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フリーランス社長として世界で活躍!

“住む所に依存しない理想の働き方”を手に入れた中村麻衣子さんにインタビュー

フリーランスとして複数のビジネスを展開しながら、日本、ヨーロッパ、韓国を拠点とした“住む所に依存しない働き方”を実現している中村麻衣子さん。そんな理想の働き方に憧れる仲間が集まり、自身がオーナーとなるコミュニティも運営しています。コミュニティメンバーの個性を活かしながらプロジェクト単位の仕事作りもしているという、株式会社ランサーワールドのビジョン、中村麻衣子さんの将来の目標とは?

コミュニティから法人化したランサーワールドについて

――コミュニティ・ランサーワールドを法人化されたということですが、どんな思いで法人化されたのでしょうか? 

「ランサーワールドは「住む場所に依存しない働き方」というのをテーマにしていて、それは、法人化する前のコミュニティ・ランサーワールドでも同じビジョンです。“世界のどこにいても仕事があるというのが理想”で、私もそれに憧れて実現してきたので、コミュニティに集まってくれるみんなにも、自分の夢を実現してほしいなと思っています。今はどこにいても好きなことができる時代なので、私みたいに韓国オタクだけどヨーロッパに住むこともできるし、日本で親御さんの都合で地方にいなきゃいけなくてもできる。
本当に住む場所に依存しない働き方っていうのがテーマです。」


――そうなんですね、住む場所に依存しない働き方、素敵ですね! 

「そうなんです、法人化しましたが、コンセプトはコミュニティのランサーワールドをベースです。今回法人化した理由としては、コミュニティ運営の強化と、個人でフリーでやってきたビジネスを拡大させるために起業しました。今はこの2軸で活動をしています。」


――法人化は、すごいですね。

「はい、ありがとうございます。コンセプトなどは変わらないので同じなのですが、法人化することで外からの見え方や、信頼度があがり、お仕事の依頼も増えてきましたね」

コミュニティ運営が私の生きがい

――では、そもそもコミュニティを作られたきっかけはなんですか?

「ある日本の起業家さんと話している中で、「韓国系のブランド作りたいんだけど手伝ってくれない?」と言われたんですが、その時、私はヨーロッパに住んでいたんですよね。ヨーロッパにいながらだとちょっと難しいかなと思っていたところ、「昔の私みたいにアパレルの仕事をやってみたい人いるんじゃないかな?」とふと思いついたんです。アパレルのノウハウは私があるので、その人と組んでやればブランドが作れるかなと思ったんです。」


――確かに、ヨーロッパにいながら、韓国系のファッションの仕事をするのは斬新ですね。

「そうなんです。なので、まずは人集め。Twitterで、「韓国好きが集まるコミュニティを作ってみようと思う、韓国クリエイターさん探してます」みたいなか感じでつぶやいたんです。実際に募集してみたら、人が結構、集まってくれたんですよね。」



――そうなんですね、すごい!

「そうなんです。コミュニティで人が集まってくると、やっぱり私1人のアイディアだけの時とは違うものも生まれて活性化してくるんです。私にないものを持ってる人がいたり、逆に私と同じものを持っていて、その力が倍になったりとかすることもあって。それが、本当にコミュニティの力だし、魅力です。」


――確かに、それはすごく嬉しいですね。

「そうなんです。そのファッションビジネスだけじゃなくて、どんな事業展開にしようとか、コミュニティはどうやって運営していくのがいいかなど、本当にメンバー間のアイディアで様々なことが始まっているんですよね。」


――それはすごい!

「そうなんです、いろんなメンバーがいるので、その得意なことをいかしていきたいと思っています。具体化しているのがランゲージスクールの事業です。メンバー間で生まれたアイディアですし、教える方も教えられる方もいて、需要と供給がマッチしているんです。」


――みなさんの意見を聞いて、事業が成り立っていくなんて素敵ですね。

「そうなんです。本当にやってみないとわからないことってたくさんありますよね。私個人で1人でやってくフリーランスの楽しさもあれば、コミュニティのみんなで作っていく楽しさというのもあります。コミュニティのメンバーに、私の生き方やフリーランスなどの経験をシェアすることで、一緒に成長できる感じなんです。だから今は生きがいのひとつがコミュニティの運営です。


――一緒に成長できる!素敵ですね。

「はい。先ほどのランゲージスクールはメンバーのアイディアで始まり、講師役のメンバーには報酬を払っています。うちのコミュニティの特徴が、みんな海外志向が強く、特に韓国好きなので、99%の確率で韓国語学習者なんです。だから、教えられるレベルの人は教えて、学ぶ人は学べるという最高のスタイルです。」


――コミュニティのなかでの循環なんて理想的ですね。

「実は、コミュニティの中で雇用を作るというのが目標としてあるんです。語学以外にも、デジタルマーケをできる子がいたら、外注のスタッフとして発注したりしていきたいですし。そうすることで、私も海外にいるし、みんなも海外にいても地方にいてもいいよっていう風な、場所にとらわれない理想系に近づくかなと思うんです。」

デジタルマーケティングの仕事

ーーでは、個人ではどんなお仕事をされているんですか?

WEBマーケティングの仕事をしています。海外の企業が日本マーケットを考えるときのWEBマーケティングをお手伝いですね。やはり、日本語は海外の方からすると難しく、需要はけっこうあるんです。実際に私が、韓国に住んでいた時も、韓国企業が日本に進出するための事業を担当していました。」


――そうだったんですね。需要があるところに行く感じですね?

「そうなんです、WEBマーケがやりたい!というよりは、需要があることに気づいて、そこに目がけて自分が行ったという感じです。やはり、その国にいってみて、この国にはこういうところが需要があるんだと理解できたんです。やっぱり行くとわかることが多々あるのですが、実際に行かなかったら多分、この仕事をしていないかもしれません。」


――その国に実際行ってみて、需要を知るんですね。

「はい、マルタでも韓国でも、こういうところに需要があるからこういうことを提案してみようと、自分なりに答えを出して企業に企画書を持っていきそれで仕事に繋げています。」


――自分で仕事を提案するんですね!

「そうですね。その企業の分野や方向性が、自分の得意なものだったりすると、どんどんその企画作りが楽しくなって、アイディアがいろいろ思い浮かぶんです。私は、それこそがマーケティングの真意だと思っていますね。」


――確かに、それは自分も楽しいですね!

「そうなんです、しかも、私ヲタク気質だから、その会社のことをすごく考えたり、調査するんですよね。だからお客さんの気持ちを考えたりとか、それこそデジタルマーケターなんで、分析したりとか。言われてないのに勝手に解析ツールで調べられるところは調べて、具体的な改善提案をしたり、半年間やったらこれくらいのパーセンテージが上がりますって提案します。企画書は120%の力で作る。言われてないことも提案書に書いて、それこそAプランBプランCプランって別案も出すことを心がけています。」


――お客さんにとって、それは心強いですね。

「はい、なので、ありがたいことにリピートしていただくことが多いです。大切なのは、その国のニーズがあるところを見つけて、自分がいくというスタイル。そうすると仕事がないということはありませんね。」


――海外にいながら仕事するなんて理想系ですね。

「そうですね、ヨーロッパも定住ではなく、マルタとかスペインとかいろいろですね。結局はその国で就職してないからビザがないんですよね。日本で開業届を出して、日本のフリーランスとして、日本の会社と契約をしながらリモートで働くっていうスタイルをしています。」


ーーなるほど、海外でも日本の企業と仕事できる時代ですもんね。具体的にはどういうことをやるんですか?

「主にデジタルマーケティングですね。広告運用、SNS運用代行、インフルエンサーキャスティング。この辺がメインですね。他には韓国系の仕事もまだ続けていますし、グローバル展開企業の日本人向けのマーケティングもですね。」


――事業がすごく多岐にわたっていますね。

「そうですね。ひとつには集中させずに、複業のスタイルですね。今は旅しながら、パソコン1個で仕事ができるので、自分の思ってた人生にすごく近づいてきました。」


――理想の生活といえば、素敵なパートナーもいらっしゃるとか。

「そうなんです、英語を勉強したいと思って登録したランゲージエクスチェンジというアプリで知り合ったパートナーがスペインにいるので、私もスペインに移住を考えています


――本当に充実していますね!では、法人化され、より勢いがあるランサーワールドの今後について教えてください。

「今はまだ立ち上げたばかりで、1人でやっているので、事業が大きくなったら社員を募集したりなどしていきたいです。今回起業したのは、事業拡大というよりは1人でも、どこに住んでいても、会社が作れるというのを、コミュミニティのメンバーに見せていきたいと思ったからなんですよね。だから、ランサーワールドは。基本的にはフリーランスのメンバーが集って事業をするスタイルでやっていくのが方針です。」


――フリーランスの集合体って、すごく今どきですね!

「そうですね。今も、コミュニティのメンバーと仕事を一緒にやっていまして、とても助かってます。韓国にいる子にも、仕事を手伝ってもらってるし、日本にいる子もそうです。本当に住む場所関係なく、オンラインや、コミュニティで繋がって仕事をしています。」


ーーでは、今までの“いわゆる会社に所属する”とは全く違う働き方ですね?

「そうですね、真逆になると思いますね。仕事が全てじゃないので、海外に行きたければ海外に行ったらいいと思うし、東京に疲れてるんだったら地方に行ってもいいと思うし、自分の健康な体と幸せが大事だから、それを優先して生活できるんです。」


――では、最後に中村さんのような“住むところにとらわれない生き方”をしたい人にアドバイスを。

「そうですね。2つあるのですが、1つは、発信力を高めること。やっぱり組織に属しているわけじゃないので、自分の行動が全てなんですよね。で、何かやりたいと思っても、外に発信しない限りは誰にも分かってもらえなので、自分の発信力を高めておくということが大切です。そして、2つめは、やりたいことはとにかく行動して経験すること
初めてのことだから怖いのはみんな同じ。だから、失敗もあると、失敗込みで考えておけば、チャレンジもしやすいのかなと思います。」


――とにかく行動と経験ですね。

「そうですね、コミュニティのみんなにもいつも言ってるのですが、行動して体験して経験することが一番大事だと。インプットするだけだったら、見えないことのほうが多いんで、やっぱり見えてない部分を見えるようにしていくってことがすごく重要だと思っているんです。私も怖くてもそれを続けてたら、憧れの海外生活ができるようになったので。私にもできたんだから、みんなにもできると思うよって伝えています。」


――すごく元気が出るお話しですね!前向きな気持ちになりました。ありがとうございます。

【編集後記】

今回インタビューさせていただいた、中村さんと私は雑誌 SCawaii!の仕事で出会いました。私は SCawaii!の編集者でファッションの企画をしており、当時中村さんがプレスとして勤務されていた、セシルマクビーやアンクルージュをよく取材していました。

その後、大好きだった韓国に移住をし、日本と韓国の架け橋的なビジネスを手がけられ、いつの間にか、ヨーロッパにも住みながら、グローバルな働き方を実現した中村さん。

しかも、ランサーワールドという、自分のコミュニティを運営し、彼女の掲げる“住むところにとらわれない働き方”を実現するためのノウハウや、考え方を教える先生にもなっていました。

今回、久しぶりの再会でインタビューで、改めて感じたのは、
中村さんはとにかく自分の心に正直な人であり、
そして、なりたい自分を実現するために、人がなんと言おうと自分を信じて、努力し続ける素晴らしい力を持つ人。

だということ。

中村さんのコミュニティに人が集まるのは、そんな彼女の魅力をみんなが感じとっているからだと思います。

「住むところにとらわれない、理想の働き方」という、一瞬夢のような生活を、本当に手に入れた中村さんの生き方、そして、彼女の手掛けるビジネスに、今後も注目し、応援し続けていきたいなと思います。

そして、何より、コミュニティから法人化してますます進化し続ける株式会社ランサーワールドの展開にも期待が高まります!


インタビュー&ライティング(橋本夏子)

【中村麻衣子Profile】


株式会社ランサーワールド 代表取締役社長
オンラインコミュニティ「ランサーワールド」オーナー


海外フリーランサーとして「住む場所に依存しない働き方」で好きな場所で好きな時に好きな仕事を実現。 韓国オタクきっかけでフリーランスに転身し、その後韓国移住、ヨーロッパ移住を果たし2020年にWEBマーケティングの会社を設立。

ー略歴ー
日本のアパレル企業でPR経験を経て、その後フリーランスに転身。33歳で大好きな韓国へ移住を決意。独学で韓国ビジネスを学びその後韓国現地採用でIT会社に転職、その後ヨーロッパ移住のため再度フリーランスへ戻り、海外での経験を活かしてコニュニティー運営を開始、その後起業。 「何事も始めるのに遅いことなんて何一つない。」という持論のも元、海外を拠点に好きな場所で叶えたいライフスタイルを実践中。

 

https://www.lancerworld.me

 

 

 

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