昨今男性も育児に積極的に参加することが当たり前になってきました。開発者も3人の子供の父親であるため、育児を行っています。
そんな中、ふと抱っこ紐の収納カバーを使おうとした時、どこにいったかわからなくなってしまいました。従来の製品は筒状のものしかなく、使用していない時の取り扱いが不便だったのです。
「せっかく買ったのに使いたい時に使えないのでは買った意味がない!」
そう感じた時から開発がスタートしたのでした。
誰もがまずは自分の気に入る商品がないかネットなどで探して購入を考えると思います。当然私自身も同じことをしました(その時は自分で作ろうなんて思ってもいませんでした)。
しかし探してみると、その多くは女性が使うことが前提のデザインになっており、男性も使えるようなユニセックス商品が非常に少なかったのです。
そして嫁に一言「自分で作ったるわ!」から開発が本格的にスタートしました(嫁はその時は「ふーん」としか思っていなかったそうです)
はじめは抱っこ紐の既存の収納カバーにポケットをつけてみようと思いました。
これがやってみるととても大変で、試行錯誤を繰り返しました。
しかし見た目がまったく気に入らず、どれもこれも即却下となりました。
次に抱っこ紐バンドの方に収納機能をつけてみようと思いつきました。
それから1年あまり、あ~でもない、こ~でもないと、失敗した試作品の山を築きつつ、ようやく当社の商品の原型にたどり着きました。
それまでは、夜中の11時頃ゴロゴロしていて、ハッ!とひらめき、次の日には厚紙で原型完成なんてこともありました。
最初は厚紙なんて持っていないので、急に嫁に「厚紙買ってきて!」と無理に頼み込んだこともありました。嫁には、いつも急な思いつきに付き合わせてしまいました(そんなわけでこの頃夫婦喧嘩が急増)。
形もそこそこできあがってきた頃、裁縫が得意な母にサンプルを作ってもらいました。
ところが、こだわりが強い私はそのサンプルをハサミでバッサリ!周りはびっくり!嫁は「はぁ!?」とまさしく目が点になったそうです。
カバー部分の位置を数ミリ変えてほしいだけだったのに、いきなり切ってしまうというめんどくさいやつでした。
気が付くと、開発スタートから2年半が経っていました。はじめは自分が使うために作り始めた商品でしたが、あまりにこだわりすぎた結果、その間に、自分の子供は抱っこ紐はほとんど使わないくらいに成長してしまいました。
しかしそのおかげで、かつての自分のように収納カバーだけなくしてしまうことを防げたり、男性がつけても全く問題のないデザインの商品を開発することができたのだと思います(ちなみに、今は家族めっちゃ仲良しに戻りました)。
ぜひ、一人でも多くの、特にパパに使ってもらって、子育てがすこしでも楽しくなったらこれほどうれしいことはありません。
誰もがまずは自分の気に入る商品がないかネットなどで探して購入を考えると思います。当然私自身も同じことをしました(その時は自分で作ろうなんて思ってもいませんでした)。
しかし探してみると、その多くは女性が使うことが前提のデザインになっており、男性も使えるようなユニセックス商品が非常に少なかったのです。
そして嫁に一言「自分で作ったるわ!」から開発が本格的にスタートしました(嫁はその時は「ふーん」としか思っていなかったそうです)
L'sはLichit(ドイツ語で"光")を指します。Lichitは、すべてのママと赤ちゃんが幸せになるように、その光となるようにという願いからスタートした事業です。
そのLichitの想いに賛同し商品開発から制作に至るまでの仲間が集まる場所(ドイツ語でortオーツ)から、子育て家族に送る商品であることの証明が、商品タグにこめられています。