21世紀に入って早くも20年になろうとしています。
今世紀に入り、世界はますます混迷化し、混沌としてきました。また同時に、ますます「明確」にもなってきています。
混迷の中で明確になってきたこととは、「これから人類は、今だけ、金だけ、自分だけ、家族だけ、地域だけ、会社だけ、自国だけ、人類だけ、という考え方では生き残ることはできない」ということです。それはありとあらゆる領域でますます明らかになってきています。
この数百年、人類は世界を細分化し専門化することによって、巨大な「発展」を遂げてきました。その果実は確かに目を瞠るものがあります。しかし細分化、専門化という言葉に押し流され、その甘い果実に酔いしれているうちに、その本当の結果は静かに進んでいます。それは、世界の分断化です。
本来世界は一つの全体であり、もちろん分断されてはいません。しかし、人間の認識の都合として同時に一つとして見ることができないのです。それをちゃんと分かっていればよいのですが、なかなかそうはいきません。世界があたかも分断しているかのように認識することそのものが病であり、事態を複雑化して世界を終わりのない混迷、無明の闇に導くのです。
この20年間余り、私は主としてホメオパシーという本質的医療の普及、教育、実践を中心に活動してきました。ホメオパシーは第一義的には医療ですが、医療の領域のみならず、哲学、科学、文学、芸術、武道・・・など、森羅万象にまたがった人間学、万物の基本原理に基づいた普遍的科学であり藝術です。今まで多くの方々の大きな力となり、個人の身心の病、人生の病の治癒と成長、そして組織の病の治癒と成長に対して大きな貢献をしてきたと思います。
その一方、私の話はホメオパシーの領域に留まらない、より普遍性のある話なので、入口がホメオパシーだけではもったいない、というお話も数多く頂きましたが、ホメオパシーの世界だけでも広大であり、今まではそのご要望には十分にお答えすることができませんでした。
私は今、20余年続けてきたハーネマンアカデミーというホメオパシーの学校の学長を退任し、名誉学長になりました。これからは、ホメオパシーという枠を超え、具象的世界に直截分け入っていく決意をしたからです。ホメオパシーで学んだ最も貴重なこと、「お互いの違いを尊重しながら一つの全体になる」、それこそが、「今だけ、金だけ、私だけ」という分断による現代の病を解決する唯一の道なのです。
これからは、今まで培った多くの学びを生かし、あらゆる領域にまたがった、あらゆる存在が幸せになっていくことに貢献する活動を本格化し、世界が真に輝いていくための大きな力となってまいりたいと思います。ぜひ共に歩んでいきましょう。よろしくお願いします。
永松昌泰
1958年、山口県出身。慶応義塾大学工学部(現理工学部)卒業後、コロンビア大学、パリ大学で量子力学、哲学、文学を専攻。帰国後、家業の鉄鋼業会社を経営。その後ドイツ発祥の療法、ホメオパシーに出会い人生が一変。
ホメオパシーの実践と教育を行うべく1997年ハーネマンアカデミーを創設。
卓越した洞察力と技術をもって多くの人びとに根本的治癒や大きな気づきをもたらしてきた。ガンの方だけで1000人以上の方々を治療し、多くの奇跡的治癒をもたらした。またプロスポーツ選手の治療や成長にかかわり、プロスポーツに付きもののケガの早期及び根本治癒を実現した。
また一方、会社経営の経験や、森羅万象、数学、物理、音楽、文学、歴史からゴルフ(元ハンディー0)の膨大な知識と知性を頼って、多くの方が人生の相談や会社経営の相談を持ちかける。
どのような分野や状況においても様々な切り口から物事の本質を語り、
人生の病、会社の病もまた同様に治癒に導いている。
趣味は、靴磨き音楽鑑賞特に好きな曲:ドイツ3大B 特にマタイ受難曲、無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティ―タ、無伴奏チェロソナタ、ベートーヴェン交響曲7番、ピアノソナタ32番、弦楽四重奏曲14番、ブラームスヴァイオリン協奏曲
・ホメオパシー療法の実践
・ホメオパシー療法の教育、指導
・人生相談&健康相談
・公演活動(広義のホメオパシー、病について、森羅万象など)
・教養講座(本、映画、音楽の読み解き)
・ゴルフ指導(テクニックにとどまらない)
住所 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目19−9 |
---|---|
TEL | 03-xxxx-xxxx |
FAX |
03-xxxx-xxxx |
FAX |
03-xxxx-xxxx |