医療や、フードの質の向上により
伴侶動物も長寿時代に入るこんにち。

共に生活する家族の一員となる伴侶動物が、天寿を全うし、ご家族と１日でもよりながく共に過ごせる最後の日まで、安らかにそして健やかに、共に過ごした時間を思い出しながら、幸せな気持ちをもって最後を看取って送りだしていただきたいという想いから、
また、ご家庭の状況に密着した診療スタイルなので、一緒に考えながら進めていくことができるのが在宅医療のよさであり、動物たちへの献身的な、看護、介護を飼い主様か側で、より密にできることで、満足のいく、濃い時間を過ごせた方の声を多く伺います。

飼い主様や動物たちの様々なご事情により、通院がしにくいことや、在宅医療を選択したいが悩まれるかた、また、初めて伴侶動物をお迎えするのに何が必要かなど、ある場合などお気軽になんでもご相談できる保健室的な立場で、飼い主様も動物たちもリラックスした状況下で、ゆっくり時間をかけて、お話を伺うので、落ち着いて
心配事や疑問など、聞きやすいかとおもいます
。
また、実際の飼育環境を、訪問し、獣医師目線と飼い主様目線で、お話を伺いますので、認識の相違が少なくできることも、訪問診療のメリットに感じます。

過去に
往診をご依頼いただいている飼い主様からは、

・ゆっくり時間をとって聞きたかったことに答えてもらえる

・自宅へ来てもらえるので、家を離れられない事情があるときは助かる

・家だとすぐに緊張から解放されるので伴侶動物もリラクッスして受診できる

・介護や看護をどのようにしたらよいか一緒に実践しながらで理解しやすい

・飼い主様の移動手段がなく、来てもらえるのが助かる

・往診だと自宅での時間を有効に使える　
　　　
・時間をかけてじっくり説明してもらえるので不安が解消された

・高齢な動物の最後の看取り時間をやすらかな気持ちですごすことができた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　等の嬉しいお声をいただけています。

また、一度、受診していただいま飼い主様とはラインなど活用し、オンラインでいつでも相談できる環境下にあることも、安心感につながるとの声も。

但し、メリットばかりではなく、往診ならではの時間をとった診療内容のため、
一日の受診件数が限定されてしますので、通常のかかりつけ医様より診療費が割高、往診料（移動料）の追加、精密検査（レントゲン撮影）麻酔下での、外科手術などにご対応できないデメリットもございます。

ですが、0.5次診療として位置づけされる全年齢ステージにおける予防医療（ワクチン接種・定期健診・歯周病ケア・鍼灸やマッサージ）や高齢期在宅診療（終末期医療含む）、カウンセリングを中心に行う往診は、大事な伴侶動物たちと、飼い主の方々が、最後まで末永く健やかに共に生活する上で、選択される方も増えてきている印象をうけます。

愛する伴侶動物たちの寿命がのびることにより高齢動物に多い疾患の子も増え、終末期医療として年齢的にも積極的な治療より、QOL「生活の質の向上」を重視し、緩和、末期の在宅ケアを選択される方も増えてらっしゃるようです。

どの選択をされるかは、長年連れ添い、多くの時間を共有してきた飼い主様のお考えがあってのこととおもいますので、十人十色。色々なお気持ちにフレキシブルに寄り添いサポートができるように努めてまいりたいとおもいます。

　
都市部では、普及しつつあり、地方ではまだまだ認知のすくない
現状の動物往診専門医ですが、かかりつけ医様との併用も大歓迎です。
また、一般動物病院やさらに高度医療をうけられる二次診療施設などへの架け渡し（ご紹介）や窓口へも行っています。　

当院は、個々のご家族と動物との関係や絆、症状、目標とするゴールをよく伺い、話しあいながら現状からゴールにむけたオーダーメイドな医療サービスのご提供をめざします。

このHPへお越しになった方々は、ご縁あって往診や、在宅医療などにご興味を持ってくださった方々であると感じています。

この機会に、ぜひ、お気軽に相談できる往診専門ホームドクターもご利用ください。


最後まで、お読みいただき誠にありがとうございます。　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まりこ動物往診所   
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（訪問診療・往診専門動物病院）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　院長　竹野まりこ