着物は日本が誇る伝統でしたが、今は、タンスの中で眠る日々を過ごしています。
着物離れが深刻化しています。過去30年間で売り上げは90%低下し、既に購入された着物は、売ることもないまま、タンスの中に眠る日々が続く状況です。
~機会の減少~
着物を着る機会は、結婚式、祝日、成人式など、
いまや、限られたものに。
~生活の欧米化~
日常着のウールや木綿の安価な着物の需要は減少し、
代用品として幅広い層に「洋服」が普及。
~着物の高額化~
機会の減少を背景に、着物業界は日常着から礼装を
中心としたビジネスに。結果、着物は高額なものに。