態であるか知ることから始めましょう。
〜更年期の始まりは生理の異常です〜
更年期の始まりは月経(生理)の異常です。最初の間は、月経が頻回に来るようになります。場合によっては、月経が終了した後も出血が続くようになり、不正出血として心配になります。さらに進むと、月経周期は反対に長くなり2〜6ヶ月毎になります。そして、1年以上月経がない場合、閉経と言います。
気分が落ち込む、不眠、体調がすぐれない、、
それは更年期の始まりかもしれません

こんな症状ありませんか?

まずはセルフチェックをしてみてください
以下の指数は、今自分がどのような状態であるか(更年期かどうか)簡単にチェックができる指標です。1〜10までの点数を足して下段にある、点数表に当てはめてセルフチェックをしてみましょう。

簡略更年期指数(SMI)

更年期指数の自己採点の評価法


0〜25点  /上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けていいでしょう。

26〜50点 / 食事、運動などに注意を払い、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。

51〜65点 / 医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けた方がいいでしょう。

66〜80点 / 長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう。

81〜100点 / 各科の精密検査を受け、更年期障害のみである場合は、専門医での長期の計画的な対応が必要でしょう。

更年期について

更年期とは

更年期とは、閉経を迎える前後5年間(大体45才〜55才)のことを示します。この時期、様々な症状が現れてきます。その原因となるのは、加齢による卵巣の機能低下による女性ホルモン(E2)の減少です。

胎生期には数百万個あった原子卵胞は、20〜30歳代では卵胞数約25,000個、40歳以降は急激に減少し、50歳まででほぼ消失します。月経は40歳代になると無排卵周期へ。そして閉経を迎えます。

★閉経の定義★
卵巣の卵胞機能の消失によりおこる永続的な月経停止で、12ヶ月の連続した無月経を確認できた時点を閉経とみなします。(平均50±1歳)

卵胞は、女性ホルモンである”エストロゲン”を分泌します。つまり、卵巣機能が失われるとエストロゲンの分泌も減少する為、女性の体に様々な障害が現れてきます。

女性にとって女性ホルモンはどのような働きをするの?

エストロゲンが体の中で果たす様々な役割
1)乳房……乳腺・乳管の発育促進
2)皮膚・膣などの粘膜……皮膚のコラーゲンなどを増やし、肌の乾燥と萎縮を防止、ハリの保持
3)毛髪……発育促進
4)骨……破骨を防止し、骨中のカルシウムを貯蔵
5)脂質……善玉コレステロール(HDL)を増加し、悪玉コレステロール(LDL)を減少、抗酸化作用
6)血管……血管拡張作用、血管内膜肥厚の抑制、粥状硬化の減少
7)脳神経系……学習、記憶、覚醒、体温調節、気分、生殖機能などの中枢神経機能に影響

なぜ更年期が重要なの?
〜女性の身体的特徴と女性ホルモンの関係〜

閉経時期から”更年期症状”が出現します。その後1〜2年すると、外陰部や泌尿生殖器の不快感が出てきます。10年位経ち更年期も忘れた頃に、”骨粗鬆症”や”動脈硬化症”の病気として出現してきます。
女性の平均寿命は86歳と長くなったことにより、閉経後の期間が昔よりも長期化しています。この期間の健康寿命を長くすることで、豊かなエイジングを迎えられることになります。その為にも、女性ホルモン欠乏による体の変化に早い段階からしっかりとケアする必要があります。

更年期症状・更年期障害とは

更年期症状・更年期障害の定義

閉経の前後5年間を更年期と呼び、この期間に現れる多種多様な症状の中で、器質的変化に起因しない症状を更年期症状と呼び、日常生活に影響を与える場合を更年期障害とする。

更年期障害と医療機関

更年期に起こる新たな、不安、抑うつ、焦燥などの精神・神経症状が更年期障害として治療すべきなのか、精神神経領域として治療すべきなのか、現在の医療機関では明確になっていません。それは、更年期の症状が200種類といわれ非常に多く、更年期障害と認めにくい現状があります。その中で、患者は、症状別に様々な各診療科を受診するケースが多くあります(ドクターショッピング)。医師や医療従事者も皆が更年期についての知識があるわけではない為(婦人科や精神科との診療科のコンセンサスがとれていない)、各科ごとに診断をされ、薬を処方されますが、症状はなかなか改善せずに、薬の量だけが増えてしまい、薬物依存になってしまうことがあります。
これは、その症状の原因がなにか、明確に分からないまま診断をされているからです。

そんな時、もしかしてこれが、更年期障害?と感じられたらまずは、先に示したSMIをチェックしご自身のホルモン状態を調べてみることをお勧めします(血液検査)。女性ホルモン(エストロゲン)が減少しているのであれば、それは更年期です。ホルモンの減少が原因で様々な症状が出ていることも考えられます。ここまでわかれば、まずはホルモン補充療法の治療が選択肢のひとつに挙げられます*。原因治療をすれば、症状は改善していきます。全て目の前の医師にまかせるのではなく、正しい知識を持ち自分自身で治療方法を選択することをお勧めします。

*ホルモン補充療法は、全ての方が受けられるわけではありません。必ず婦人科検診などの基礎疾患の検診を行った上で医師と相談して行います。

更年期障害とはどんな症状の事をいうの?
各診療科で処方される薬。薬物依存になっていませんか?
<更年期障害の症状>

1 自律神経失調症状

・のぼせ、発汗、寒気、冷え、動悸
・胸痛、息苦しさ
・疲労感、頭痛、かたこり、めまい

2 精神的症状
・情緒不安定、イライラ、怒りっぽい
・抑うつ気分、涙もろくなる、意欲低下
・不安感

3 その他の症状
・腰痛、関節・筋肉痛、手のこわばり、むくみ、しびれ
・嘔気、食欲不振、腹痛、便秘・下痢
・乾燥感、湿疹、かゆみ、蟻走感(むずむずした感じ)
・排尿障害、頻尿、性交障害、外陰部違和感

定期検診を受け、重篤な疾患の早期発見を!

毎年定期検診を受けていますか?閉経によるエストロゲンの低下によりおこるリスクと疾患には、脂質異常症、高血圧症(動脈硬化症)、骨粗鬆症、肥満、糖尿病、泌尿・生食器疾患などの生活習慣病があります。
検診を受けることで、疾患の早期発見や生活習慣の改善により健康な体を保持することができます。
また、エストロゲンの低下が原因でこのような症状がおきているのか、別の原因かによって治療方法が異なります。自分の健康への関心を高め、未病対策を心がけて元気にエイジングを過ごしましょう。

<定期検診>
・身体測定、血圧測定、骨量測定、尿検査、婦人科検診、乳がん検診血液検査(更年期障害:女性ホルモンE2FSH)、骨形成マーカーなど
更年期障害・症状の治療法とは?
ホルモン補充療法(HRT)
女性ホルモンのエストロゲン減少が原因で様々な症状がおきていると考えられる場合は、根本治療としてホルモンを補充してあげることが最善です。エストロゲン欠落に伴う症状は著明に改善されます。
巷では、乳がんになるのでは?とよく言われますが、まずは正確な知識を得て、乳がんになるリスクよりもHRTは女性の体に多くのメリットをもたらすという事実を知った上でHRTを選択し、恩恵を得て頂きたいと思います。

※禁忌の方もいますので、医師と相談の上で治療は行います。
漢方療法
漢方はエストロゲン増加作用はなく、主として間脳に働きかけ気分を明るくする、イライラが軽減される、ストレスに強くなる、また自律神経を介して体の動きがよくなる、冷えが改善されるなどの効果が見られます。
漢方薬は病名で投与せず、患者の全身状態および病態を評価して投与します(証による投与)。実証(声が大きい、手足が温かい、食事のスピードが早い)、虚証(声が小さい、手足が冷える、食事のスピードは遅い)。

<更年期障害の処方例>
実証:桂枝茯苓丸、虚証:加味逍遙散、当帰芍薬散
サプリメント
HRTまでは、、と抵抗がある方はサプリメントで症状を緩和することもあります。サプリメントは、薬ではない為に効果が分かりにくいということがよく言われています。その為、継続的に飲み続ける事が大切です。それを理解した上で、栄養補助食品として摂取することをおすすめします。
 
更年期に効果的なサプリメント

・DHEA、エクオール、アルファリポ酸、コエンザイムQ10など
カウンセリング
カウンセラーは、患者様の悩まれてる事や症状、身の回りの環境などについて十分にお話をお聞きします。その上で、更年期について説明を行い、更年期・更年期障害とは何か、患者様に正確な知識を持っていただきます。医師が診断し投薬するだけでは症状が全て改善できるわけではありません。患者様ご自身が知識を持って治療を選択し意識を変えていく事で本当の治療を行うことができるのです。
カウンセリング
カウンセラーは、患者様の悩まれてる事や症状、身の回りの環境などについて十分にお話をお聞きします。その上で、更年期について説明を行い、更年期・更年期障害とは何か、患者様に正確な知識を持っていただきます。医師が診断し投薬するだけでは症状が全て改善できるわけではありません。患者様ご自身が知識を持って治療を選択し意識を変えていく事で本当の治療を行うことができるのです。

ピルって更年期にどうなのかな?

ピル(OC)は、避妊薬として知られていますが、月経困難症、月経過多、月経周期をコントロール、月経前症候群(PMS)を改善・軽減するなど様々な効果があります。 卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という、女性ホルモンに似た成分が2種類含まれており、脳下垂体に働きかけ性腺刺激ホルモンの分泌がおさえられます。その結果、卵胞の発育が抑制され排卵が起きにくくなり、また子宮内膜の増殖がおさえられます。

ピルは、HRTのホルモン含有量の約5倍のホルモンが含まれています。若い頃、上記の症状に対して服用するのは問題ありません。しかし、ピルは、40代半ばになるとHRTに移行することを勧められています。更年期の体内ではエストロゲン量は急激に減少するため、ピルほどのエストロゲン量を取り込む事は必要なく、また過剰なエストロゲンの摂取により別の疾患を引き起こすことも考えられるからです。
HRT(ホルモン補充療法)とは?

ホルモン補充療法はHRT(Hormone replacement therapy)と呼ばれ、加齢に伴い急激に少なくなったエストロゲンを補う療法です。働けなくなった卵巣の代わりとなって外からホルモンを補い、症状・障害の予防・治療を行います。また、継続すると老年期に起こる疾患の予防に繋がるともされ、アンチエイジング対策としても用いられています。HRTは約40年前 からいろいろな有効性を確かめる研究がなされている治療法でもあります。

ホルモン補充療法(HRT)の種類

患者様の状況により処方薬が異なります。手術で子宮を摘出している場合、閉経後5年以上経過している場合、出血を望まない場合、更年期の初期症状など状況は様々です。しっかりとカウンセリングを行い、医師による適切な処方を行います。

<主な処方薬>
○膣錠
○飲み薬
○貼り薬
○塗布薬(外用ゲル剤)

保険適用となり、月に数千円位〜治療が可能です。HRT開始前の基本検診代、年に1回の婦人科検診代は別途かかります。
(自費診療のクリニックもありますので、受診前に医療機関へご確認ください。)

HRT治療開始後(例えばパッチを貼った後)数時間で効果が現れます。最初は1週間ほど様子を見て再診察を行います。その後症状を確認しながら処方をし、ご本人にあったHRT療法をおこなっていきます。女性ホルモン(E2)の値が安定するまでは2〜3ヶ月が掛かります。人によっても効果が異なりますので、焦らずにゆっくりと経過を見ることが大切です。HRTを行っても症状が一向に変わらない場合は、別の疾患も考えられます。その場合は、担当の医師に相談をして適切な科を受診いただくことをお勧めします。







HRTの効果は?

HRTを始める前に検査を受けましょう!

2018年2月ホルモン補充療法の記事が
週刊誌に掲載されました!

2018年2月20日号の女性自身に「更年期を救う ホルモン補充療法 体験告白」の記事が掲載されました。HRT第一人者、小山嵩夫クリニック、小山嵩夫先生によるHRTの最新記事です。

日本産婦人科学科が2017年11月にHRTによる乳がんリスクは少なく、かつ、ホルモン補充療法(HRT)は様々ながんや骨粗鬆症、動脈硬化症、うつ、認知症などの予防になる」とガイドラインを発表しました。HRTの安全性が報告されたことにより、更年期治療に希望の光が見えてきました。

40〜50代は、子供が受験や多感な思春期を迎える、親の介護が始まる、夫あるいは自分の職場での立場が変わるなど、人生のターニングポイントを迎える年代。身体的にも閉経に向けての準備が始まるが、環境要因のストレスでホルモンの減少を加速化させる場合があります。

52歳の女性の体験談。バリバリ仕事をこなす”できる女性”だったが、40歳を過ぎた頃からやる気が出なくなった。ご飯を作れない日が繰り返される。子供は受験で、自分は部屋に引きこもり。焦れば焦るほど空回りをしてしまう。45歳で精神科に通い向精神薬を飲み効き目が弱いと強い薬へと。ドクターショッピングもした。医療費は数百万円使った。そして知人の勧めでHRTをスタートし1年後、生活が改善していったという。

メノポーズカウンセラー(更年期専門カウンセラー)が
カウンセリングを行います。

更年期と加齢のヘルスケア学会が認定する、”メノポーズカウンセラー”がカウンセリングに対応いたします。更年期以降の生涯ヘルスケアをサポートし、女性のQOL(Quality of life : 生活の質)が向上するようにカウンセリングを行なっています。
食事・運動・心の健康・美容を心がけ、女性が『第二の青春』を謳歌できるようサポートいたします。

”平均寿命”が日本に継ぐ世界第2位であり、”ワークライフバランス”が4位/36ヶ国(日本は30位)という情熱の国『スペイン』。このスペインは、決して経済が安定している訳でもありませんが、人生を楽しみ、謳歌している国です。そこで、明るいスペイン人女性から更年期・更年期以降の過ごし方を学び、日本で活かせる事を研究中。

略歴>大学時代にキューバへサルサ留学。日本大学芸術学部卒。広告制作会社勤務を経て、スペインへ語学留学。スペインで美容医療を学び、マドリッドのVictoria70にて国際メディカルビューティセラピスト取得。2017年メノポーズカウンセラー取得。更年期と加齢のヘルスケア学会、青山部会事務局。子連れでサルサ講師。
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