目で確認しながらアポクリン腺を切り取る手術法

わきが手術法の1つである剪除法は、医師が直接目で確認しながらわきがの原因となるアポクリン腺を切り取る手術方法です。
皮弁法や反転法と呼ばれることもあります。
剪除法はまず、脇の下に3cmから5cm程度の切込みを入れます。

そして皮膚を裏返しにし、粒状になっているアポクリン腺を1つ1つ切り取って行く手術になります。
アポクリン腺を取り除いた後は、皮膚を定着させるために傷口をしばらくガーゼで固定する必要があります。
2~3日は安静にしておく必要があり、1週間程度脇を圧迫固定するのが一般的です。
剪除法はアポクリン腺を完全に取り除くことができるので、非常に高い効果を得ることができます。

そのため再発することがほとんどなく、その効果は永続的です。
ただし、腕が未熟な医師が手術を行った場合には、アポクリン腺を取り残してしまうことがあります。
また、大きく切開しなければいけないので、手術後の経過によっては傷跡が目立ってしまうこともあります。

わきがと遺伝

◆わきがの遺伝率は”意外と高い”

すでに結論のようなタイトルですが、”わきがの遺伝性”に関しては間違いなくあると言って過言ではないかと思います。

まず考えられる遺伝のケースとして、”親の片方がわきがの場合”と”両親共にわきがの場合”があります。
その際の子どものわきが発症率は下記のようになります。

親の片方の場合⇒50%
両親共にの場合⇒80%

「自分の親がわきが」だと実感がある方にはとても落胆を与える数値の高さですが、遺伝子の構造上この数値は避けらません。

◆わきがは”優性遺伝”

”優性遺伝”と文字だけ見ると「優れている性質の遺伝なのか…」と勘違いしてしまいがちですが、”親から子の代に直接表れる遺伝”を優性遺伝、”親から子の代に表れない遺伝”を劣性遺伝といいます。

説明していきますと、父親と母親がそれぞれ1つずつ遺伝子を子に与えることで子の遺伝子が形成されます。

「A」というわきがの遺伝子と「a」というわきがでない遺伝子があるとして、両親から1つずつ遺伝子を与えられた場合、組み合わせは「AA」「Aa」「aa」の3種類となります。


「AA」⇒わきが体質が表れる
「Aa」⇒わきが体質が50%の確率で表れる
「aa」⇒わきが体質はあらわれない

例えば父親が「Aa」の遺伝子を持っていたとして、子に「A」の遺伝子を受け継いだ場合、「A」の遺伝子は優性、「a」の遺伝子は劣性とされます。
この場合は「A」の遺伝子が優性遺伝するという考え方になります。

◆遺伝以外でわきがになる事ってあるの?

ここまでは遺伝に基づいたわきがの話をしてきましたが、”遺伝以外でわきがになる事はあるのか”という事について話していきましょう。

まず結論から言いますと”あります”

あるにはあるのですが、勘違いをしてほしくないのは”感染によってわきがになる事はない”ということです。

「わきがの人が着てた服を着たらわきがが移った」という誤った認識をされている方が意外といるのですが、わきがは感染しません。
一時的にそのにおいの成分が付着してしまう場合はありますが、わきがの症状自体が感染する事はありません。
これはわきがが”病気”ではなく”体質”によるものだからです。

では他にどういった理由からわきがになるのか。

・食生活

まずは食生活においてわきがを発症してしまうケースです。

1つのデータを挙げますと、欧米人は約80%がわきがで、日本人は約10%がわきがであると言われています。
つまり、食生活の欧米化によって、現代はわきがを発症しやすい環境になってしまっているんですね。

具体例を出しますと、肉類、辛い物、お酒、ファストフードなどがわきがの原因になりやすいと考えられます。

肉類に含まれる動物性脂肪は皮脂を多く分泌させ、皮脂と空気が触れることで酸化し、それがにおいの原因と言われており、ファストフードも同様の理由によって後天的なわきがの原因になり得ると言われています。

辛い食べ物を食べると汗をたくさんかきます。
”汗の量=におい”という関係性があり、汗の量が多くなるとにおいも強くなってしまいます。

お酒のアルコールはアポクリン腺を刺激する為、においの原因になる汗を促してしまう働きがあります。

成分的な事も然ることながら、食べ過ぎや偏食、寝る前の飲食、よく噛まずに食べるといった事も後天的なわきがを招く原因とされています。


・生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れることでストレスがたまりやすくなってしまったり、体の機能の低下を招きます。

人間は体が疲労したりストレスを感じることで、血中ににおいの原因となる成分が発生します。
本来は肝臓によってそれらの成分は解毒されるのですが、生活習慣の乱れにより内臓の機能も低下し、解毒されなかった成分が汗として放出されます。

におい成分がそのまま外に出てしまいますので、体臭へと繋がり、後天的なわきがとなってしまうわけですね。


上記に挙げた後天的なわきがに関しては、症状としては軽度なものが多く、生活習慣や食生活を改善する事で症状は無くなります。

ワキガ予防に効果的なボディソープの選び方

ワキガは、自分で気づきにくいのでその分しっかりと予防することが大切です。

その時、まず汚れを落とすということをしましょう。

そのためには、オーデコロンなどを使うよりもワキガに効果的なボディーソープを使うことが大切です。

ここでは、そのボディソープの選び方についてご紹介します。

 

殺菌効果がある

匂いを発するのは、体の汗などの汚れにより雑菌がついているからです。

そのため、その雑菌をとることが大切です。

雑菌を取ることができる、イソプロピルメチルフェノール配合などのボディソープを選択しましょう。

 

消臭効果がある

匂いの素を消すことができる成分が含まれているボディソープがいいですね。

いろいろな成分がありますが、消臭できる成分が含まれているのか成分表をみて確認をしましょう。

良い匂いだけでできたボディソープもあります。

それだと、使ってすぐから匂いを発することもあります。

 

肌に優しい

それを使うことにより、肌がピリピリするなどあると使うことができません。

毎日使うモノなので、そこは肌に優しいということがとても重要です。

無添加であるなど、肌にとって、不必要な成分が含まれていないか確認をします。

 

保湿できる

肌が乾燥すると、肌のバリア機能がおとり荒れてしまうことがあります。

肌荒れは、匂いを発する元になることも。

そのため洗う時と、洗った後もさっぱりとすることと同時にしっとりと保湿を感じれるボディソープにします。

 

香りが強くないもの

石鹸と言うと、いろいろな香りのモノがありますね。

その香りが好きと思って、ボディソープを選択することも多いのではないでしょうか。

ところがいくらその時に、香りが良いと思っても肌の匂いと一緒になった時に、不快な匂いに変わることもあるのです。

そのため、あまり匂いが強くないボディソープの方がベストです。

 

ボディソープは、たくさんあるのでその成分を見たり、香りを口コミで調べるなどしっかりとリサーチしてから買うことをおすすめします。

すると、後悔することなく使うことができます。

 

ワキガ予防に効果がある天然の入浴剤を紹介

クエン酸は発汗作用があるので、ぬるめのお湯でじんわりと汗をかくことにより、体内の毒素を排出する効果があります。

日頃あまり汗をかかないようですと、汗腺が詰まり毒素の排出ができていないため、サラサラのきれいな汗ではありません。

ベタベタとした汗は体内毒素、アンモニアを含み酸素に触れることにより臭いの原因にもなります。

そして皮脂汚れも同様臭いの一因でもあるので、クエン酸は皮脂の洗浄効果もバツグン! ワキガ予防、毒素排出のためにも汗をかくことは大事なのです。

リラックスしながら簡単に、ワキガ予防、毒素排出、洗浄ができる!と良い効果がたくさんの入浴時間を無駄にするのはもったいない! ただクエン酸だけでは少々もの足りないので、せっかくなので香りを足しすと更に良い効果が。

ここに天然の精油(アロマオイル)を垂らします。

精油の中でも気になるワキガ予防を考えるのであれば、グレープフルーツ、レモン、レモングラス、シトロネラ、ユーカリを5~6滴垂らします。

これは単品でも良いですし、二種類ほど選び香りのブレンドを楽しむこともできます。

精油はたくさん入れれば良いのではなく、垂らしすぎてしまうと香りがキツくなるので、ほどほどに。

10滴以内が適量です。

入浴剤はたくさんの商品の中から自分の健康状態や好みにに合ったものを選べます。

ですが、‘’天然の‘’となると既製品を選ぶよりもずっと安心安全で、なおかつオリジナルを作ることができます。

精油は物によっては高価な物もあるので、三種類ほど比較的お手頃な柑橘系を用意しておくと、ブレンドを変えることもでき、贅沢に三種類を使っても問題はありません。

ワキガ予防だけを考えるとマイナスイメージがありますが、健康のために発汗作用や美容のために肌を清潔に保つことを意識すれば、きっとワキガは気にならなくなるはずです。

日頃からスポーツでキレイな汗を流す、それが難しければ毎日の天然入浴剤を入れたお風呂でで汗を出しましょう。

 

剪除法の費用

わきが手術方法の剪除法は、自由診療になる場合と保険が適用される場合があります。
自由診療の場合には、30万円から50万円程度の費用がかかるといわれています。
保険適用になる場合には、手術費用や検査代などを含めて5万円以内に収まるケースが多いようです。

では剪除法はどういった時に保険適用になるのでしょうか。
まず、保険適用されるには、わきが手術を保険適用で行っているクリニックで手術を受ける必要があります。
美容クリニックなどではわきが治療を全て自由診療で行っているところもあり、そういったクリニックでは保険が適用されません。

それから医師が、手術が必要だと認めることも保険適用の条件になります。
匂いの問題はとてもデリケートなので、自分でわきがだと思って悩んでいても実際にはわきがではなかったというケースもあるのです。
そういった場合には、当然ですが保険は適用されません。
また、わきがの診断は医師の嗅覚によるものなので、医師のよって判断が異なる場合もあります。

「オーガニックでわきがを治す方法」はコレ!臭いを少しでも和らげよう!

自分の体臭に悩んでいる方は多いかも知れません。

特にワキガがある人は、自分自身も周りの人にも不快な気分にさせますので、内心気が気でないでしょう。

そんなワキガを根本的に治すには、ズバリ「手術」が必要です。

なぜならワキガ(“腋臭症”が正式名称)というのは、「アポクリン腺」というタンパク質・脂質をたくさん含んだ汗を出す汗腺の数が、“生まれつき多い人”がなるものだからです。

アポクリン腺が多いほどそこから出される汗は雑菌のエサとなり、エサを食べた雑菌は当然“フン”を皮膚上にバラまきます。

それを防ぐには「アポクリン腺の除去手術」が有効ですが、「手術はちょっと・・・」という人には、臭いを少しでも和らげる効果があるものとして、「オーガニック食材」を食べるという方法もあります。

「オーガニック」というのは農薬や化学肥料などをできるだけ使わずに作られた野菜・果物、もしくは添加物を使わずに天然成分だけで作られたものなどを指す言葉です。

人工的に作られた化学物質には独特の臭いがありますので、それがワキガ臭と混ざると、かえって悪化させてしまうこともあります。

何より人体に有害である場合もありますので、ワキガと向き合い、少しでもその臭いを長期的に抑えていこうとするなら、やはり「オーガニックで治す(緩和する)」ということがポイントになります。

たとえば、オーガニックで作られた「レモン」を使い、レモン水にして飲む!という方法があります。

これはレモンに含まれるビタミンCによる殺菌効果や、柑橘系の香り成分を体内に取り込むことで、消臭効果を期待するというものです。

レモンを適量取り、それを入浴時の湯船に入れて体外からレモンエキスをしみ込ませることでもOKです。

農薬を使ってないレモンなら洗わなくても安全ですし、人工的な変な臭いも心配要りません。

また、オーガニックで無添加のデオドラントクリームをワキに塗ることで、安全にしかも化学物質の臭いが鼻にツンとくることなく、ワキガ臭を緩和してくれるということもできます。

お金をそんなにかけなくても、このように一工夫すれば臭いを軽減させることができますので、あきらめずに実行してみましょう。

もちろん基本は普段から体(特にワキ)を清潔にすることというのは、言うまでもありません。