出来上がった作品にうっとりする感動と喜びは今でも忘れられない。大人になって折ることは、童心にタイムスリップし、いつの間にか集中し夢中になることで、雑念も消え、合間に心が整えられるようになった。

このバラ折りの素晴らしさを社会に役立てられないかと考え、高齢者の就労支援に役立つように社会貢献に繋がる活動を行っている。

2016年5月に40年間勤務したプラント建設会社を定年退職しました。自分の得意で大好きなことで社会貢献的な活動を行おうと決心しました。それが一枚の紙で一輪のバラの花を折る技術を伝授する講師業でした。

2016年12月にインスタグラムでバラの作品を公開して以来、沢山の国内外のバラ折りの「チュートリアル」が欲しい、との問い合わせがありました。

一枚の紙で立体的な美しいバラを折る、東京都内で開催されるお教室に来られない方にも、折れるように願いを込めて動画を作りました。

この動画で国内外の折り紙ファンが、糊もハサミも使わず、1枚の紙から1輪のバラを折ることで、このミラクルな体験から自分の能力の可能性に気づけるはずです。

また自分で折れるようになると、アクセサリーや室内装飾も作れるようになり、日常生活が楽しくなることは確かです。沢山の折り紙ファンが「ミラクルローズ」でハッピーになることを願っています。