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野球をはじめた子どもたちのために大人ができること

主役は子どもたち
難波秀行・北徹朗・山本唯博・中田賢一 編著
仕様:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:96
ページサイズ:18.2×25.7 cm
出版社: デザインエッグ社
ISBN 978-4-8150-2222-8
定価:¥1,764+税

こんな方にオススメ

Point.
1
最近、子どもが野球をはじめたという親御さん向けに、グローブやバットの購入方法から、子どもやチームのサポートの仕方、練習方法を紹介しています。
Point.
2
少年野球の監督やコーチのために、もう一段階、レベルアップした指導をするための投げる、打つ、走るの基礎的なトレーニング方法を紹介しています。
Point.
3
野球を上手になりたい中学生、高校生、大学生が読んでも十分に活用できる内容となっています。
Point.
3
野球を上手になりたい中学生、高校生、大学生が読んでも十分に活用できる内容となっています。

作品概要

本書は野球に関わる大人たちのためにまとめられました。
練習の紹介にとどまらず、動作の基礎に重点を置き、これまで素質や才能という曖昧な表現で語られていた部分を明らかにしようとチャレンジしました。さらに「教える」から「できるようになる」というコーチングのパラダイムシフトにも触れ、国内では減少が著しいグローブ職人を紹介し、減少する野球人口の実情を踏まえ、スポーツ界、野球界の問題に歯止めをかけるべく一石を投じる内容となっています。

著者より

本書を手に取られた方の中には、お子さんが野球をやり始めたという方もいらっしゃられると思いますが、7年前、私自身も同じように小学生の息子が野球をはじめ、手さぐりで親としてできることを模索してきました。子どもに野球を教えるということに加え、審判や車出し、お茶当番などチームをサポートしたり、指導者とコミュニケーションをとったりする中で、色々と考えさせられることが多かったのです。
野球を専門とする方が書いた指導書は世に沢山あるかと思いますが、本書は野球をする子どもを持つ親の立場と野球を専門とする研究者による共著書となっています。本書を通じて、子どもとの関わり方や指導法、さらには未来の野球界、スポーツ界について一緒に考えるきっかけになれば幸いです。

著者紹介

難波秀行(なんば ひでゆき)
日本大学理工学部准教授
1976年大阪府生まれ
2009年筑波大学大学院博士(スポーツ医学)
2010~2013年福岡大学スポーツ科学部助教
2013~2016年和洋女子大健康栄養学類助教
著書に『身体活動とICT 身体活動・座位行動の科学』杏林書院2016、『加齢に伴う筋機能の低下』理工図書2014など、研究活動として、WEBを用いた身体活動測定システムの開発、妥当性の検証、大規模調査など
北徹朗(きた てつろう)
武蔵野美術大学教授
1977年岡山県生まれ
2008年昭和大学医学部にて博士(医学)
2012~2014年武蔵野美術大学専任講師
2014~2020年武蔵野美術大学准教授
著書に『楽しい体育授業を創造するベースボール型の授業実践』青山ライフ出版2011、『ゴルフ産業改革論』ゴルフ用品界社2018、『体育・スポーツの経営学』協同出版2011など多数。
山本唯博(やまもと ただひろ)

武蔵野美術大学名誉教授

1941年三重県津市生まれ
1964年日本体育大学体育学部卒業
1982~1984年 日本体育学会理事
2001 ~2011年 ECSS科学学会会員
著書に『トルクで見えた打撃の核心』武蔵野美術大学出版局2010,『野球のバットスイング時のトルク測定』東京体育学会篇1973など、リストワーク測定と診断では、NPB(読売巨人軍、日本ハム、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズ)、社会人野球(東京ガス、東芝、日本鋼管)、東洋大学、一橋大学、中央大学、都立東大和高校、目黒東シニアなど。1978年アメリカ・カリフォルニアにて「スイングのリストワーク測定」の演題でサンノゼセミナーにて招待講演
中田賢一(なかた けんいち)
新潟医療福祉大学大学院
1983年 石川県生まれ
日本歯科大学非常勤講師(2016年〜)
日本大学、武蔵野美術大学非常勤講師
研究論文に『小林の野球グローブ』武蔵野美術大学研究紀要2018など
連載記事に『運動具のルーツを訪ねて』スポーツ産業新報(2019年9月より)
2017年12月に日本レジャー・レクリエーション学会賞受賞、2019年6月に日本運動・スポーツ科学学会賞受賞、2018年8月にフィールドワークとして『野球道具のひみつ』船橋市教育委員会主催にて野球道具の製作過程や歴史についてレクチャー
難波秀行(なんば ひでゆき)
日本大学理工学部准教授
1976年大阪府生まれ
2009年筑波大学大学院博士(スポーツ医学)
2010~2013年福岡大学スポーツ科学部助教
2013~2016年和洋女子大健康栄養学類助教
著書に『身体活動とICT 身体活動・座位行動の科学』杏林書院2016、『加齢に伴う筋機能の低下』理工図書2014など、研究活動として、WEBを用いた身体活動測定システムの開発、妥当性の検証、大規模調査など

読者の声

親として少年野球への関わり方が参考になりました。

なかなか上手にならないわが子への関わり方が参考になりました。
質の高いトレーニングを続けることの大切さと成長を焦らないことが分かり、親としてできることをサポートしようと思いました。

投げる、打つ、走るの基本が分かりました。

少年野球のコーチをしています。
練習方法の紹介というよりも、基本的な身体の使い方が詳しく示されていたので参考になりました。
ボールの握り方、捕ってからのステップと送球の仕方、バッティングの基本的な考え方、走り方の基本などが理解できました。
チームの練習でも取り入れてみたいと思います。

グローブの歴史やメンテナンスが分かりました。

グローブの制作過程はとても興味深かったです。すべて手作業で驚きましたが職人さんが少なくなっていることなど、わが国の製造業の問題を考えなおす機会になりました。子どもにもグローブを大切に使わせたいと思います。

グローブの歴史やメンテナンスが分かりました。

グローブの制作過程はとても興味深かったです。すべて手作業で驚きましたが職人さんが少なくなっていることなど、わが国の製造業の問題を考えなおす機会になりました。子どもにもグローブを大切に使わせたいと思います。