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【正和くんの死亡事件に関する事件直後の外部記事】

”障害がある子どもたちの支援施設、中央療育センター(川崎市中原区)に入所していた男児(9)が、26日に死亡していたことが分かった。神奈川県警中原署は、男児に添い寝をしていた職員の20代女性が過って男児を死亡させた可能性があるとみて業務上過失致死容疑で調べている。
 署によると、職員は26日未明、男児を寝かしつけようと添い寝した。約2時間後、職員が男児の意識がないことに気づき、男児は病院に搬送されたが、死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は窒息死とみられる。職員は「一緒に眠ってしまい、目が覚めた時は、布団の上から男児に覆いかぶさっていた」と説明しているという。
 施設を運営する指定管理者の社会福祉法人・同愛会は「亡くなられた男児のご家族に対して誠実に対応するとともに、再発防止に努めます」とのコメントを出した。”

From朝日新聞デジタル 2016年12月29日
https://www.asahi.com/articles/ASJDY2PGWJDYULOB001.html

なぜ、正和くんは亡くなったのか
-真実を求めて-

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

【事件概要】

社会福祉法人同愛会が運営する中央療育センターにおいて、当日の夜勤担当であるA職員が、日付をまたいでも寝ない正和くんを寝かせようとして、午前2時頃から4時頃まで、施設内にある個室ユニットにて背後から両手を拘束し、さらに自らの足を正和くんの足に乗せた上、横向き(左側が下)方向に身体拘束を伴う添い寝を行なった。 

その最中に自らが寝入り、午前6時前に目が覚めた際、布団が正和くんの頭を追い被さり、さらにA職員がその上に追い被さっている状態であった。 

 A職員は起床後、正和くんを布団が頭まで被ったままの状態で放置し、その個室ユニットから立ち去った。15分後に個室ユニットに戻ったが、息をしていないことに気づき、当日の責任者に連絡。  

 病院に搬送後、死亡を認定。 

【事件当日】 

2016年12月26日の朝に遺族に連絡があり、遺族は病院に向かった。

 そこで亡くなった正和と対面した。 

A職員も病院の待合室にいて、その場で父親からA職員に対して状況の説明を求めたが、反応はなかった。その後、別の男性職員から、簡単な説明を受けたが、時間軸や詳細な行動について説明されることはなかった。 

 その後父親は警察から話を聴きたいと言われたため、警察署に向かいそこで取り調べを受けることになった。内容としては、睡眠薬をなぜ忘れたかという点を重点的に質問された。(なお、実際は睡眠薬ではなく安定剤。)のちに社会福祉法人が作成した調査報告書によれば、A職員が取り調べを受けた日は1月4日以降である旨が記載されているため、警察は当日取り調べを行ったのか不明。

 

【事件後】
事件後、遺族側は再三にわたり、警察当局に対して、A職員の供述には複数の疑問点があることから、適切に捜査を行い疑問点を解明し、殺人も含む業務上過失致死傷罪の疑いで厳重に捜査をして欲しいと訴え続けてきたが、3年近くの時間を経過してようやく検察に送検された。しかし、最終的に検察は不起訴処分とした。

この間、A職員および福祉法人同愛会から事件に関する説明は一切なかった。
 
 社会福祉法人は事件に関する調査として調査報告書を作成し川崎市に提出したが、この資料の存在を遺族側に伝えることはなかった。1年以上経過してから当該資料の存在を遺族側が知り、川崎市役所に取り寄せて初めて内容を確認することができた。
 また、当該資料は虚偽の事実も含んでおり、正和の特性について事実と大きくかけ離れた内容であり責任逃れのための資料と言わざるを得ないものであった。
 その中でも、当該調査報告書にて遺族側に対して謝罪及び賠償の話し合いをしているとの内容が記載されているが、事件発生後から現在に至るまで、一度もA職員および社会福祉法人から謝罪を受けた事実はない。

「遺族が疑問に思うこと」


①【A職員の供述の疑問点】
(1)「A職員の添い寝に関する供述」

 A職員は正和に対する寝かしつけは3時から4時頃と供述しており、また、添い寝の態勢が、両手を押さえつけ、さらに片足を身体に乗せて動けなくしていることから身体拘束に該当するものであり、かなりの力で押さえつけていたと感じています。
司法解剖の結果、窒息死の疑いとなっており、死亡推定時刻は4時頃となっている事、及び社会福祉法人作成の調査報告書の記述で、身体拘束時に段々と力が抜けていった旨が記載されている事、から身体拘束している時点で既に意識を失っているもしくは亡くなっていたのではないかと感じざるを得ません。

(2)「A職員は添い寝の最中に寝込み、目が覚めた時には正和の頭が自分の胸元に来る位置で上に乗っかったと供述」
 
 A職員は、添い寝時の態勢を、正和の身体の下に自身の左手を潜らせて正和の左手を拘束、身体を上から覆うようにして自身の右手で正和の右手を拘束、さらに自身の右足を正和の体に乗せていたと供述しています。
 その後A職員が寝込んでから、起きた時に、正和の頭が自分の胸元の位置に来るまでの間の経緯が分からず空白のままです。
 どのようにして添い寝の態勢から正和の上に乗っかる位置で起きたのか、なぜ9歳児の頭が胸元に来る位置で寝続けられたのか、など十分な説明及び解明がなされていません。


(3)「A職員は目覚めた時、布団が正和の頭を覆い被さっていたが、その後その場から15分ほど離れたと捜査機関に供述」
 目が覚めた時、なぜA職員はそのままその場を立ち去ったのか。通常子供を覆い被さるるように布団がかかっていたのであれば、頭が出るように布団の位置をずらしたり、本件のようにうつ伏せであれば仰向けに態勢を変えるなどの対応をするはずです。もしすぐに状況を確認していれば救えたかもしれないし、ましてやなぜ専門職員であるA職員はそのまま放置したのか非常に疑問です。


②【社会福祉法人の問題点】

(1)「調査報告書の存在についての説明の無さ及び内容の虚偽事実」
 社会福祉法人同愛会は本件に関する調査報告書を作成後に市役所に提出していますが、我々遺族に対してその存在を知らせることはありませんでした。
 調査報告書が市に提出されて1年近く経過してから、我々遺族側が気づき市役所に取り寄せて初めて内容を確認できたものとなります。
 そして、内容についても、正和の特性を虚偽の事実も含む内容で悪く書いているものであり、責任逃れを思わせるような悪質なものとなっております。
 具体的には、
①調査報告書で正和に関して「本時は発達の伸びがあまり見られない最重度の知的障害と自閉症の特性を合わせ有する児童」と記載していますが、自閉症と診断されたことはなく、また、最重度の知的障害と医学的に判断された事実はありません。
②調査報告書で父親に関して、育児力がないと指摘していますが、当初より子育てを見守ってきた多くの地域コミュニティの方、小学校やデイサービスの方々などから頂いた意見では到底そのような事実はありません。
また、当該点については正和の死とは関係がなく、非難の目を父親に向けるための情報操作であり法人側の態度に非常に問題があると感じています。
③調査報告書でA職員及び同愛会は遺族側に謝罪及び賠償の話し合いをしている旨の記載がありますが、このような事実はありません。

(2)「事件に対する姿勢」
 事件を起こした社会福祉法人については、正和の事件以降も立て続けに横領事件や性的虐待事件を起こしており、組織運営の改善を行ったのか疑問です。

③【警察及び検査の捜査について】

(2)「警察の事件に対する捜査」
 事件直後、複数回に渡り警察にたいして事件の捜査状況の説明を求めましたが、事件当初受けた説明からほとんど進展がなく、結局3年近くの時間を経て検察に送検となっています。
また、我々遺族が疑問に思っている点については具体的な説明がされませんでした。

(3)「検察からの説明不足」
 検察から、A職員に関して不起訴とする説明を受けた際に、我々遺族側が感じている複数の疑問点について説明を求めましたが、それらについて検察側は重要視していないため事実を詰めていないと回答したのみでした。なぜ合理的な説明がなく刑事事件において不起訴と判断したのか疑問です。
 現在、誰も正和の死に対して責任を取らない状態となっています。

(4)「不起訴に至った3年半という時間の経過」
 当初より、遺族側で再現実験などA職員の供述以外の客観的証拠の収集を求めてまいりましたが、警察当局や検察から捜査状況についての進展があまり説明されることはなく、3年半という歳月を経てA職員に対しては不起訴処分との判断を下しました。

 このような状況でなぜ3年半もの期間が必要だったのか疑問です。

④障害者虐待防止の法律について
(1)「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」
 上記の法律の第2条6項イ号によれば、「障害者の身体に外傷が生じ、若しくは生じるおそれのある暴行を加え、または正当な理由なく障害者の身体を拘束すること」が障害者虐待に当たると明記しております。
 さらに、この正当な理由については、やむを得ず身体拘束を行う場合の3要件を満たす必要があると明記しております。
1,切迫性
2,非代替性
3,一時性

 また、上記3要件を満たす場合であっても、本人・家族への十分な説明が必要であると明記しておりますが、もちろん遺族側に事前の説明はありません。
 本件については上記の3要件を満たしてしないのにも関わらず、身体拘束を実施した結果死に至ったものですが、にも関わらずなぜ刑事上で不起訴となるのか疑問です。

⑤ A職員及び施設法人の事件後の対応
(1)「A職員および社会福祉法人の事件後の姿勢」
 事件が発生して3年半の時間が経過していますが、A職員および施設側から謝罪は一度もありません。同愛会が作成した調査報告書では謝罪済みと記載されていますが、そのような事実はありません。

⑤ A職員及び施設法人の事件後の対応
(1)「A職員および社会福祉法人の事件後の姿勢」
 事件が発生して3年半の時間が経過していますが、A職員および施設側から謝罪は一度もありません。同愛会が作成した調査報告書では謝罪済みと記載されていますが、そのような事実はありません。

川崎市
第三者委員会の立ち上げ

ご協力いただいた多くの皆様のおかげで、
現在川崎市では正和の死亡事件に関してようやく調査する方向で動いております。


我々遺族側の最大の望みは、A職員及び社会福祉法人に事件に誠実に向き合い真実を話して欲しいことです。そして、二度と同じ事件が起きないよう、社会全体で問題を認識し正和の死を無駄にしないことです。

市が実施する第三者委員会の調査にて、
我々が疑問に思っている点について真実を明らかにしていただけると信じております。
また、二度と同じ事件が起きないよう、再発防止に向けた取り組みを実施していただけると期待しております。


川崎市ホームページより第三者委員会の内容が公開されましたら、
下記リンクより内容をご参照ください。

正和の集いの会

正和くんを知る保育園・小学校・放課後デイサービス・地域の公園などで見せていたたくさんの「まさくん」のエピソードを語り合い、
共有できる場を設けさせていただく予定です。


☆どなたでも参加できます。正和くんと関わりがあった方、お子さん、ぜひ参加してください。お待ちしております!
☆会場の準備、消毒等、コロナ対策を徹底して行います。

開催日時
2020/9/27(日)
14:00~16:00
場所 桜本保育園

〒210-0833
神奈川県川崎市川崎区桜本1丁目9−15

〒210-0833
神奈川県川崎市川崎区桜本1丁目9−15

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ギャラリー

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