わが子がなかなか食べてくれなかったり、
いつも野菜だけ残してしまうと、
このままでいいのか、
何か自分が悪かったのでは?と
母としての自分を責めてしまうことも。
手を変え品を変えてみても、食べてくれないわが子。
そのショックとイライラの気持ちは計り知れません…。
『このまま食べない子に育ったらどうしよう?』
『栄養が偏っているからか、なんだか風邪をひきやすい気がする…』
どんどん不安は重なっていきます。
本やネットではたくさんのレシピが無料公開されています。
しかし、わが子の偏食や少食に対する情報は出てきませんよね。
同じ偏食・少食でも、タイプやアプローチの仕方は全く違うんです。
むしろ
いくら母親であっても
子どもの偏食・少食を『治す』という
子どもを操作することはできませんよね。
私も極度の少食っ子でした。
5歳の頃は直径2㎝ほどのおにぎりも飲み込めなかったし、
マク〇ナルドのハンバーガーを、中学生になるまで
1つ食べ切ることすらできませんでした。
ちょっと組み合わせが自分に合わないと
気持ち悪くて、匂いすら嗅げない…
私の母は、なんでもいいから食べてほしい、と思って
食べられそうなものを食卓にあげていました。
でもそれで少食が治るわけでもなく
母から浴びせられる
「これだけしか食べないの?」
「○○ちゃんはもっと食べて大きくなってるよ?」
というセリフがどんどん
私から自信を奪っていきました。
不思議なことに食べれないことだけでなく
食べれない
↓
私はダメな子
↓
恥ずかしい
↓
何もチャレンジできない
という
負のループに陥っていったのです。
そして
母も私をずっと
「幼い子、できない子扱い」をしていました。
子どもの性格を決めるのは
母親(身近な保護者)との関係だと確信しています
小学生まではそれでも何とかやっていけました。
しかし、高校受験、大学受験の時に、影響が出てきたのです。
『集中力がない』『やる気がわかない』『なんだか楽しくない』
『何するにもおっくう』『常に甘いものが欲しい』
そして『受験がイヤ』『みんなはすごいのに自分なんて…』
身体の成長うんぬんよりも、【メンタル】に影響が出始めたのです。
それでもそれが普通だと思っていましたし、
当時の私の母はどうしたらいいのかすらわからず、
高校生にもなるとやはり、親のチカラが及ばないことも
今思えば多々ありました。
食べられない少食・偏食っ子がすくすく育つためには
今のうちからどんなことに注意して食卓作りをしていけばよいのか
早ければ早いほど良いと思っています。