タンザニアからの手紙
タンザニア在住 エミリー(12歳)
私達の村では、雨水がたまってできた池や衛生的に問題のある蓋のない井戸で生活に必要な水をまかなっていました。特に乾季には数キロも離れた隣村の井戸まで水を汲みに行かなくてはなりませでした。水汲みは女の人や子どもたちの仕事で、何度も往復しながら重い水を運ぶことに多くの時間を毎日費やさなくてはなりませんでした。
今回、村に新しい給水のしくみができたことで、水汲み労働から解放され、もっと勉強ができるようになりました。プロジェクトでは勉強だけではなくて、病気にならないように手洗いをすることや、歯磨きの方法まで学ぶことができます。最近は、絵を描く方法を教えてもらいました。 一年中安全な水が使えるのは何物にも代えがたいことです。水汲みの労力と時間を省くことができます。私はいま毎日学校で勉強しています。これからも勉強を続けて、大人になったら先生になれたらいいなと思います。
このプロジェクトを支援してくれた人たちに幸福が訪れますように!
2016年3月30日 エミリー