無音の58分間がまさに奏でる
「聾者(ろう者)の音楽」の表現アート
14時開場 14時30分開演 15時30分終了予定
【会場】山梨県立文学館講堂
(県立美術館の敷地内にあります)
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目5−5−35
駐車場は第三駐車場にお願いします。
【料金】前売り1000円 当日1500円
【問い合わせ先】 070-4100-0622(望月)
risten0423yamanashi@gmail.com
二人の聾アーティストのコラボ
新鋭監督・牧原依里×舞踏家・雫境(DAKEI)
映画監督である牧原依里は、これまで視覚や振動に工夫が施された“聴覚障害者向け”の音楽に心を動かされることはなかった。
むしろ、無音で鑑賞するミュージカル映画のダンス、オーケストラの指揮者や演奏者の表情、身体の動きなどから視覚的に「音楽」を感じ、魅せられてきた。そんな折、手話そのものに「音楽」を見出す手話詩と出会い、大きな衝撃を受ける。
一方、舞踏家の雫境(DAKEI)は、幼少期から補聴器をつけず、振動と視覚のみで育ってきた。「音楽なんてできっこない」と思い込んでいたが、舞踏との出会いでそれは覆される。踊りを続けるうち、いつしか「手話は言語の領域を超え、それ自体が音楽を奏でられるのではないか」という想いが芽生えていった。
そんな二人の共振から「聾者の音楽」をテーゼにした映画の探求が始まった。聾のアイデンティティーから、いま「音楽」と「生命」の新たな扉をひらく。
(公式HPより抜粋)
山梨県立美術館 第三駐車場をご利用くださいますようお願い申し上げます。
当日は看板を持ったスタッフがお迎えさせていただきます。
参加者多数の為、駐車場などの混雑が考えられます。時間に余裕をもってお越しください。
また、ご来場の際は、出来るだけお車に乗り合わせの上お越しいただけますよう、ご協力お願い申し上げます。
甲府駅北口にて行われる耳の日のイベントに参加、宣伝をさせていただきます。屋台が出たり、甲州ろうあ太鼓の演奏や、身延山高校の手話部のパフォーマンス、みんなの手話の講師の方も来てくださるようです~♪
3/5 11時から、甲府駅北口よっちゃばれ広場にて、耳の日イベントが開催。
私たちリッスン上映会も参加させて頂きます。(チケットもあります)
太鼓や園児によるパフォーマンス
身延山高校手話部によるパフォーマンス
NHKみんなの手話出演中の吉岡さんによる
パフォーマンスなど盛りだくさん!
屋体もでまーす☺
天気も良いですし、皆さんお誘いあわせの上
遊びに来て下さい~🎶
11時~15時までです🎵
衝動が動きとなり、動きは共鳴し、感情が生まれ、人はそれを共に楽しむことができる。すてきだ。無音だから、わかることがある。人間は波動で共鳴しあうってこと。なんて不思議。体験してみてください。きっと新しい発見があるから。
オペラのどんな曲よりもlegatoで滑らか、ロックのようなパワーを感じ、オーケストラのような色々な音が聞こえてくる!
こんな事あるのか?目から入って来る音楽の情熱に涙が溢れた。
無音の詩手話の素晴らしい芸術に、右脳左脳が、そして五感も動き感じる、初体験な作品だ!
映画としては下手だ。だが、出演者の身体がすごい。音を体で、手で表現しているのではなく、動くことで音楽を発している。人の魂を、人の”体音”を伝えている。
映画には目に見える映像情報だけではなく、目に見えぬ人の心までを感じさせる力が有る。ならば耳には聴こえぬ音楽が心に感じられても不思議は無い。
かつて僕は聾者夫妻を主人公に映画を作った時、その映画に音楽をいれるかどうか躊躇った。しかし彼らは、「僕たち、仮にそこに音楽が無くても、美しい風景や素敵な人の仕草が有れば、自然に音楽が聴こえてくるんですよ。だからどうか、全編に音楽が聴こえるような映画を作って下さい」、と言う。で僕は聴者である観客の為の音楽は入れたが、どこか不自由で、この映画にはもっと純粋な極みがある筈だ、と考えていた。
そして『LISTEN リッスン』で、それに出合った。これは正に純潔の映画、極めて個性的な音楽映画である。映像の総てから心が溢れ出し、それが音楽の悦びとなって全身に伝わってくる。楽しい、面白い、幸せだ!いま、この美しい映画を、僕は抱き締めている。